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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

 最近、安倍自民系の自称保守の論者から、SEALDsに対する批判、非難の記述が増えているという。

 その内容を見てみると-そもそも安倍自民は保守とは言えないが-、ほとんどの場合に共通していることは、安倍政権の施策・目的が正しいことを前提としてSEALDs批判・非難がなされていることに失望する。

 その前提が何の検証もなく、安倍施策は正しいとの前提で始まっているのは「原発神話」と同じく、机上の空論で終わるしかないのだろう。

 下の記事は、木走正水なるブロガー師の意見だが、彼にしては珍しく、突っ込みどころ満載の内容となっている。

 まず、違和感を感じるのは、タイトルにもみられる異様な言葉遣い。

 記事中では、SEALDsを持ち上げたり、クサしたり。

 その言葉は、褒めているようでトゲがあるところを見ると。
 結局は、産経新聞系と同様の批判記事というところだろう。

1.みなさんへ・・・惑わされるな?

 「みなさん」と並列目線から始まり、「惑わされるな」と視線が急上昇。

 態度が急変するあたりは、ある種の人格的な異様さが吐出したようにも映る。

 もしかして、このブロガー師はお偉いさん?
 その人を見下す気高い視線は、前回の石平氏と似ている。

 人は、動揺や緊張などの情緒不安定から、言葉遣いに乱れが出るという話はよく聞くのだが。

 この筆者は、常軌を逸したのだろうかという予感を読み手に与えていることは確かだろう。

 下の記事では、統計資料の数値から、自己の見解の正当性の根拠を示そうとはしているが、手法としては古い。

 そういう統計的数値の羅列は、目的に応じていくらでも操作できるためほとんど無意味なことは、統計学をかじった経験者には周知の事実である。

 そんなチマチマした枝葉の資料はさておき、最も重要なのは、安倍自民の政策を是とするか否かの1点にかかっている。

 また、中国、韓国、北朝鮮そして米国との絡みは、単なる方法論の議論に過ぎない。

 国民が、戦争法案の行く末として懸念しているのは、無機質な政策そのものより、政策を指揮、監督、実践しようとする人物とその組織にある。

 この法案では、政府に広範かつ強力な裁量権を与えている。
 
 だからこそ、総理となる人物とその組織が、果たして信頼できる人格、常識を備えているかどうかこそが最大の関心事なのである。

 平然とウソを言う安倍晋三と、邪魔なメディアは消せと公言する自民党は、そこがアウトなのである。

2.ふつうの言葉で安全保障は語れない?

 「ふつうの言葉」とはどういう言葉なのだろうか。
 安保法制を語れないほどの穴だらけの言葉なのだろうか。

 そんな言語がどこにあるのか理解に苦しむ。

 遠い記憶の話だが、
 「どんな小難しい論理文でも平易な言葉で説明ができないはずがない。」
 「正確を期すべき法律の条文は確かに南海なものもあるが、人の生活から切り離したところに法治国家があるはずもなく、必ず平易な言葉で説明できる。」
 と、ボスにひどく叱られたことがある。

 「ふつうの言葉」が「素人でもわかる平易な言葉」を意味するならば、木走氏の意見は妥当ではないということになる。

3.結び

 下の記事の筆者が、もし安倍政権や産経新聞と同じ系列でなく、純粋にSEALDsに期待するがゆえに、彼らの勇み足を本気で心配しているというのなら、聴く耳があっていいだろう。

 それにつけても「大人たちの甘ごと」とは何を指すのだろうか。
 「ふつうの言葉でいい」というのが、それだというのなら余りに中身がなさすぎる。

 いずれにしても、直接出かけて行って彼らと議論してみてはどうだろうか。

 外野から、賛同を匂わす甘言を弄し、忠告めいた批判をするばかりでは、それこそ大人げない。


『SEALDs学生のみなさんへ。~一部大人たちの甘ごとに惑わされるな
    木走正水(きばしりまさみず)     2015年08月24日 10:58

 SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)の活動が活発です。

 初めに当ブログの立ち位置を明確にしておく必要があると思います。

 私は学生の諸君がこの国の政治に関して関心を持ち、合法的な行動を起こすことに、一点の曇りもなく賛成いたします。
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 具体的実現策は弱いですがそこは学生の主張ですから当然でしょう、今後、具体的な行程計画など肉付けを期待しますが個別の政策で理性的に議論することは可能でしょう。

