子を持つ親の感情として、放射線被曝を心配するのは当然だろう。
中には、親の心配を、騒ぎすぎと非難する人たちがいる。
日本人としては、ちょと恥ずかしい。
この非難は、具体的には「大した健康被害もないのに騒ぐのは間違いだ」ということを意味する。
健康被害の有無については、定説がなく、よく分かっていないらしい。
※同じ経産省資源エネ庁のパンフでも「これ以下の全身被曝では、臨床症状は確認されていない」とする放射線量が、「200mSv」(2008年)だったり、「100mSv」(2010年)だったりとテキトーなものである。・・・下の図参照
≪2008年・・・・200mSv≫ ≪2010年・・・・100mSv≫
よく分かっていないものを前提に、「間違い」と言うのは、明らかに間違っているだろう。
いつも言うことだが、「間違い」と「意見の違い・考え方の違い」を混同してはいけない。
今回の場合、放射線は問題ないという人もいれば、問題あるという人もいる。
これは、「意見の違い・考え方の違い」に過ぎない。
とすれば、意見の違う相手を「間違いだ」と非難することは、誤りとなる。
「騒ぎすぎ」と非難する声の出所は、おおよその察しはつく気がするけどね。
『「もしかして」が一生ぬぐえない福島の親たちに 「騒ぎすぎ」と非難の声 2011年10月22日13時02分 提供:ニコニコニュース
事実上、原子炉の冷温停止状態を達成したと伝えられる福島第1原発。
事故は少しずつ収束へ向かっているようにも見えるが、放射能の問題はまだまだ解決の見通しが立っていない。
若ければ若いほど健康被害が大きいと言われるだけに、未来を担う子どもたちの両親も苦悩している。
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出演した2児の母・西片嘉奈子氏は、「『もしかして』というのが一生ぬぐえない」と不安の大きさを語った。
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親に限らず、放射能に関する情報はさまざまな方面から入ってくるし、一度県外に出て以前のような自由に触れてしまうと、不安と制限の多い福島に帰るのもつらくなってしまう。こうしたジレンマは西片家の例だけでなく、県外に出る機会の増えた夏休み後からよく聞かれるようになっているという。
■福島の内部からも「騒ぎすぎ」の声
もう一人のゲストで小児科医の山田真氏は、福島県などで健康相談会を開いているが、
「福島で体調を崩している子どもが多くて、親御さんもすごく不安で、お医者さんのところに、これは放射能の影響じゃないのかと心配で行くけれど、お医者さんからはそんなの大丈夫だと笑い飛ばされたり、あるいは考えすぎだよと言われたりして、あまり取り合ってもらえない」
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山田氏は番組の最後に、
「何十年も心配しながら生きなきゃならないという状態で、それを抑えてしまおうという雰囲気、それに乗っかって『福島騒ぎすぎじゃないか』って反応する人たち。これはすごく危険なことだと思います」
と締めた。 』(livedoor news)

