Trip-61 東京体育館 |   バリアフリーマップをつくる旅
リアル。

漫画は読まないが、この業界のことなので何となく知っている。

知らないブロ友のために説明すると、

車椅子バスケをめぐるアレやコレやのお話。

泣けたり考えさせられたりするヤツ。


  バリアフリーマップをつくる旅 東京体育館。

国内最大の大会があるということで観戦に来た。

もちろんバリアフリー調査も兼ねて。

本番の試合は初めて。

入院中、病院の体育館を使って地元チームが練習し

ているのを、たまに見学させてもらったことはあるが。

そう、初リアルリアル。


実際のゲーム。

車椅子の速さ、ポジショニングの巧さ、鋭いパス、当たりの強さ・・・全てに興奮。

最終ピリオド、残り時間が迫るなか劣勢のチーム、悲壮感あふれる必死のパッチ。

負けたらおしまいのトーナメント、こっちまで涙ちょちょ切れる。


そして選手たち。

全国から勝ち上がってきた猛者ども。

まぁ、腕っ節の凄いこと。

だけど、同じ車椅子ユーザー目線、そこで済めばいいのに、無意識のうちにもっと奥の方まで見ようとしてしまう。
  バリアフリーマップをつくる旅
プレーから、車椅子のセッティングから、

座位の姿勢から、コケた後の起き上がり方から・・・、

各選手の障害の種類や程度を推測してしまうのだ。

しかし・・・、

にわかな見立てでは全く計算が合わない。

この動き・・・、鍛えることによって、ありえる常識の域をも超えるとでもいうのか・・・。


車椅子バスケは、残存機能によって個人個人に点数が付与されていて、チーム全体の合計点が定められている競技。

なので障害の程度に応じてポジションを配分してチームをつくるのだ。


会場で話を聞かせてもらった1人のボランティアスタッフの言葉が印象に残っている。

「いつかこの東京体育館を満員にしたい」

リアルリアル、足を運んで観戦するに十分値する、というか余りある競技でしたぜ。