わが国の政府は、明治維新以来、役人の賄賂や商人の利権が横行して.いるらしい。
かの西郷どんも明治政府の腐敗状態に怒り心頭で、下野したという。
はるか彼方のドイツでは、1980年に「緑の党」なる政治団体が成立し、反原発、環境保護、反戦などを掲げている。
この「緑の党」ヨーロッパやオーストラリアではかなり大きな勢力を持つ組織らしい。(Wikipedia)
ドイツの脱原発法案は、「緑の党」が成立させたことになる。
この法律の成立は、今年の2011年なので、約30年間、反原発、脱原発を主張してきたことになる。
その粘り強さには敬服する。
その彼らが、被爆国である日本がなぜ原発に反対しないのか、大いに疑問だという。
結局は、多くの国民が、自民党政府や官僚や東電にだまされたことに気がつかなかった。
認識の甘さは否めないだろう。
さらに、彼らは続ける。
「日本の脱原発デモは、15000人も集まったらしい。しかし、お祭りみたいなもので、政治的な圧力にはならないだろう。」という。
その理由は、「デモには、若者が圧倒的に多いが、彼らは、選挙には行かないだろう。」という。
彼らの主張には、確かに一理ある気がする。
我々庶民は、原発推進派の議員を落とすことでしか、自分の身や子供たちの安全を守ることができない。
一方で、原発は、利権の代表格でもある。
ホントウに、脱官僚主導政治を目指すというのであれば、まず、脱原発議員の数を増やすしかないだろう。
また、それが、とても効果的な手段になるだろう。
ただ、今回の民主党のように、マニフェストを平気で撤回する政党もいるから気をつけなければいけない。
『 川口マーン惠美「シュトゥットガルト通信」
2011年07月08日(金) 川口マーン惠美
「感動的演説」のもと脱原発法案が可決したドイツで、「日本の高円寺デモは政治的圧力にならない」とクールに切り捨てられた理由』(現代ビジネス)