前にも書いたが、日本の米が、年々、パンに駆逐されていくという話。
親戚のお米屋さんに聞いた話だが、ひいき目にみても努力不足の感がある。
このままいくとじり貧で店をたたむかも知れないともいう。
にもかかわらず面倒なことはやりたくないという。
組合でも現状維持をつづける。
これでは、まじめな業者とは呼べない。
努力しない思考回路は、なんとも理解できない。
ところで本題の「産地偽装」。
下の記事にもあるが、懸念した通り、お米の産地偽装はだいぶ前からあるらしい。
コメに限ったことではないが、「産地偽装=自殺行為」となることは昔から歴史的事実。
産地偽装は、ほんの一部の業界人のやることかも知れない。
しかし、これを放置しておくことは、いずれ業界全体にしわ寄せがくる。
やがて北海道や九州にまで飛び火するという日本全体の米が信頼を失うのも時間の問題のような気がする。
生産者と消費者の関係は、信頼関係で成り立っている。
信頼を築くのには地道な努力と長い年月がかかる。
そんなマジメな農家やお米業者は少なくないだろう。
逆に、信頼関係の破壊には、ほんの一瞬、ほんの一言でこと足りる。
「産地偽装」「偽装放置」
日本産の米は、これがとどめになるかもしれない。
TPPどころの騒ぎではないだろうね。
JAも東電も、その体質は、霞が関に似ているという指摘もある。
「絆」という聞く方が恥ずかしくなるようなオコガマしい言葉を平然と口にする人々がいる。
彼らの下心は、ここにあったのかも知れない。
『原発短信・・・汚染米はどこに行った? 武田邦彦ブログ
長野県の大手コメ卸業者が26トンのお米を長野県産(21トンが福島産)として販売、兵庫でも県がJAS法違反でJA兵庫に改善を命令しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本で生産されるお米は年々、少なくなっているものの約900万トン。
そのうち4%程度を福島県が生産しているから、35万トンが福島県産で、茨城など周辺の汚染地域の田んぼを含めると約40万トン程度が汚染されたお米と思われる。
これらのお米のうち、いったい何万トンが1キロ40ベクレルを超え、そのお米はどこに行ったのだろうか? お米は日本人にとっても大切なもので、たとえ何ベクレルでもその情報は必要なものである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、「日本の子ども、土地、コメ」を大切にしたいということから言えば、政府は公約違反を堂々とやる集団だからどうにもならないが、私が信頼していた日本の農家、愛国的立場を取ってきた人たちの態度が理解できない。
日本の農家は誠実な人たちだ。
だから放射性物質で汚染されたコメはたとえ国の基準を下回っていても出荷したくない、国民が餓死しそうだから無理矢理、出荷してくれというなら別だが、自分の職の魂をかけて出荷したくないと思うはずだ。
まして誇りある福島のお米を他県の名前を冠してこそこそと売るのが福島の農家の希望とはとても思えない。
でも福島から「そんなものを売ってもらっては困る」という声が上がらないのはどういうわけだろうか?
日本を愛する人たち、愛国的立場の人たちが「法規を破っても良い」と言って子ども達を被曝させているのも不思議だ。
私が今まで愛国的立場の人を信頼していたのは、彼らが日本の子ども、土地、コメを守ってくれると思っていたからだ。
でも、原発事故以来、すっかり政府側について日本を見捨てている。
酷い場合は日本の法律を馬鹿にして、「欧米ではこう言っている」と白人に媚びているのは本当にビックリした。日本は石炭と天然ガスで悠々とやっていけるのだから、なにをびくびくしているのだろうか?
・・・・・・・・・
いずれにしても日本の家庭はそれぞれで子どもを守らなければならない。
そのためには、宮城(偽装あり)、山形(偽装あり)、長野(偽装あり)、兵庫(偽装あり)のお米は買わないことだろう。(平成24年6月10日)』