Trip-34 新板橋 |   バリアフリーマップをつくる旅
人生には「上り坂」と「下り坂」と「まさか」があると言ったのは小泉さん、実はあの言葉は正しかった。

前回トリプル悪夢を味わった坂の街、板橋トライアングル。

二度と来ないと誓った舌の根の乾かぬうちに「まさか」の再訪だ。

別に調査漏れがあったわけではない。仮にあったとしてもこの地は放っておくだろう。

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本日はボジョレヌーボーの解禁日。

前回の調査中、立ち寄れなかったけど気に

なったワインショップへ。

通販メインでやっているというこのお店、

入ってみると見事なストック量に圧倒される。

来店客よりは通販の売上が多いのか、スタッフは黙々と箱詰め作業に追われている。


若き実業家でもある店長はとても感じが良く、電車で来たのだと答えると、わざわざ作業の手を休めていろいろ

ワイン話を聞かせてくれた。

こういうとき車椅子だと役得なことが多い。

普段のワイン選びといえば、産地(ブドウ品種)と生産年と格付けと値段くらい。そう、データに頼りきっているのだ。

もちろん、これでハズレを引くことはほとんどないが、逆にどんどん中心化することは否めず、個性的でもいいワインと

出会う可能性は薄くなる。


いま、店長が力をいれてるのがスペイン産。それもリオハとかメジャーな産地でなく、聞いたこともない地域ばかり。

何やら近年、スペインは国策でワイン産業に力をいれているらしい。それでもフランスやイタリアみたいに

均質化されておらず、探せば相当面白いワインと出会えるとのこと。

30分も談義に花が咲かせてしまったが、車椅子で持ち帰れるワインの数には限りがある。

それでも店長は快く渾身の1本まで導いてくれた。

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ちなみにこのお店、ヌーボーは取り扱いが

ないとのことで、地元の酒店で買い足しして帰還。

データ偏重主義のワイン生活にあって、こういう

定性情報の詰まったショップ、とても貴重です。

店長にはちょっとお付き合いさせてしまったけど。

では、ヌーボー飲まれる方も、飲ない方も、既に解禁された方も、よい夜を。


あともう一つ、ちなみにですが、板橋トライアングルの中で新板橋だけはエレベータ設置駅です。