ピッチングやバッティングのスランプ脱出方法について。
昨日は「基本に立ち返る」ことが大切だと書きました。
今回は「身体機能」について。
スランプに陥ってしまった選手が真っ先に考えるのが
「技術・テクニックの修正」ですね。
「調子がいいときと比べて、どこが違うのか」
これを考えると思います。
突っ込んでしまっている
タメがない
開きが早い
クロスステップになっている
脇があいている
など。
昨日書いた「基本に立ち返る」のもこれです。
これはすごく大切。
良い状態と何かが違うので調子が悪くなっているのは間違いないでしょう。
では、なぜ、
そうなってしまったのか??
これが大事。
ここまで考えて対応できると復調も早いです。
筋肉が硬くなっていないか?
関節可動域が狭くなっていないか?
前屈・開脚・またわり・こしわり・肩の内旋や外旋など…
筋力は落ちていないか?
ハムストリングス・肩インナー・体幹など…
バランス能力はどうか?
片足立ち・ランジなど…
その他、
体調はどうか?
視力は落ちていないか?
自分の身体の状態をしっかり把握して、ベストコンディションに戻していくことが出来れば、技術的にも調子が戻ってくるはずです。
多くの選手は技術ばかり追い求めて
自分の身体に気を配っていないことが良くあります。
これには注意が必要です。
柔軟性や筋力など身体機能が整っていないと上手く出来ない技術がほとんどですので、技術的なチェックポイントを修正してみてすぐに改善しない場合はフィジカル面から見直してみるといいですね。