Trip-86 江ノ島 |   バリアフリーマップをつくる旅

この際はっきりさせておこう。


水族館は好きじゃない。


なかば義務でやって来た。


バリアフリーマップを作るために。



駐車場に車を止めたあと、すぐには入館せず、一旦、江ノ島方面へ向かう。

  バリアフリーマップをつくる旅


名物のしらす丼を食べるため。


入ったのは浜辺の小さな食堂。


朝獲れの生シラスを食べられる店。


事前にネットで調べておいたのだ。


水族館へ赴くことを思うと気が重い。


このしらす丼はオプションの一つ、自分をなだめる欺瞞工作として。


平らげてしまうと他にやるべきこともなくなり水族館へ。


調査は2時間ほど、我慢するしかない。



数年前にリニュアルした新江ノ島水族館、大小様々な水槽で、マグロやらペンギンやら様々な生物が展示されている。


目玉の大水槽、サメやエイと一緒に泳いでいるのはイワシの大群。


相模湾の自然を模したというこの中で、リアルな食物連鎖が行われているのだろう。


仕掛けもアイデアもとても良い。それでも、やはり興味が沸かない。



アクアリウム・ショップ。


アシカのぬいぐるみにも、クラゲのマシュマロにも触手は伸びず、完全スルー。


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最後、イルカのショー。


日頃、写メだけでは心もとなく感じていた撮影機材、


昨日、家の中から偶然発掘されたデジカメを持参。


何年も前に買いほぼ未使用のまま消息を絶っていた。


ちょうどいい機会なので練習に充てる。


イルカがジャンプするシーンと車椅子席とを一つのフレームに収めるのだ。


失敗を繰り返してきたあと、何度目かのシャッターチャンス、連写機能を駆使して、捉えた感触を得る。


あとは出来栄えが問題。


WEBサイトに掲載できる代物かどうか。



だが、、保存されてる画像、連写しまくったせいで膨大な量。


使い慣れないデジカメ、しかも同じような画ばかり。


再生の順番がどうなってるのか、OKテイクがどこに埋もれてるのか、皆目見当もつかない。


そうこうしてるうちに、ショーが終了。



観客が退場してる中、その場にとどまり、デジカメのデータをスクロールし続ける車椅子の男。


ひょっとして・・・、


人々の目には、イルカショーの余韻に浸ってる風に映ってるのだろうか。