児童発達支援相談員として入社したころ
ジュニア教室(児童発達支援教室)の
スタッフ達は静かな感じでした
私はそんなスタッフ達に
「療育として教室だけではなく
子ども達を連れて外にも行きましょう」
ミーティングの度に提案していました
そして・・・
皆で外に行く計画を立てて
初めて児童館に行くことに成功
そこから始まった外出
事業所近くの公園から遠くの公園
施設訪問、じゃぶじゃぶ池遊び
スタッフや子ども達と一緒に
初めての体験をして過ごしてきました
教室でも、お出掛けでも、責任者がいない
所長から頼まれた”主任”
ジュニアスタッフ全員から喜ばれた立場
私達の教室に初めて誕生した主任
当時は重みを感じてガチガチでしたが
段々と皆と一緒にここで働く事が楽しくなり
ジュニア教室には笑い声が響くようになりました
仕事の悩み、辛さ、自分自身との闘い
そんなスタッフの話を聞きながら
絶対にマイナスに物事を取らないように
考え方、捉え方を教え
どんな時もスタッフを支えようと
笑顔で対応してきました
「残りわずかとなりましたが
会える回数の少ない
子ども達ばかりかと思います
子ども達のためというよりも
自身が楽しんで
子ども達一人一人とのよい思い出を
最後に作ってもらえればと思います
2年間の尽力
ありがとうございました」
エリアマネージャーからの最後の言葉となり
私はジュニアスタッフに頼み
思い出の場所に行って
最後まで子ども達とジュニアスタッフと
一緒に楽しく過ごしました
【堤通公園内交通公園】
ここで自転車に乗るチャレンジをしました
そして広い公園でもルールを守って
皆と仲良く遊ぶことを覚えました
【じゃぶじゃぶ川】
2年前にできたじゃぶじゃぶ川
ここで水鉄砲の使い方を教え
先生VS子ども達で楽しみました
おませな女の子は
水着の自慢もしてくれました
遊んだあとはかき氷を食べて
皆で笑顔で過ごした暑い夏でした
【行船公園 / 自然動物園】
子ども達に生き物を見せたいと思い
探した公園です
利用曜日によっては
行けない子どももいるので
何度も訪れて皆の喜ぶ笑顔を
たくさん見て来た動物園です
「サルがお水を飲んでるよ」
私に教えてくれた子ども達
”へぇ~ あーやって飲むのね”
感心して見ていた私でした
「誰か顔を出したよ」
指をさして教えてくれる子ども達
何を見ても興味津々で可愛い
「濱崎先生が好きな金魚だぁ~」
私がタンチョウが好きだと
子ども達に教えたことを
覚えていてくれて嬉しかったな
相変わらず綺麗なタンチョウ
自然動物園を堪能したあとは
公園内の噴水広場で遊びました
夏は噴水広場で水遊び
水着に着替えて元気に
水の中へ入って行く子ども達
周りで見ているスタッフ達に
バシャバシャ水をかけまくり
大はしゃぎする子ども達を見ながら
私達も一緒になって遊びました
最後の最後まで皆で色々な所に行き
たくさん遊ぶことができました
ジュニアスタッフの皆さん
私の我儘に付き合ってくれて
”ありがとうございました”
最終日にスタッフ全員に用意したお菓子
”疲れた身体には甘いモノが一番”
皆でいつも言って過ごしてきました
たくさん食べて下さいね
ジュニアスタッフとの終礼が終わり
皆にお礼を告げ帰ろうとした時
全スタッフから声がかかり
「濱崎先生 お疲れ様でした」
素敵な花束とカードをいただきました
ずーっと堪えていた胸の痛み
そして自然と流れてしまった涙
前列がジュニアスタッフです
この3名で暫くの間頑張ってきました
私が卒業したら休職していたスタッフと
新しい主任が入るので安心です
最後は皆で笑顔でお別れです
”ありがとうございました”
家に帰ってからお花を飾り
皆からいただいた
メッセージカードを読みました
それぞれの思いが書いてあり
皆で過ごして来た時間に”感謝”です
児童発達支援相談員として働いた時間は
大変なこともたくさんありましたが
私にとってはとても良い勉強でした
素敵な仲間と出会え有難かったです
私に足りないものをもっと学び
今後の自分に繋げていこうと思います
「ありがとうございました」
この後はどうするの
そうなんです
弟から「手伝って」と頼まれ
歯科の受付のお手伝いをして
また違う世界を覗いてみようと思います
娘と一緒に懐かしい場所でランチ
このチーズセットが美味しい
仕事の最終日前日に髪を
25センチ切りスッキリ
そして気持ちもやっと落ち着き
ホッとした私を見て
娘も嬉しそうでした
またここから私なりに頑張ります