出雲大社へ最高の参拝をする動線
6月1日に新刊を出すことになったこともあり、5月下旬に出雲大社にお参りに行きました。
(他にも吉方だったとか、ビジネスのご縁が増えますようにとか、色んな思いがありましたが)
そこで、出雲大社を参拝する際に「どうしたら最高のお参りができるか」を調べて実行してきたので、備忘録がてら書き残しておきます。
新刊のタイトルは「動線思考」なのですが、まさに「出雲大社 参拝の動線」ですね。
◆まずは「稲佐の浜」で砂ゲット
出雲大社の大きな鳥居を前にすると、すぐにくぐりたくなるものですが、その前にすべきことが。鳥居の前を左に曲がって進むこと10分。海岸が見えてきます。海岸の名を「稲佐の浜」といって、毎年10月(出雲では神在月と呼ぶ)に全国の神々がやってくると言われお祭りも行われる神聖な場所。
この稲佐の浜にはポツンとした島があります。「弁天島」というその島には神様が祀られていますので、そこでお参りをしましょう。そして、弁天島の下に広がる稲佐の浜の砂を一握り、袋に入れるのです。これは後で使います。甲子園球児のように、砂浜の砂を持ち帰るのです。
◆参拝時は「2礼4拍手1礼」で
前述した弁天島もそうですが、出雲大社に参拝する際に基本となるのが、「拍手の回数が違う」ということ。一般の神社では「2礼2拍手1礼」が基本となっていますが、出雲大社特有の参拝方法として、「2礼4拍手1礼」の作法に則って参拝します。
もともとは「八開手(やひらきで)」といって8回拍手を打つのだそうですが、出雲大社では拍手の回数を半分にすることで簡略化した参拝方法をしているのだといいます。
何も分からずに2拍手をしている人を数名見かけましたが、4拍手が基本ですのでご注意を。
◆塩で清める
さて、10分かけて歩いて、元の場所に戻りましょう。(疲れるのでタクシーで移動しても良いかもしれません)
そして、いざお参りをするわけですが、参拝前のオススメは塩を使うこと。
出雲大社境内の一番南、正門にあたるところにある広場を「勢溜(せいだまり)」といいますが、勢溜の少し手前に塩のお店「出雲かみしお」があります。朝10時オープンなのですが、9時を過ぎるとお店の前に100円でパック入りの塩が買える箱が置かれていますので、ぜひ買っておきたいところ。
袋の中には「ダイヤモンドソルト」と呼ばれる大きな粒がひとつと、細かい塩が少量混ざっていますので、ダイヤモンドソルトは口に含んで身体の中から清めましょう。そして細かい塩は身体にかけて、体を外から清めておきましょう。
◆鳥居をくぐって進む
身体を清めたら、いざ勢溜から入って進んでいきましょう。鳥居をくぐる時は右端からです。(真ん中は神様の通り道ですから) そして、深くお辞儀をしてから入りましょう。周囲を見ていると、何もせずにガンガン入っていく人が多かったのですが、しっかりとお辞儀をしてから入るのが基本です。
◆祓社(はらえのやしろ)へ立ち寄ろう
鳥居をくぐって1分ほど参道を進むと、右側に一番最初に参拝者を出迎えてくれる少し小さな「お社」があります。ここは通り過ぎないように注意です。(通り過ぎていく人が多かった…)
その小さなお社こそが「祓社(はらえのやしろ)」です。小さなお社ですが、4柱の「祓戸四柱神(はらえどよはしらのかみ)」が祀られていて、参拝者が自分では気が付かないような「小さな罪や穢(けがれ)」なども含めて、全て祓い清めて下さいます。塩で身体を清めたばかりではありますが、小さな罪や穢もここで祓い清めてもらいましょう。
◆鉄製の松の参道の鳥居はくぐる
さらに参道を進んでいくと、鉄製の鳥居が出現します。ただ、その鳥居がある松の参道は3つの通りがあり、鳥居の向こうに「通行禁止」という表記があります。それを見て両側を進んでいく人が大半だったのですが(写真の通り)、後述するガイドさんによると「鳥居はしっかりとくぐりお辞儀をしてから右側の参道を進みましょう」とのこと。
何も知らないと少し迷ってしまうのですが、やはり鳥居はくぐったほうが良いのですね。
◆反時計回りで境内をまわる
銅の鳥居をくぐったら目の前の拝殿にお参りをします。その後、後ろにあるご本殿にお参りをしたいところですが、立ち入り禁止なので手前にある「八足門」でお参りをします。ここまでは多くの人がやっているのであとに続けば良いでしょう。ただ、その後は人によって動きが異なってきます。
ここ、基本的にはご本殿の周りを反時計回りに進んでいきましょう。
下図の青い線が動線です。
※線がピョコッとなっているところはそれぞれお参りをするところです。
◆「稲佐の浜」の砂を納めよう