 私の主張と隔たりがあるところは一点だけ、現政権への評価と対中国政策であります。
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 繰り返しになりますが、SEALDsの諸君には是非感情に流されず理性的に自己主張をしていただきたいとお願いするものであります。
 ・・・
 さて、産経新聞がたいへん残念なニュースを報じています

    首相に「バカか、お前は」 連合主催集会でシールズメンバー 安保法案反対の具体論語らず 「首相はクーデター」「病院に行って辞めた方がいい」
・・・・・・・・・・・・・・・
 内田氏は諸君の活動を、「ふつうの言葉」で平和主義と立憲デモクラシーが語られていると絶賛しています。

    僕が一番うれしく思うのは、そのことです。みなさんが語る言葉は政治の言葉ではなく、日常のことば、ふつうの生活実感に裏づけられた、リアルな言葉です。
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 自分たちの言葉で自己主張する、それ自体はよいことでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・しかし、・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふつうの言葉」だけでこの冷徹な21世紀のこの国の安全保障を議論することなど不可能なのです。

 SEALDsの諸君には是非感情に流されず理性的に自己主張をしていただきたいとお願いするものであります。』(blogos)
http://blogos.com/article/129777/
SEALDsの若者たちが、安倍晋三をバカ呼ばわりしたことで、安倍派の論客から逆襲を受けたという。

たしかに、相手が誰であろうと「バカ呼ばわり」は日本人としては褒められない。

が、ウソばかりを吐く政治屋安倍晋三をバカ呼ばわりしたくなる気持ちも分からなくはない。

若者たちは、それだけ怒り心頭に達しているというこだろう。

しかし、石平氏が吐いた言葉も問題ありである。

「一人前のまともな人間にすらなり損なったこのような若者に戦争とか平和とか語る資格あるのか」

「一人前のまともな人間にすらなり損なった」という表現は、いわば人としての尊厳を否定するもので、「バカ呼ばわり」よりさらに酷い暴言である。

石平氏の批判に対しては、

「あなたは他人様(ヒトサマ)の人格を否定できるほど神に近い、偉い存在だと自負しているのか」

と反批判されるに違いない。

また、

「『戦争とか平和とか語る資格がない』と言いたいのだろうが、そもそも、そんな資格が存在するのか。存在するとしてもその資格は与えるのはあなたなのか。」

との反批判も当然あるだろう。

石平氏は、何と答えるのだろうか。
とても興味深い。

石平氏は、産経新聞とも因縁浅からぬものがあるとも聞く。

下の記事には、「石平氏が苦言を呈した。」とあるが、「苦言」というよりは「暴言」だろう。

安倍晋三が学ぶべきは、「君子信而後労其民」である。


『評論家・石平氏がSEALDs代表の暴言を問題視「平和を語る資格があるのか」
2015年8月24日 14時57分 トピックニュース

24日、日中問題・中国問題を中心に評論活動を展開する評論家・石平氏が自身のTwitterで、安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の暴言に苦言を呈した。
・・・・・・・・・・・
石平氏は・・・・・「一人前のまともな人間にすらなり損なったこのような若者に戦争とか平和とか語る資格あるのか」と語り、シールズの活動自体に疑問を示した。』(livedoor news)
http://news.livedoor.com/article/detail/10505199/
「中核」「連合」「組合」「反安保」などの言葉を多用する産経新聞のバレバレの狙い。

安倍自民に反発するSEALSDsが、昭和40年代の極左グループによる反政府運動とのイメージを植え付ける意図があるようにも見える。

下の産経記事では、「反対の具体論を語らず」と彼らを批判する内容になっている。

しかし、産経新聞が、安倍自民の広報誌であることは周知の事実。

その産経の取材(?)に対して、いまさら具体的反論をまともに語ってみたところで、蛙の面に小便。
何の意味もないことを、SEALDsメンバーは百も承知なのだろう。

代わりに、産経記者の理解レベルに合わせた表現を選んだのだろうと推察される。

だとすれば、若者ながら洞察力は鋭いものがあるとの指摘は、案外当たっているかも知れない。
温室育ちと言われる産経記者よりは鋭いだろう。

ちなみに、産経の知的レベルでは、武藤貴也議員の問題を単なる金銭トラブルで片付けているが、人並みの知的レベルでは、そうはいかない重大問題のようも見える。

仮に、産経の記事が事実だとすればの話だが。
「安倍=バカ」が間違いとも言えない部分もある。

ただ、-心の内に思うのは別にして-他人を「バカ」呼ばわりするのはあまり褒められたことではない。
それでは、ホリエモンと同じ脳年齢レベルになってしまう。

ついでながら言えば、安倍晋三はバカというよりは、平然とウソを言うあたりからすれば、彼の脳機能、特に人格形成過程に問題を抱えていると言った方がいいかも知れない。

社会秩序的には、一般によくいわれる「要注意人物」にあたるだろう。


『首相に「バカか、お前は」 連合主催集会でシールズメンバー 安保法案反対の具体論語らず 「首相はクーデター」「病院に行って辞めた方がいい」
2015年8月23日 16時43分 産経新聞

