被曝許容量の上限について、年間と1時間あたりの数値関係が、いまひとつ分かりにくい。
そこで、再び武田教授のブログを見てみた。
結論から言うと、
「東京都の場合、被曝許容量の上限は、年間で1.0mSv。1時間当たり0.11μSv。」
ということらしい。
今は、大気中に放射性物質はないので、マスクはいらないという長崎大の学者もいる。
しかし、ここでつっこみを入れると、
地面に落ちた放射性物質は、自動車通行などで巻き上げられたる砂埃と一緒に舞い上がる。
また、突風や強風に煽られ、大気中に巻き上げられたりする。
この学者さんは、気象のことに気がついていない。
政府も東京都も放射能汚染の深刻さを伝えないが、けっこう酷いらしい。
せめて子供たちには、マスクをつけさせて、被曝のリスクを減らすのがいい気がする。
『東京のお母さんへ・・テレビの解説は間違っていましたので注意
今朝のテレビは一斉に「東京都が行った都内の放射線測定」を報じていました。
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東京都の測定では、「空間線量」がおおよそ0.08ぐらいから0.35ぐらいになっていました。
そしてそのデータの見方として、
1) 自然放射線が1年に1.5ミリシーベルト、
2) 人工放射線の限度が1年1ミリシーベルト、
3) だから合計1年に2.5ミリシーベルトまで良い、
4) 従って、これを365日×24時間=8760時間で割って、
5) 1時間に0.285マイクロシーベルトまで良い。
と言っていました.
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決定的な間違い。
1) 1年間1.5ミリシーベルトの「自然放射線被曝」は、その3分の2が内部被曝で、空間線量からの外部被曝は約3分の1だから、0.5ミリシーベルト。
2) 1年間1ミリシーベルトの法律で定められた「我慢できる限度」は内部被曝を含んでいるから、放射性物質が含まれる野菜、魚などが出回っている状態では、内部被曝を2分の1にするのが適当。
つまり、東京都が測った空間線量に相当する「被曝限度量」は、自然放射線からが0.5ミリ、人工放射線が0.5ミリですから、合計1.0ミリシーベルトです。
これを8750時間で割ると、1時間0.11マイクロシーベルトです。
計算値というのはいくら考え方が「おおよそ」合っていても、結果が2倍以上の違うのではダメなのです.
【正しい答え】
東京都の測定の内、1時間に0.11マイクロシーベルト以上の地域は法律的に違法状態にあり、子供の健康に障害を及ぼす可能性がある。
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(平成23年6月16日 午前9時 執筆) 』(武田教授のブログ)
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