この高速バス事故についてはTVでも論議が続いているらしい。
規制することでその管理を行う天下り団体ができる。
その分野は、ほぼ無限で星の数ほどの天下り団体があるらしい。
この規制が、日本経済が低迷している原因の一つという指摘もある。
規制緩和と事故の因果関係は、通常はないと言っていいだろう。
この意見が出ること自体が怪しいにおいがする。
もしかしたら、霞が関の代弁者の意見かも知れない。
規制緩和がなければ今回の事故はないという論理は、条件関係を前提としている。
たとえば、車のわき見運転で起きた人身事故の場合。
被害者が、その時、出歩かなければ事故はなかったというあらゆる条件を前提として判断する。
なので、出歩いた人にも責任があるとするのがこの論理。
いかにも怪しい論理だろう。
また、下の記事で、森永氏という怪しい経済評論家が、経営者と危機管理者は、利益相反だとするムチャクチャな論理を展開しているらしい。
経営者は、利益優先。危機管理者は、採算度外視の安全優先とのことらしい。
確かに大昔はそういう時代もあった。
しかし、現在では経営者の危機管理は常識だろう。
霞が関に国民を守る意識はないらしいので、庶民は、自主防衛をするしかない。
バスツアーにしてもエアツアーにしても。
ユーザー自身が安全を確認する作業が必要な時代になっているのかもしれない。
『バス事故は規制緩和の結果だったのか 2012年05月07日 12:42 大西宏 BLOGOS
関越自動車道での痛ましいバス事故を起こしたバスの運行会社「陸援隊」の経営実態が次第に明らかになってきています。
河野容疑者がバスを保有し、道路運送法で禁止される「名義貸し」が行われていたことや、日給が1万円と、この仕事ではまったく割に合わない低賃金だったことなども報道されています。
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そんななか、テレビ番組などで規制緩和がこういった事故を起こした原因だというコメントが目立つことには違和感を覚えます。なぜならほんとうに規制緩和で事故が増えたのかという疑問が湧いてきます。しかも問題を指摘するだけで具体的解決への提案がないというのもいつものことです。
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なぜマスコミが、運行会社「陸援隊」の社長の記者会見ばかりを取り上げ、国交省の責任についてなぜもっと迫らないのかも不思議な話です。
今回の事故について、森永卓郎氏がまたとんでもないコメントをしていたことが気になります。思わず絶句してしまいました。
利益を追求する経営者が運行管理をしていたことは、目的が矛盾するので別の人間に運行管理させなければならないというのです。
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世の中の実態や現場を知らない発言だと感じます。小さな企業では経営者はなんでもやらなければならないのです。
経営者は、事故を起こすと事業そのものが破綻するリスクを負っています。
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それに管理者をさらに増やしたから事故が防げたとはとうてい考えられません。その人件費を吸収するためにさらに無理を重ねる結果にもなりかねません。
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官僚機構に求められているのは、経済の自由化やスピード化をはかるためのバックアップ体制をより強化することであって、産業の活力を削ぐ規制強化は困りものです。 』(livedoor news)
http://blogos.com/article/38501/