地図の一番上、御本殿の真裏にあるのが素鵞社(そがのやしろ)です。ここは、ものすごいパワースポットなので通り過ぎないようにしましょう。そして、一番初めに行った「稲佐の浜」の砂がここで出番となります。
素鵞社の左と後ろに、砂が入った大きな箱がいくつか置いてあります。そこに、稲佐の浜で集めた砂を納めるのです。そして、代わりにその箱にある砂を少しだけ持ち帰ります。これが厄除けの砂として重宝します。
◆後ろの山に触ってみよう
砂を手に入れて安心してその場を立ち去ってしまうのは勿体ないです。実はこの素鵞社は裏手に回ることができるのですが、見ると岩肌がドーンと広がっています。実は出雲大社の裏手は「八雲山」で、この山こそが御神体なんですね。つまり、神様が降りる場所。なにやらパワーを感じます。
八雲山は入ることのできない禁足地となっていますので、特に大事な場所であることは明らかなんですが、その八雲山の岩肌が目の前にあるわけですよ!これは触らないと勿体ない。ぜひ目を閉じて静かに岩肌に触れてみましょう。とてつもない力を感じるはずです。
◆横からお参りしよう
素鵞社をあとにして、次はいよいよ有名な巨大しめ縄がある神楽殿のほうへ行きたいところですが、ちょっと待った!です。
西側から御本殿に向かって参拝しましょう。これを忘れてはいけません。(下図の○から矢印の向きへ)
実は御本殿のご神体は稲佐の浜がある西を向いているのです。ですから、ご神体に向かって正式に参拝をするのは西側からが正しいんですね。これ、賽銭箱がポツンとあるぐらいで分かりにくくなっているので、参拝をスルーしてしまう人も結構いました。ここまで来ているのに勿体ないです。
ぜひ西側からの参拝も忘れずに行って、神楽殿への参拝をしていきましょう。
◆祈祷を受けよう
当然ながら神社ですのでご祈祷が受けられます。祈祷の際には御本殿の中にも入ることができますので、時間とお金が許す限りご祈祷を受けましょう。(ご祈祷は5,000円から)
◆特別参拝に参加してみよう
ご祈祷とは別に、特別参拝に参加できるツアーがあります。「古代出雲歴史博物館ガイド付き鑑賞と出雲大社「八足門」での特別参拝」というプログラムで、いくつかのツアー会社が設定しています。
古代出雲歴史博物館に集合してガイドさんの解説を聞きながら出雲大社の勢溜→八足門まで一緒に歩いていきます。そこでガイドが終了すると八足門内に入り、なんと神職のガイドにバトンタッチ。色々とお話しを聞いたら、最後は八足門内で参拝をし、記念品をもらって解散となります。
料金は3000円ですし、普段は入れない場所に入ったり神職さんの話しを聞いたりする機会も付いてくるのでオトクだと思います。オススメ。
<参考>一畑トラベルサービス
古代出雲歴史博物館ガイド付き鑑賞と出雲大社「八足門」での特別参拝《神職がご案内》
◆出来る限り綺麗な恰好で行こう
前述したツアーの注意書きにもありますが、参拝の時に注意したいのが格好です。
神様のいる神聖な場所に行くわけですから、汚れた服・作業着・エプロンなどは避けるべきです。参拝に行くと「仕事帰りに立ち寄りました」みたいなビックリする作業着とか、これから海でもいくんですか?というような軽装の人を見かけます。
ただ、お願い事を聞いていただく神様に礼を尽くすためにも、華美な服や露出の大きい服は避けるべきでしょう。私は出雲大社に行く時はスーツ+ネクタイと革靴で参拝しました。
せっかく行くのですから、礼を尽くし、適切な動線で参拝をしていきましょう!
NTT東日本様で社内セミナー!
NTT東日本様よりご依頼をいただき2日間にわたり社内セミナーに登壇させていただきました。
1日目は3月4日(月)。
対象としては一般社員向けで、トヨタの思考から学ぶ“自分自身のカイゼン”や、物事の本質を見極める方法などをお話ししました。
最後にはディスカッションをして、発表していただく時間も設けさせていただきました。
2日目は3月8日(金)。
対象としては管理職および管理職を目指す人向けで、トヨタの思考から学ぶ“時間への投資のしかた”や、部下とのコミュニケーション方法などをお話ししました。皆さんとても真剣なまなざしが印象的でした。
いずれの日も、参加された皆さまには書籍を2冊ずつご購入いただきました(ありがたい!)ので、振り返りとしても活用していただけると嬉しいですね。
後日、参加者のアンケートの結果をざっくりとお伝えいただいたのですが、「最高レベルの評価」「これまで見たなかでは一番」「記述量も多く満足度が伝わってきた」などと嬉しい言葉をたくさんいただきました。
NTT東日本の皆さまのビジネスが加速しますように!















