Trip-52 小金井公園 |   バリアフリーマップをつくる旅
小金井。

吉祥寺の向こう側、国分寺のこっち側、中央線に乗ったとき車内放送で名前は聞くけど、どんな街かは知らない。

東京に住んでいても小金井を目指して訪れるのは今回が初めて。


だだっ広い芝生、それを囲む林、その向こうにはダイレクトに青い空。

江戸東京たてもの園は360度自然な雰囲気の小金井公園にある野外博物館。

歴史的・文化的に価値のあろう建築物がてんこ盛りに移築・展示されている。

全部新築物件なら住宅展示場と変わらない感じだ。


一軒の古い洋館、勝手口のスロープから潜入できそうなので内覧してみる。
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低い天井、茶の間の壁にはコンセントもTVアンテナの

穴もないのが逆に新鮮。

全体的に現代の間取りより一回り小さいのは難だが、

よく見ると車椅子でもそれなりの暮らしができそう。

飴色をした板張りの台所なんかは気に入った。

かまど炊きの炊飯器、車椅子の足回りでもスリップインできるキッチンシンク。

  バリアフリーマップをつくる旅 応接間も悪くない。

装飾が施された出窓に味のある調度品・・・。

かつての住人はなかなかいい趣味のようだ。


他の建物の中でもいくつかの物件には

入ることができる様子。

戦前の三井財閥の邸宅、開発間もない田園調布に建てられたモダン建築、第20代総理大臣だった高橋是清邸・・・。

そういえば、これらが建てられていた昭和初期、三井財閥の総帥も高橋是清も殺されている。

一人はテロ事件、一人はクーデター事件。日本の暗黒の時代。

特に高橋是清が6発の銃弾を浴びた現場はまさに目の前の建物の中。

時空を超え、東京の郊外で2人がご近所になろうとは。


もうすぐ桜が咲く小金井公園。

ちょっとマイナーな街だけどなかなか悪くない公園を見つけました。