大昔、原子力が夢のエネルギーとされた時代があった。
これに対し、放射線被ばくの危険性を訴え、反対する専門家もいた。
そこで反対派を駆逐するために生まれたのが、放射線ホルミシス学説の利用だという。
これを信じ込んでラジウムを買い込んだ人々も結構いるらしい。
今から思えば、新手のカルト教団のようなものだろう。
しかし、少なくとも国の扱いは、あくまで「放射性物質」は、「有害物質」となっている。(放射線障害防止法)
文科省にしても「低線量被ばくは健康に良い」とする「ホルミシス効果」があるとは、口が裂けても言えないのが現状だろう。
wikiによれば、
「ホルミシス効果の研究は、1979年のスリーマイル島原発事故調委員長Fabricant博士が本格的な研究を始めた。」とある。
どうやら、ホルミシス研究の発端は、中華の国のガン報告がきっかけになったらしい。
どちらも怪しい。
この時すでに、原発派と反対派の対立があり、このホルミシス効果は原発派のアイテムとして使われることとなったという指摘も信憑性が高い。
修行をすれば空中浮遊も可能と吹聴する教祖もいた。
人の命を軽んじたために今は死刑囚となっているらしいが。。。
カルト的なホルミシス学説をカルト的に信じるのは個人の自由。
が、他人まで巻き込むとなると、かの教祖と同類になるだろう。
ホルミシス効果を主張する著名人に、不法投棄ラジウムを分配してあげると、6億円の血税は、被災地へ回せる。もらった著名人もよろこぶ。
一挙両得で皆が喜ぶ結果となるのでは。。。
『ラジウム投棄 除染に国費 制度創設へ 「持ち主不明」条件
2012年11月5日 東京新聞 朝刊
昨年十月に東京都世田谷区八幡山のスーパー敷地などで、持ち主不明の放射性物質が相次いで見つかった問題で、原子力規制委員会は来年度から、除染費用などを国費で負担する方針を固めた。
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◆「放射能除染の原理とマニュアル」の著者で京都精華大の山田国広教授の話 誰がどういう経緯で埋めたのか分からないからスーパーの件で政府が肩代わりするなら、弦巻の民家にも同様の措置があってしかるべきだ。周辺住民に不安を与えた上、放置するのがまずいなら、除染費用を国が負担する政治的配慮はありうる。
<ラジウム> 天然に存在する代表的な放射性元素。大部分を占めるラジウム226は、1898年にキュリー夫妻が見つけた。半減期は1600年。腫瘍の治療など医療用の放射線源や発光塗料に広く使われた。有害性が明らかになり、放射線障害防止法で1958年から所有や利用に、国への届け出と許可が必要になった。』(tokyo-np.co.jp)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012110502000107.html