子どもの被爆量について文科省の発表は、
毎時3.8μSv、年間20mSv。
前回とりあげた武田式換算方法によると、毎時3.8μSvは、年間133mSvになる。
文科省のいう年間20mSvになるように毎時の放射線量を逆算するには、35で割ればいい。
20÷35≒0.57(μSv/時) となる。 異常に高い数値のような気がする。
世界標準の基準値は、年間1mSv だから、毎時の放射線量に換算すると
1÷35≒0.029(μSv/時) 。
子どもは、この値を目安に、退避のタイミングをはかるべきだろう。
専門家によると、もっとも恐れるべきは、内部被爆だという。
より信頼できるモニタリング-文科省モニタリングは不明-では、
5月17日、東京都中央区京橋の放射線量は、毎時0.062μSv。
基準値の約2倍。
子どもに限らず、外出時のマスク着用は、当たり前ということになるだろう。
文科省も推進派の一派だから、庶民の生命身体の安全という観点は、頭の中にはない。
お上が守ってくれるのは、官僚と財界人だけ。
とすれば、自主防衛を取らざるを得ない。
『福島原発事故 子供の被曝許容量はチェルノブイリの4倍相当 2011.05.18 16:00
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フォトジャーナリスト・広河隆一氏がレポートする。
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福島市と郡山市の学校の土壌が放射能に汚染されていることを受け、政府は子供の被曝量の基準値を、毎時3.8マイクロシーベルト、年間20ミリシーベルトとした。これには国内からだけでなく、世界から猛烈な批判が出ている。
「20ミリシーベルト」という数字は、「国際放射線防護委員会(ICRP)」が、「非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル」とされる<年間1~20ミリシーベルト>のもっとも高い数値であり、大人を対象にしていることはいうまでもない。
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そこでは1平方キロメートルあたり15キュリー(放射能の旧単位)の汚染地域を立ち入り禁止地区とする、つまり居住禁止地区に規定したのだ。現在の単位に換算して、ここに住むと、年間5ミリシーベルト被曝してしまうという理由である。
日本ではその4倍を許容量として、子供たちの学校の使用を許可したのである。
また、「毎時3.8マイクロシーベルト」という数字は、いまは死の街となったプリピャチ市の数値とほぼ同じである。
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※女性セブン2011年5月26日号 』(NEWSポストセブン)
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