ダラスの新居が完成して、LAからの長距離引っ越しが数日後に迫るハーパー家。

 
日本にいる実家の両親や、夫の出身であるNYのお姑さんにも引っ越しを報告しました。
 
記事とは関係ないけど、バックヤードの写真キラキラ
引き渡しはこんな芝部だけの状態なので、入居して落ち着いたら、地元のガーデニングの専門家を雇って、花壇や野菜のプランターなどを作っていく予定。
 
 
で、今回の長距離引っ越しに関連して、自分や夫の友達や、周りの人々の人間性を改めて思い知る色んな反応をみてきました。
 
時間を工面して送別会をやってくれた人、パッキングを手伝ってくれた人、子供の世話を申し出てくれた人、不用品をもらったり引き取ってくれた人。
本当に気持ちだけでもありがたい。感謝しかありません。
 
我が家の新天地での生活を応援してくれる人が大半だし、「テキサスに遊びに行く楽しみができたよ!」と言ってくれる友達もたくさんいます。
 
一方で、笑顔でお別れしたかった最後に会った時に、ネガティブな反応を見せた人もいました。
 
「子供たちがお友達と離れるのは可哀そう」
「そんな大きな家を建てて、誰が掃除するの?」
「夏は地獄の暑さらしいよ」
「子供たち、日本語忘れちゃうわよ」
「きっとすぐに嫌になるわよ」
 
LA都心部では絶対に手に入らないような広さの新築の家、を手に入れた私たちへの、嫉妬や負け惜しみもあるかもしれませんが、人の人生の選択を素直に応援できないのは残念なことだとも思います。
 
日本人の人口も全米一多く、何かと生活が便利すぎる西海岸やLAを離れるには勇気がいります。仕事や人付き合いが安定したComfort Zone(居心地の良い場所)を今更出るという決断は、誰もが取れるものではありません。
 
実は昨日、売りに出していたサムスンの洗濯機と乾燥機を買ってくれた夫婦が引き取りにきました。
 
大汗かきながら洗濯機をトラックに乗せるご主人のアレンさん。お仕事はハリッドの制作スタジオ専属のカメラマン。奥さんのヴィッキーさんはヘアメイク・アーティストというエンタメ業界同士の、まさにLAカップルキラキラ
 
アイスコーヒーをお出しして、しばしのブレイクで立ち話。
アレンさんは元々中西部の出身で、LA出身のヴィッキーさんとの結婚を機にLAに住み着いたと話してくれました。
 
しかし、生活費の高騰は耐え難く、我が家がテキサスへ移るという一大決心を応援してくれました。
 
「すごく羨ましい。もうハリウッドの薄っぺらい人付き合いに疲れてしまったからね。LAはエンタメの本場だけど子供を育てる場所じゃないし、素晴らしい決断だよ」と言ってくれました。
 
赤の他人なのにね(笑)。人間性が出るって話です。
 
奥さんのヴィッキーさんもそのように感じてるようでしたが、夫婦そろって仕事柄、ハリウッドを離れることはできない様子。それもよく分かる。
 
「ぜひダラスにも遊びにきてね」と笑顔で夫婦を送り出し、ふと携帯をみると、NYの姑からのメッセージが届いていたガーン
 
「息子もあなたも仕事が忙しいみたいね。引っ越しが落ち着いて生活が落ち着いたら長期でそちらに滞在して子供たちの面倒をみましょうか?」
 
ん。。??
 
引っ越しや新生活で最も人の手を借りたいところは、荷物の整理とかパッキング、アンパッキングの期間なんですけどね(笑)。
落ち着いたら行きましょうか?ってどんなオファーやねん(笑)。
 
自分が孫の顔見たいだけやろ?
手伝う気持ちなんかさらさらないやろ?
 
ここが、典型的な自分軸白人女の思考なんですよ。
 
言わせてもらうけど、あんたの息子がずーっと保管してる大量のジャンクの断捨離とパッキングに来るなら大歓迎なんやけど。
 
姑は離婚歴が2回、シングルマザーだったこともあり、夫との関係は昔からギクシャクしてます。男運の悪い女の典型例だと思いますが、貯金もなく、60歳過ぎてもリタイアできずにリアルター(不動産屋)として仕事を続けてます。
 
夫の親戚や従弟たちはみんなNYですが、ゲーム業界は西海岸がメインなので、夫が20年前にLAに移ってからは家族とは疎遠です。
 
ところが、我が家がテキサスに移るとNYと距離が近くなり、子供たちが親戚や従弟たちに会えるのは良いことだと考えてます。
 
姑を除いては。。。(笑)
 
まず姑は気がききません。
料理もできませんし食材なんかの買い物も下手です。
レストランで待ち合わせなどしても、ホテルに携帯忘れたり、場所を間違えたりするのが普通なので、ものすごく疲れます(笑)。
 
結婚11年、年に1回は姑と会うんですが、こんな歴史の繰り返しで私も付き合い方を心得たので、当たり障りなく深く関わらない術を学んだわけです。
 
姑の自分勝手な人生の選択のせいで、夫は託児をたらいまわしにされる不憫な子供時代を過ごし、まともな食事も与えてもらえなかった様子。
身の回りの整理も自分でやるような教育も、しつけも受けていないので、結婚してから愕然とした私が、家事の基本を辛抱強く教えてきました。
 
夫は私との結婚を決めたときに、「ようやく自分の家庭を築ける」と話していましたが、それにはそれなりの理由があった訳です。
 
義理の母ではあるけれど、義理の母なんて髪の毛ほども感じてない真顔
 
テキサスに行くのは楽しみだけど、姑が「近くなるからもっと頻繁に会えるわ。ゲストルームもあるし」と思ってるのも分かるので、ハッキリ言ってウザいです(笑)。
 
家族だからある程度は仕方ない。
でもある程度にも限度があります。
 
明日には引っ越し屋さんが来るので今日が最後のパッキング!
頑張りま~すグッ