この記事の主は、「子供は癌にならない。放射線に強い。」という。
原発推進派の臭いがするので読んでみた。
読んだ後で、この記述から推測される人間性に少し哀れみを感じた。
9割の真実と1割の虚偽。
詐欺師の基本手口とよく似ている。
それはさておき、問題点を2つ挙げておいた。
批評するほどの意見ではない気がするので、簡単に突っ込みを入れておくだけにした。
≪問題点1≫・・・「子どもはガンにならない」
この記述は、大間違い。非常識の一言でおしまい。
たしかに、小児癌は、大人の癌に比べて多くはない。
しかし、小児ガンの存在は、今や常識。
現実の数値を無視した意見を公然と掲げることは、論評の仕様がないにとどまらず、小児癌と闘っている家庭や医療チームを侮辱するものと受け取られても仕方がない。
「子供癌保険って聞いたことがありますか」という記述をはじめ、理由らしき記述もあるが、論理展開が極めて稚拙でこれ2度読むのは辛い。
小児癌と取り組む「小児がんプロジェクト」のHP
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http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/bioinfor/wcg/hfcc/
≪問題点2≫・・・・「交通事故死は、10万人に9人」
これは、原発推進派がよくいう言葉。
次元の違う現象を比較している矛盾点に気がついていない。
お決まりの、ごちゃまぜ論説。
この意見のつっこみはこれくらいで、お仕舞いにしておこう。
『一般的には小児の方が放射能に強い 2011年06月03日09時00分 AMOK-医師と医学研究をしているノマドです。連絡はtwitterへお願いします
(@amoknoan)。必要ならメールアドレス返します。-
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だからといって、子供の方が放射能に弱いわけではありません。
一番わかりやすい例は、子供って癌にならないでしょ。
子供癌保険なんて聞いたことありますか?(あるかもしれませんが…)
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例)白血病の一部
甲状腺癌に関して言えば、ベラルーシ共和国だと10万人に対して10人まで増えた程度です。
原発事故で避難している人が15万人として、子供の数を20%としても、そのうち、自然発生甲状腺癌が0..03人から3人に増えたという程度です。しかも、ベラルーシ共和国と違い、ある程度対策は取れるし、実際はもう少し少なくなるでしょう。
3人だから大したことはないというわけではありません。
たったそれだけなら、もう少し効率の良い対策の立て方があるということです。(これも次の次くらいのエントリーで解説します。)
ちなみに交通事故による死亡者数は10万人に対して9人。
白血病は10万人に対して6人。胃がんだと、平均すると10万人に対して90人。思春期以降に発症する統合失調症は10万人に対して1000人くらいです。』(livedoor news)
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