しばらくすれば収まるかと思っていたワタミ社長へのバッシング。
ネットでは、さらに増えているという。
以前から、ネット上で、外食のワタミはブラック企業というネーミングで呼ばれることがしばしば。
東京都知事選のときも、「ブラック企業」との呼び名が飛び交っていた。
ブラック企業の意味自体はよくわからない。
が、今回のわたなべ美樹社長ツイートをみたりすると何となくわかるような気もする。
前にも書いたかも知れないが。
彼の都知事選の政見放送を見て、その発言にがっかりした記憶がある。
「私は・・・」から始まってそれで終わる自分の生い立ちトーク。
私はいい子ちゃんアピールには大いに失望した。
東京都民のために東京都はこうするべきという展望が全く見えない。
その瞬間、「当選はないわ」と感じたの都民は、少なくないだろう。
今回の彼のツイートを見ると、ああこの人の態度は、あのときの政見放送と同じだなあと感じる。
一言でいえば、いい人アピールだけ。
亡くなった女子社員のことは、ついでの付け足し。
今さら彼をバッシングする気もない。
が、たしか彼は「失敗から学ぶ」ことの大切さを語っていた気がする。
であるなら、自らの失敗をまず認めることからスタートすべきだろうね。
なぜ、これほどのバッシングが続いているのか。
それは、彼のツイットに人としての感情が薄く見える点にある気がする。
1.まず、客観的事実を認識していないこと。
たしかに、間違ったことは言っていないようにも見える。
しかし、「労災認定が残念」とか「負担を減らそうとしていた」とかは、ただの主観論。
厳しく言えば、ただの言い訳。
労災認定は、自殺に追いやった勤務状態を課したという客観的な事実認定である。
これは、素直に認めるべきだろうね。
2.次に、人としての感じようが、あまりに薄いこと。
このツイットには、心がこもっていない。というか、親も同然という経営者の心の痛みが感じられない。
コンピューターが、マニュアルに従ってしゃべっている感覚だろう。
まずは自己弁護。
この件に関しては、バングラディッシュの学校はどうでもいいこと。
そんな印象を強く受ける。
かの松下幸之助のモットーは。
「従業員を守り、その家族を守る経営」
だったという。
悲しいかな。この女子社員はそういう経営者に巡り合うことができなかった。
若い人の自殺は、とくに胸が痛む。
ワタミの社長も、一時的な経営の成功で、石原都知事と同じ種類の人なってしまったのかも知れないね。
彼の考え方が変革することを期待したい。
≪批判例1≫
『ワタミ・渡邉美樹に法令順守の精神はあるのか? - uncorrelated
uncorrelated
2012年02月23日06時00分
提供:BLOGOS
7コメント..近年は自殺が過労死と認定されるケースも増えており、昨日も大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた26歳の女性社員の自殺が、過労死だと認定された(北海道新聞)。それに関した創業者の渡邉美樹のコメントに、不満の声があがっている(「究極の偽善者 ワタミの渡邊美樹社長 女性新入社員過労自殺の労災認定にも全く反省せず暴言ツイート」「和民社員、入社2か月後に自殺 労災認定→社長のTwitter発言、非難を浴びる」)。 』(livedoor news)
http://news.livedoor.com/topics/detail/6305007/
≪批判例2≫
『2012年2月22日 07:48 (ロケットニュース24)
自殺したワタミ女性社員の過酷すぎる仕事内容が明らかに / 渡邉美樹会長は謝罪せずバングラデシュ行きをツイート
現在インターネット上で炎上中の、居酒屋「和民」の神奈川県横須賀市にある店に勤め入社2カ月で自殺した女性社員(当時26)についての問題。
神奈川労災補償保険審査官が労災適用を認める決定をしたにもかかわらずワタミフードサービス会長の渡邉美樹氏が「社員の幸せが第一 労務管理出来ていないとの認識は無い」とTwitterで発言し他のユーザーから批難を浴びている状態だが、2010年に神奈川労連ホームページで公開された女性社員の勤務内容があまりに過酷であり「労務管理出来ている」とはとても言えないようなものだったことが判明した。その内容については以下の通り。
(1)一週間の座学後、強制的に長時間労働
(2)最大7日間連続の勤務
(3)研修もまったくないまま、なれない大量の調理業務
(4)休日や勤務終了後もレポート書きに追われ、十分な休息時間がとれなかった
(5)体調不良を訴えていたにもかかわらず会社はなんら適切な措置をとらなかった
(6)さらに朝3時に閉店後も電車が動いていないため帰宅できずお店にいて始発電車で帰ることとなり、過度な疲労と精神的負担が蓄積されました。
(神奈川労連ホームページより引用)
本当に過酷であったか文章では読み取れないものもあるが、体調不良を無視するのはもっての他であるし、勤務終了時間が電車の動いていない時間に仕事を終わらせることや休日・勤務終了後にレポートを書かなければいけないことは改善するべきではないだろうか。
現在渡邉会長はバングラデシュへ訪問しており、自身が理事長に就任している郁文館夢学園の姉妹校建設のために来ていることをツイートしているのだが、ネットユーザーたちは「和民の社員が死んで問題になっているのに労務管理の改善をせず、学校を作りに来て良いのか」と疑問の声を投げかけていた。
渡邉会長が「労務管理出来ていないとの認識は無い」と発言していることから、ユーザーの指摘通り事件後も労務管理の改善をしていないことが予想できる。労務管理の劇的な改善を和民がしない限り、炎上はまだまだ続きそうだ。 』(msn topics)
http://topics.jp.msn.com/wadai/rocketnews24/column.aspx?articleid=888257