 安全保障関連法案反対のデモ活動を行う学生団体「SEALDs(シールズ)」の中核メンバーである奥田愛基氏が23日、連合が主催した国会前の反安保関連法案集会に参加し、安倍晋三首相について「バカか、お前は」などと訴え、退陣を迫った。

 奥田氏は安保関連法案のどの部分が反対かは一切語らなかった一方、週刊誌や民主党議員らの発言を元にしたとみられる情報で「首相は早く病院に行って辞めた方がいい」「どうでもいいなら総理をやめろ」などと批判した。

 「こんな暑い日の中、真っ昼間からこんなことはしたくない」と切り出した奥田氏は、「残念ながら、このようなあり得ない政権がいるから、こうやってあり得ないことをやらなきゃいけないわけですよ。『ふざけんな!』って話ですよ」と訴えた。

 連合が招いた奥田氏は、シールズを批判し、その後週刊誌の金銭トラブル疑惑報道で自民党を離党した武藤貴也衆院議員についても言及。

 「戦争に行きたくないのは利己的だという議員がいましたけど、そんなこと言っていない」と反論し、「お前らが言っていることが極端で利己的な意見だ。ふざけんなよと思っていたら、案の定、ちょっと利己的な発想があったのか、自民党を去られた」と述べた。
・・・・・・・・・・・・・
 奥田氏が指摘したのは、21日の参院平和安全法制特別委員会で民主党の蓮舫代表代行が質問している最中の首相のやじとみられる。
・・・・・・・・・・・・』(livedoor news)
http://news.livedoor.com/article/detail/10501979/
安倍自民の戦争法案は、アメリカ政府の要請を受けて、米国軍の補強のために自衛隊を駆り出そうという狙いがあったという事実が、山本太郎議員によって暴露されたという。

 アーミテージ・ナイ・レポートがそれ。

 アーミテージとは、米国海軍あがりの知日派の米政治家(リチャード・アーミテージ) で、米国政府から安倍氏自民への使者として働きかける人物とされる。

 2012年8月に第三次アーミテージレポートを公表し、「日本が一流国になるか、二流国になるか重大な局面だ」と主張。

 このアーミテージレポートは、安倍自民の戦争法案の元ネタとなっているという。

 安倍自民の戦争法案は、アーミテージレポートのコピペだと言われる。

 安倍晋三は、これまで「戦後レジュームからの脱却」を主張して、右派を味方に取り込んできたが、実は、まったく逆方向への行動に出ていることがわかる。

 右派や保守派のうち頭の回る賢い人々は、いち早く安倍の矛盾に気づき、安倍自民の戦争法案に反旗を翻している。

 が、拝金主義のエセ保守派や、頭の回転の鈍い右・保守人は、寄らば大樹の陰で、安倍自民の安全神話の呪縛から逃れられないでいるという。

 アーミテージ・ナイ・レポートの狙いは、如何に日本の政権与党を、米国政府の使い走りに使えるかという点にある。

 妥当な安保法案ならともかくも、安倍自民の戦争法案は、米国に隷属するための法案という意味でもアウトである。

 純粋に右派左派を問わず、独立国家としての日本国を望むならば、戦争法案云々の前に、日本を米国の従者にさせようとする安倍晋三自民党は潰すしかないだろう。
 

『山本太郎が安倍首相の「ネタ元」リポートを暴露! 安保法制はすべて米国のリクエストだったという証拠が
2015.08.21

 参議院で安保法案についての審議が再開したが、19日の特別委員会でいきなり山本太郎議員の“爆弾”が炸裂した。

 「永田町ではみんな知っているけど、わざわざ言わないことを質問していきたいと思います」と切り出し、一連の法案が実はというか案の定、すべてアメリカからのリクエストだったことを暴露してしまったのだ。

