「森林はCO2を吸収するので温暖化対策には不可欠」という説。納得できそうで疑問が残る。 | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

武田教授のブログに、「森はCO2を吸収しない」という見解が載っていた。


「温暖化対策には、CO2を吸収する森林が有効」というのが、世間で常識となっている。

この見解には、以前から、疑問持っていた。


結論から言えば、質量保存の法則から、地球上のCO2の量は変わらないということ。


これをミクロ的に、一本の木について観察すると。


木も動物と同じく、生き物だから、呼吸をする。


呼吸は、酸素(O2)を吸って、二酸化炭素(CO2)を吐き出すことで、生命を維持する。

ざっくり言うと、吸ったO2で、炭水化物を酸化させて、できたCO2を排出する。

この点では、植物も動物も共通している。


ただ違うのは、植物は、日光+CO2+水で炭水化物を作ること。

これが「光合成」と呼ばれる作用であることは、周知の事実。

このときCO2を取り込む。


なので、「木は、CO2を吸収する」というのは間違いではない。

が、同時に、できた炭水化物を体内で燃やして(酸化)、できたCO2を排出する呼吸も行う。


とすれば、CO2を吸収してO2を排出する量は微々たるものという気がしないでもない。


ただ、木が成長するためには、細胞を作るために炭素(C)を使う必要がある。

なので、その分、成長過程ではCO2の吸収量が、排出量より大きいということになる。


とすれば、既存の森林を残すより、これを伐採して、植林する方がCO2を減らす効果が大きい。

そういうことになる。


が、現実は、そう単純ではない。

既存の森林には、固有の生態系がある。

細菌や微生物から大型の動物にいたるまで森林に暮らす生き物だけでも人知を超えると言われる。

CO2削減というだけで人が手を加えると、いわゆる生態系のバランスが崩れてしまう。


武田教授の言いたいことの一つは、ここにあるのかも知れない。


まとめると、「部分的、短期的に見れば、森林はCO2を減らすともいえる」というのが、正確だろうね。



『人生の節目・衝撃の一言:えっ!森がCO2を吸収しないってホント?!


 すでに10年以上前のことですが、千葉の放送大学のホールでフランスと日本の文化の比較についてのシンポジウムが行われ、その場で「日本の環境」について講演をしました。


 そこで私が「森林はCO2を吸収しない。少なくとも現在、問題になっている地球温暖化とは関係がない」と説明をしましたら、そこに同席しておられた科学技術総合会議議員の東大教授が「えっ!森がCO2を吸収しないって?!」と驚かれました.


 その東大教授は超大物で法学がご専門でしたが、法学的立場も科学技術の発展に資するので科学技術総合会議の議員になっておられたのです.法学ですから、「森がCO2を吸収するか、それが温暖化に影響を与えるか」ということを考えるのに必要な光合成、腐敗、地中への埋没、地球物理学などの知識は持っておられず、専門の先生にウソを教えられたようです。


 私の説明にも信じられないという顔をされていましたが、日本の中枢の知性はこんなものか!と私の方もビックリしたものです. 』(武田教授のブログ)
http://takedanet.com/2012/07/post_980b.html