Trip-82 長野→松本 |   バリアフリーマップをつくる旅

[おことわり]

タイトル:長野→松本ではありますが巨人打線の話ではありません。
旅の話、信州・甲州ぐるっと鉄道旅の第二話です。
では本文。



  バリアフリーマップをつくる旅 長野から大阪行きの特急しなのに乗る。


指定席に空きがあったが、ここでも買わない。


実物を見たらかなり狭くて。


それと710円浮かせるために。


指定席のスペースに駐めると車椅子の車輪は


20cmほど通路にはみ出してしまう。


1時間足らずの乗車時間、自由席という名のデッキでかまわない。



ここで鉄道旅、最大のメリットを行使。


背もたれに掛けたカバンから取り出したのはノートPC。


終えたばかりの長野のバリアフリー調査、結果を入力する。


クルマ旅ではこうはゆかない。運転中、いくら頭の中でまとめても、東京へ戻ってPCに向かう時間はそれなりに必要だ。


しかし、しかし、


その最大にして最強と思われたメリットは開始30分で強制的に奪われる。


車酔いだ。


時速120kmで疾走する列車、車両の端っこのデッキ、信州山地のくねくね路線、揺れが半端ないのだ。


新幹線でも、車でどんだけ運転しても、船で大海原に漕ぎ出しても、これほど激しい車酔いに見舞われた経験はない。


あきらめてPCを畳み、虚ろな目でアルプスの山並みを眺める。できるだけ遠くの方の。



そんなこんなで松本に到着。這うように下車。


車酔いは治まる気配もなく、おかげで調査の範囲は最小化を余儀なくされる。


どうにか必須箇所の調査を完了し、次の列車まで30分ほど。


  バリアフリーマップをつくる旅 休憩が必要だ。動かない陸地で。

こうなったら気分を上げるため、

名物の山賊焼をいただく。

ちょっと早いが飲酒も解禁。


だけど、コントロール不能な胃酸の分泌に阻まれ、


脂っこい揚げ物には一向に手が伸びず。


流されたどり着いた松本の地、ひたすら葉っぱをつまみに、ハイボールをすするの刑に服するのだった。



つづく