事実を知れば、リスクのあるガレキの受け入れに反対する人々を非難する意見に、とても違和感を感じる。 | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

なぜ、これほどまでにガレキ処理がすすまないのか。


マスコミや一部の知識人風の有名人らは、被ばくを怖れる市民団体がガレキの受け入れに反対しているからだという。

これまでの言動から、政府やマスコミ、これに乗っかるコメンテイターたちの言葉は、一応、疑ってかかるのがいいかもしれない。

そこで、いろいろ検索してみた。


まず、武田教授の指摘がある。


震災地以外の自治体に、ガレキの受け入れを要請するのは、ガレキ全体の2割にすぎない。

あとの8割は、自治体が地元で処理することになっているという。

処理が遅れいてるのは、特にこの8割の部分。


この記事を見ると、ガレキ処理が進まない最大の原因は、政府や県による処分制限が、市町村の処理を邪魔しているからだという。


陸前高田市では、焼却炉の新設申請をしたところ、福島県が、門前払いをしたという。

他の市町村でも、同じことが起きていると思われる。


一方、岩手県の仙台市では、仙台市が独自に処分場を作って処理しているので、急ピッチで処分が進んでいるという。


ということは、全国の自治体でのガレキの受け入れは、政府やマスコミやさわぐほど重要ではない、ということになる。


では、政府やマスコミは、なぜ、騒ぐのか。

この記事では、「お役所仕事」とやんわり表現になっているが。


ガレキ処理には、大手ゼネコンが食いつくほどの大きな利権があるという-このことは前にも書いた-。


数百億とも数千億といわれる金が動くガレキ処理事業。

東京都の幹部が、大手ゼネコンに天下りしていたことも前に書いた。

「黙れ」の都知事がガレキ受け入れに異常に熱心であるのもうなづける。


とすれば、ガレキの受け入れに反対する人たちを非難したり、そういう状況の日本を人情紙風船と悲しんだりするのは、大いに違和感を感じる。


庶民が、悲しんだり非難したりすべきは、信用できない政府や県が行っている利権がらみの行政ではないだろうか。


そういう隠れた事実を公表しない新聞・TVのいうことを鵜呑みにはできない。

いま、一部にあるように「一般国民が一般国民を非難する。」

そんなことがあってはならないということに尽きる。

でなければ、利権団体を含む、霞が関高官の術中にハマることになる。


過去、原発反対運動をしていた人たちを白い目で見ていた自分がいた。

そして原発事故後、そんな自分が恥ずかしいと感じたことから学んだ方法論の一つ。

「大原則・・・庶民は庶民を非難しない」


ここは、一般国民の一人一人が、TVや大手新聞が流す情報を、まず疑ってかかる。

これらに騙されないためには、ウソと事実を見分けるしかない。

そういう意識をもつことが重要だろう。


その点では、振込め詐欺に引っかからないための防犯対策と同じかもしれない。



がれき処理なぜ進まない お役所仕事が原因?  2012年3月20日 東京新聞


 東日本大震災で発生したがれきの処理が遅れている原因は、環境省や県の「お役所仕事」にある可能性が浮上した。焼却炉の新設を求める陸前高田市の申し出を岩手県が“門前払い”にしていたのだ。


 野田政権は、がれきを全国の自治体で受け入れる「広域処理」に血道を上げているが、被災地での処理体制を見直すのが先決ではないか。 (佐藤圭) 』(tokyo_np.co.jp)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032002000067.html