たしかに、風評被害は、事実無根のうわさによって起こることが多い。
しかし、事実無根かどうかは、噂の段階では分からない。
なんとなくそれらしいというので、被害が広がる。
事実無根だったかどうか、後で分かることも少なくない。
とすれば、「風評被害」を、「風評による被害」というように文字通りに解釈してみると。
「うわさによって損害を受けること」ということになる。
うわさが、事実無根かどうかとは、関係がない。
もし、「事実無根」を「風評被害」の基準にしたとすると、被害の範囲が限られてくる。
「風評被害は、根拠のない噂によるもの。世間の誤解が原因。我々の責任ではない。」とか言う人達が出てくるかもしれない。
事実に基づく噂による被害とそうでない被害を明確に区別することは、案外むずかしいかも知れない。
前置きが長くなってしまった。
それは別の論点として置いといて、この人の意見は面白そうなので、取り上げてみた。
そう。子どもは国の宝。大人が守るしかない。
この点では意見が一致している。
『原発 緊急情報(62) 「風評」を流し続ける政府・自治体 2011年04月23日11時49分 武田邦彦 中部大学教授(所属:総合工学研究所) ブログ30ツイート.
「風評」とは単に「うわさ」のことですが、最近では「事実ではない噂」のことで使われます.
福島原発事故が起こってからの主な風評(多くは風評より「ウソ」に近い。
括弧は主として風評を立てた人と、それが風評である理由)は、
1. 被ばくしても直ちに健康に影響はありません
(官房長官。放射線の健康被害は一般的に晩発性だから)
2. CTスキャンに比べて低いので健康に影響はない
(官房長官。CTスキャンは医療行為)
3. 規制値の3355倍でも健康に影響はない
(保安院。言うまでもなくウソ)
4. 学校は20ミリシーベルトまで良い
(文科省。1ミリシーベルト)
5. 福島県に汚染されていない瓦礫がある
(川崎市長。福島県の瓦礫が汚染されていないとしたら、福島県の放射線量が1時間0.03マイクロシーベルト付近でなければならない)
6. 福島県の野菜は安全だ。汚染されているというのは風評
(農業関係者?流通関係者? 川崎市長と同じく、理論的な間違い。福島県には原則として汚染されていない野菜や酪農品は無い。もしこれを言うなら「どのような方法で汚染を除去したか」を明示する必要がある。今の段階では「汚染されている」という方が風評ではなく、「汚染されていない」という方が風評。)
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目の前に、2束の野菜がある。一つが「放射線物質で汚染されていない野菜」であり、もう一つが「規制値の2分の1の放射性ヨウ素で汚染されている野菜」とする。
それをスーパーの人が「大切なお客さん」に丁寧に事実を説明する.2つの野菜の値段は同じだ。
お母さんは考えることもなく、「放射性物質で汚染されていない野菜」を買う.あまりにも当然だ。
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このお母さんの行為を批判している人が「風評被害を主張する人」です。その人たちは、お母さんの気持ちを理解できず、子供に被ばくさせようと懸命です.
なぜ、それまでして子供に汚染野菜を食べさせたいのでしょうか? この世に「汚染された野菜しかない」なら、あるいはいろいろな考え方もあるでしょうが、「汚染されていない野菜がある」のに、なぜ日本の子供達に汚染された野菜を「大丈夫だ」といって食べさせようとするのでしょうか?
おそらくは「お金」でしょう。お金が欲しいから子供を被ばくさせる、「このぐらい大丈夫」といって放射性物質が含まれている野菜を店頭に並べる、
一体、心優しい、子供を大切にしてきた日本の大人はどこに行ってしまったのでしょうか? 』(livedoor news)