「宮台真司 法科大学院、初の廃止 2010.05.28放送」
というのがネット上にあった。
宮台真司という人については、wikiによれば「東大出の首都大学東京の教授で、社会学者。小室直樹の弟子」らしい。
ということは、左右でいえば右寄りの人だろう。
右だろうが、左だろうが、筋さえ通っていればいい。
この人の法科大学院についての意見を要約すると下のよう。
ただし、独断と偏見の要約なので違っている部分があるかもしれない。
結論から言えば、大筋では納得できる。
ただ、前にも書いたが、法科大学院制度は、宮台教授の言う「数合わせの米国模倣」という意見は、確かだろう。
しかし、それはただの手法にすぎない。
本当の目的は、少子化による「大学の経営困難の打開策」として法科大学院制度を導入したという意見は見逃せない。
このことには宮台教授は触れていない。
この点が少し浅いような感じがする。
この人の批判の矛先は、日本の風土を無視した官僚主導のシステム造りにあるように見える。
だとするなら、十分拝聴に値する意見といえるだろうね。
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(2010年5月現在での話だが) 「姫路独協大学が廃止を決めるが、ここに限ったことではなく、全国の大学で同じ傾向がみられる。」
「それは法務官僚の作るガバナンスがでたらめのため。単なる、数合わせのための制度改革でアメリカのまねをしているだけ。」
「つまり、官僚の好きな、すべてをルール化することで、古来からある日本独自の暗黙の信頼関係や学問をする自由な環境がなくなってしまった。」
「日本は、訴訟が日常のアメリカと違い、訴訟社会ではない。弁護士の数を増やせばいいという話しお門違い。」
「刑事訴訟の裁判員制度についても、陪審員制度や司法取引などが当たり前のアメリカとは全く異なる。」
「弁護士が過剰で年収2~300万の若手弁護士はごまんといる。弁護士の質も落ちるし、倫理観も落ちる。優秀な人材は集まらない。」
「法科大学院の定員は、国立が2倍に増えたため質が低下し、その影響で私大も人数が減って質も低下している。つまりは、大学院の質自体がが低下している。」
「講義にあっても最近は出席率は高い。が、質問は出ない。「問題提起をしても回答がない。」「質の低い、妙な意識の学生が増えている。」
「大学の状態がこういう風だから、社会全体の人と人との信頼関係が崩壊しているのだろう。」
「官僚の作った司法制度改革は、司法界の崩壊を招いた。回復の見込みは薄い。」
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