児童発達支援相談員として働き
主任に昇進してスタッフを纏め
育成しながら過ごしてきました
スタッフとの間柄も良くて
楽しい時期もありました
私に足りないことも含め
とても勉強になる時間でした
しかし…
仕事量が増え、児童との関わりも
スタッフとの間柄も段々と距離ができ始め
主任として追い込まれることに対して
心が苦しくなってしまいました
トップの考え方が最後まで合わず
私なりに決断したことを書きます
仕事とはなんでしょうか
できる人とできない人がいたとして
できない人には無理に仕事を与えず
できる人にはドンドン仕事が与えられる
辛いと言えない環境の中で抱えてしまい
精神的に追い込まれて潰れてしまう
スタッフ達を支えながらも
児童、保護者対応、送迎と常に時間に追われ
溢れ出した仕事を家に持ち帰り
休みの日も関係なくずーっと
仕事をして過ごしてきた日々
できて当たり前の世界には
労いの言葉もなく
もっと、もっと、と増えていく
真面目に一生懸命やっているスタッフ達の
傷つく姿をたくさん見てきました
大切な仲間が一人辞めて
また一人と次々退職していき人員が足りず
何回も上司と話し合いをしてきましたが
私の考え方が間違いだと言われ
しまいには新しい主任を連れてこられたあの日
頑張ってきた時間に対して脱力感半端なく
自分自身を見失ってしまいました
”出る杭は打たれる”
上司からするといらない存在の私
楽しかった職場が一変してしまった
私の心の穴を埋めてくれていたのは
可愛い子ども達でした
会社としての方針も、仕事場の雰囲気も
全て変わってしまった今
同じ教室で一緒に働いてきたスタッフ達も
新しい主任の方に興味を示し
目の前が真っ白になり
全て答えが見えました
「卒業します」
その言葉を言った瞬間
ジュニアスタッフが
何事もなかったかのように
あっという間に会話も変え
冷めた対応を見て
私も肩の荷がおりました
