秋というより夏に近い天気の中、ドライブがてら東京湾フェリーのバリアフリー調査にやってきた。
車椅子になってから初めての船。
ベタ凪だがバランスがちょっと陸の感覚とは違う。
でも甲板の上、潮風と太陽、黒くて深い海を間近に
感じることは、やはり気持ちよい。
客室内の通路も広く、混んでなければ好きな
ところへ移動して、接岸シーンや碇を巻く作業なんかも自由に見られる。
あっという間に久里浜へ到着。せっかくなので横須賀の街へ繰り出すことにする。
市街地までは車で20分、途中の小さな岬で絶景に出会う。
不意を突かれて少しだけ涙が出た。しかし噴出してくるいろんな感情は胸の奥に
押し込めて「どぶ板通り」を目指す。
ペリー来航から160年、そっからず~っと
海軍の街、横須賀。
港には軍艦、通りには米兵がわんさかいる。
建ち並ぶバーの中を覗いてみるともはやニッポンの色はみじんもない。
ガラスに張られたチラシには「Chu-Hi $5」の文字。
Heyブラザー!もしや治外法権まで実施中ではないだろうなぁ。
なんとか雰囲気ぷんぷんだけどビギナーにもセーフな感じのお店に辿りつく。
ご所望のネイビーバーガー with ビール(ノンアル)を発注。
出てきたモノはボブ・サップの顔の半分はあろう巨大な物体。
挟まってるのは肉塊・ベーコン・チーズ・目玉焼き・トマト・レタス・オニオン。
野獣と化してほっぺから顎までベドベドになりながら
むしゃぶりつく。
そう、ここは戦場に一番近い街なのだ。
そして俺だってオトコなのだ。
厳しい持久戦にはなったものの何とか攻略して作戦終了。
しかし殺人的ボリュームだった。