漫画は読まないが、この業界のことなので何となく知っている。
知らないブロ友のために説明すると、
車椅子バスケをめぐるアレやコレやのお話。
泣けたり考えさせられたりするヤツ。
東京体育館。国内最大の大会があるということで観戦に来た。
もちろんバリアフリー調査も兼ねて。
本番の試合は初めて。
入院中、病院の体育館を使って地元チームが練習し
ているのを、たまに見学させてもらったことはあるが。
そう、初リアルリアル。
実際のゲーム。
車椅子の速さ、ポジショニングの巧さ、鋭いパス、当たりの強さ・・・全てに興奮。
最終ピリオド、残り時間が迫るなか劣勢のチーム、悲壮感あふれる必死のパッチ。
負けたらおしまいのトーナメント、こっちまで涙ちょちょ切れる。
そして選手たち。
全国から勝ち上がってきた猛者ども。
まぁ、腕っ節の凄いこと。
だけど、同じ車椅子ユーザー目線、そこで済めばいいのに、無意識のうちにもっと奥の方まで見ようとしてしまう。
プレーから、車椅子のセッティングから、
座位の姿勢から、コケた後の起き上がり方から・・・、
各選手の障害の種類や程度を推測してしまうのだ。
しかし・・・、
にわかな見立てでは全く計算が合わない。
この動き・・・、鍛えることによって、ありえる常識の域をも超えるとでもいうのか・・・。
車椅子バスケは、残存機能によって個人個人に点数が付与されていて、チーム全体の合計点が定められている競技。
なので障害の程度に応じてポジションを配分してチームをつくるのだ。
会場で話を聞かせてもらった1人のボランティアスタッフの言葉が印象に残っている。
「いつかこの東京体育館を満員にしたい」
リアルリアル、足を運んで観戦するに十分値する、というか余りある競技でしたぜ。