あっさり敗北宣言をし、大飯原発再稼働から手を引いた橋下市長。
それまでは、彼の動向に注目していた。
が、野田内閣のごり押し、恫喝に「キャイン!」とビビって引っ込んでしまった。
想像以上に気の弱い性格だったのだろう。
人の性格の弱さを責めても仕方がない。
ただ、相手に脅されて引っ込む改革者は聞いたことがない。
そう感じて大いに落胆した国民は、少なくなかっただろう。
昔「がっかりだよお~」とギャグを飛ばす芸人がいたが。
橋下ショックともいえる事件だった。
財務省の勝栄二郎事務次官にすれば、赤子の手をひねるような楽勝で終わったと満足しているだろう。
以前、古賀特別顧問はね民主党の小沢元代表を「もう終わった人」と称したらしい。
脱原発を願う国民にとっては、橋下市長も同じく終わった人かも知れない。
メディアの一部ではあるが、週刊ポストは、橋下市長に好意的。
これに対して、日刊ゲンダイはけっこう手厳しい。
これでまあまあ均衡が保たれているのだろう。
ふつう、日本では古来より、右でも左でもない中庸が、庶民に好かれてきた。
が、今回の原発事件ではその感覚が一変した。
脱原発一辺倒に支持が集まった。
原発のリスクが、生命身体に直接かつ大きくかかわっていることが分かったからだろう。
この点について橋下市長との認識のズレが見えてきた。
橋下構想の穂先もこの延長上にあるはず。
それが見えた今となっては、橋下評価や批判などは論じる価値はない。
脱原発を願う国民は、橋下市長から離れて粛々と対応をするのがいいだろうね。
『橋下独裁批判をする人は「独裁」を正しく理解しているか疑問 2012.06.17 16:00
菅直人前首相は5月下旬の講演で、橋下徹氏の人気について「一過性なのではないか」と語った。まさに“あなたに言われたくない”というところだが、それとは裏腹に、橋下氏への期待は日に日に高まりつつあるように見える。
その一方で、橋下氏を批判する議論も、盛り上がっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
橋下氏は、それと同じように、強い危機感を持っている。だから実態をわかっていない評論家がああだこうだと言ってきたら、「実態を見ろ」と強く言いたくもなる。彼の激しい口調は、危機感のあらわれだと言えるだろう。 ※SAPIO2012年6月27日号』(news-postseven)
http://www.news-postseven.com/archives/20120617_118171.html