この起訴を引き受けた弁護士も検察審査会も、異常な執拗さをもっている雰囲気がある。
数日前に秘書への有罪判決を出した東京地裁の登石裁判官も同じにおいがする。
この裁判のねらいは、霞ヶ関の利権行政を改革しようとする親玉を社会的に抹殺することといわれている。
それが、記入ミスという些細なことを取り上げている点からも起訴の不合理さが分かる。
霞ヶ関広報の大手マスコミは、それに色をつける役目を持つ。
「田中角栄-ロッキード事件-賄賂-政治献金-小沢一郎-無口-仏頂面・・・悪いことしそうな奴」
そういう悪者のイメージ作りはある程度成功しているかも知れない。
が、客観的にはかなりムリがある。
情報手段がマスコミしかなかった昔の国民なら乗せられたかも知れないが。
今の時代、国民の多くが、マスコミ報道や政府の発表の矛盾点を知っている。
小沢くんを擁護するつもりもないが。
単純な記載ミスを賄賂の手口として扱うことには、疑問が残る。
初めから犯罪ストーリーにしたがって起訴されている気がする。
この手法は、例の「大阪地検特捜部の捜査資料改ざん・隠蔽事件」に似ている。
違うのは、捜査のプロの東京地検特捜部が、すでに手を引いている点にある。
前回の東京地裁の登石判決から推察すると。
検察審査会を指揮監督する最高裁と法務省との共同執筆で、「起訴-有罪&執行猶予」の筋書きが、すでにでき上がっているのかも知れないね。
-東京新聞23.10.6-
『原口一博、江田憲司、前原誠司らにも収支報告書のトラブル
2011.10.05 07:00
9月26日、東京地方裁判所は、中堅ゼネコンの水谷建設から1億円の裏献金を授受し、政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたとして小沢一郎・民主党元代表の元秘書、石川知裕・被告以下3人全員に執行猶予付きの禁固刑を下した。
しかし政治資金収支報告書にまつわるトラブルは枚挙にいとまがない。その一部を紹介しよう。
●町村信孝(自民党・元外相)→おとがめなし
資金管理団体「信友会」が2001年に北海道江別市の不動産を1000万円で取得し自宅として使用。その後、2007年に600万円で町村氏本人に売却されている。昨年発覚も大マスコミは報じず。
●江田憲司(みんなの党・幹事長)→おとがめなし
代表を務める政治団体「憲政研究会」の2006年度政治資金報告書によれば、2003年に横浜市の建物を840万円で購入。
●前原誠司(民主党・政調会長)→「説明する」といったきり逃げの一手
政治団体「まえはら誠司東京後援会」の2009年分の政治資金収支報告書で、パーティ券購入代として千葉県内の会社から50万円を受け取ったと事実に反する記載。本人は単なる記載ミスというが、暴力団関係者との関係を隠すためとも指摘される。
●玄葉光一郎(民主党・外相)→返金しておとがめなし
2004年、地元・福島で、入札妨害で有罪となった業者を通じゼネコンから200万円のパーティ券購入を受けたが政治資金収支報告書に記載せず。発覚後、返金。
●原口一博(民主党・元総務相)→修正申告のみでおとがめなし
代表を務める民主党佐賀県第1区総支部がNTT労組アピール21から500万円の寄付を受け取りながら2008年の政治資金収支報告書に記載せず。同支部は「記載ミス」として修正。
※週刊ポスト2011年10月14日号 』(news-postseven)