「相手により良くなってもらいたい」
「相手の役に立ちたい」
こういう想いを持って人と接することが
心の闇の世界においては
「諸刃の剣になる可能性がある」
ということをご存知でしょうか?
そうです
より良くなってもらおうと考え
相手の役に立つために意識した言動
それが相手の心の闇を深め
相手の心をさらに閉ざしてしまうことが
あるということです
誤解を招かないように言っておきますが
「誰かのために貢献したい」
「あの人を助けたいんだ」
という人の役に立とうする想いそのものは
とても輝かしく、尊いものだと思います♪
そのような想いを持っている方は
自身の絶望的な状況を乗り越えた人が
ほとんどでしょうから☆
悩んでいる人への助言や指導、診断は
多くの人を救っているというのも事実です
ですが、心の闇というフィールドになると
話が変わってきます
助言、指導、診断のような
「相手により良くなってもらいたい」
「相手の役に立ちたい」
といった姿勢を出すと・・・
相手の状況がさらに悪化するという
複雑な現象が発生する恐れがあるのです(苦笑)
心の闇といっても色々ありますが
例を上げるなら・・・
「自殺したい」
「いつ死んでも良い」
「生まれて来なければ良かった」
「なんで私(僕)なんかを産んだの?」
「自分なんて、いない方が良い」
「あいつを殺したいなどの憎しみを持っている」
「居場所がない」
「自分が存在している意味や価値が感じられない」
「生きてても良いことなんてない」
「こんな状態にした社会や神、両親が許せない」 etc
共通しているところは
生きることへの希望や生きていたい理由が特になく
生まれ落ちたこの世界に仕方なく生きている
といった感じでしょうか
ちなみに、ある時期の僕は
上記の想いを全て持っていました(苦笑)
数年前ぐらいから殺意は消えたので、ご安心を(笑)
さて、心の闇を持ったことがある方
あるいは今持っている方は
体験したことがあるかもしれません
助言、指導、診断のような
「相手により良くなってもらいたい」
「相手の役に立ちたい」
といった相手の姿勢にがっかりしたことはありませんか?
相手は相手なりに(特に両親)愛から自分のためを
思って言ってくれているのです
なぜそういうことをしたのかという
理由を深く掘り下げていくと
悪気はないことが多いことに気付けるでしょう
しかし、人の主体性、その人らしい在り方や生き方を封じる
助言、指導、診断などの行為は、心の闇の世界では
癒しと成長の展開を妨害してしまうので
こちらは傷ついたり、さらに心を閉ざしてしまうところが
心の闇の世界の不思議なところですよねー・・・
心の闇を持った心の感度の高い子供が
心の感度の低い両親や兄弟姉妹を持つと
そのような現象を心が不安定になりがちな思春期に
何度も味わうことになります
なので、周りからは身体的には健康に見えても
心は地獄のような日々を送っていることがあります
「相手により良くなってもらいたい」
「相手の役に立ちたい」
といった姿勢を心の闇を持った心の感度が高い人が
学校や家庭、会社、病院などで何度も受けたら大変です
心の闇はどんどん深まってしまうでしょう
僕も思春期に入ってメンタルが崩壊したんですが
心の闇が深まっていく絶望のスパイラルから
抜け出すのは簡単ではありません
僕自身も抜け出すのに8年以上の
時間を必要としましたが・・・
ここでクイズです!(笑)
考えてみてくださいね^^
心の闇が深まっていく絶望のスパイラル・・・
問1.そこから抜け出すのが簡単ではない理由とは?
問2.そこから抜け出すためには?
いつの間にか、かなり長文になっていたので
話の続きと正解は次回にて☆