以下は、2013年2月、安倍晋三が米国CSISで行った演説。

「(前略)アーミテージさん、ありがとうございます。グリーンさん、ありがとうございました。そして皆さんがたが本日は、おいでくださいましてありがとうございます。

 昨年、リチャード・アーミテージ、ジョセフ・ナイ、マイケル・グリーンやほかのいろんな人たちが、日本についての報告を出しました。そこで彼らが問うたのは、日本はもしかして、二級国家になってしまうのだろうかということでした。

 アーミテージさん、わたしからお答えします。日本は今も、これからも、二級国家にはなりません。それが、ここでわたしがいちばん言いたかったことであります。繰り返して申します。わたしは、カムバックをいたしました。日本も、そうでなくてはなりません」」

 ジャパン・イズ・バック。そうなのだ、アーミテージ・ナイリポートの実現は、すでにこの時点でアメリカ人を前に安倍晋三が約束してしまっていたのだ。時系列を整理してみよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 すべての始まりは、アーミテージ・ナイリポートだったのだ。

 「国民の命と財産を守るため」とか「日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している」とか、安倍首相は二言目にはそう語るが、なんのことはない。

 アメリカのジャパンハンドラーのみなさまに気に入ってもらいたいだけなのだ。

 こんな後ろ暗い法案はとっとと廃案にして、今こそもっとまじめに真剣に、日本の安全保障について考えるべきときではないか。
(野尻民夫)』(リテラ)
http://lite-ra.com/2015/08/post-1410.html
芸人松本人志は文化人気取りで話すが、論理とは程遠い一杯飲み屋での下世話と同じレベルで、情報源がマンガ本中心と言われる麻生太郎の知る知識程度のものだろう。

産経コラム欄や安倍自民系の主張によく見られる非論理性は、これまで幾度となく指摘したが、何年たっても進歩がない。

彼らが次元の違いを区別することなく、ハチャメチャな論理を平然と主張するのには、ほとほと閉口するしかない。

松本人志の違憲もまた然りで、彼はきちんとした論理学を学んだことがないのだろう。

彼本人は気づいていないようだが、ミソもクソもごちゃ混ぜにしてシタリ顔でお門違いの主張を展開するのは滑稽である。

同じ芸人でもビートたけしの思考とは雲泥の差に見える。

これとは対照的に、尾木ママは、論理というものを心得ておられるようで、下の記事では松本のごちゃ混ぜ理論の欠陥を指摘しているという。

また、この記事を書いた筆者も論理を心得ているようである。

尾木ママ指摘のように、憲法違反の戦争法案に対し、「対案を出せ」と反論すること自体、勘違いも甚だしい。

「対案を出せ」という松本人志の言い分をたとえて言うと。

捕まった泥棒が、裁判所で

「盗みがダメと言うなら、対案を出せ。」

と開き直るのと同じである。

裁判所がこれに答える義務があるのかは、考えなくてもわかるだろう。

松本は、このおかしさに気づかない程度の思考力の持ち主ということになる。
彼が、渋い面を作りながら話せば話すほど、常識と思考力の欠如が見えてくる。

ついでながら、松本ファンには気の毒だが、彼の単独ギャグもあまり面白いとは思えない。

松本は、コンビの浜田との掛け合いで初めて、その面白さが出ることに気づいていないのかも知れない。


『松本人志の「安保法制反対は平和ボケ」「対案出せ」に尾木ママが反論! “対案厨”が陥っている勘違いとは?
2015.08.20

 8月9日放映の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で松本人志が安保法案反対デモに対し「安保法制反対は平和ボケ」「反対するなら“対案”を出せ」と発言したことは大きな反響を呼んだが、こうした意見に、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹が鋭く反応した。
・・・・・・・・・・・・・・・
 つまり、尾木ママは今回の安保法案は憲法違反であるところに最大の問題があり、「平和ボケ」「対案を出せ」と言うのは論理のすり替え、筋違いだというのだ。

 尾木ママの主張はまったく正しい。
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 ところが、松本人志のような大物カリスマ芸人がそれを口にすると、あたかもそれが「頭のいい大人の発言」のように流通していく。そういう意味では、議論のスリカエを指摘した尾木ママの批判には拍手を送りたいし、松本のような人間にニュースを扱わせるのがいかに危険か、ということを改めて指摘しておきたい。
(伊勢崎馨)』(リテラ)
http://lite-ra.com/2015/08/post-1408.html