Trip-22 東京湾 |   バリアフリーマップをつくる旅
いま東京湾にいる。陸地ではなくて海のほう、底ではなくて表面のほう、泳ぎではなくて船の上。

秋というより夏に近い天気の中、ドライブがてら東京湾フェリーのバリアフリー調査にやってきた。
  バリアフリーマップをつくる旅
車椅子になってから初めての船。

ベタ凪だがバランスがちょっと陸の感覚とは違う。

でも甲板の上、潮風と太陽、黒くて深い海を間近に

感じることは、やはり気持ちよい。

客室内の通路も広く、混んでなければ好きな

ところへ移動して、接岸シーンや碇を巻く作業なんかも自由に見られる。


あっという間に久里浜へ到着。せっかくなので横須賀の街へ繰り出すことにする。

市街地までは車で20分、途中の小さな岬で絶景に出会う。

  バリアフリーマップをつくる旅 不意を突かれて少しだけ涙が出た。

しかし噴出してくるいろんな感情は胸の奥に

押し込めて「どぶ板通り」を目指す。


ペリー来航から160年、そっからず~っと

海軍の街、横須賀。

港には軍艦、通りには米兵がわんさかいる。

建ち並ぶバーの中を覗いてみるともはやニッポンの色はみじんもない。

ガラスに張られたチラシには「Chu-Hi $5」の文字。

Heyブラザー!もしや治外法権まで実施中ではないだろうなぁ。


なんとか雰囲気ぷんぷんだけどビギナーにもセーフな感じのお店に辿りつく。

ご所望のネイビーバーガー with ビール(ノンアル)を発注。

出てきたモノはボブ・サップの顔の半分はあろう巨大な物体。

  バリアフリーマップをつくる旅 挟まってるのは肉塊・ベーコン・チーズ・目玉焼き・

トマト・レタス・オニオン。

野獣と化してほっぺから顎までベドベドになりながら

むしゃぶりつく。

そう、ここは戦場に一番近い街なのだ。

そして俺だってオトコなのだ。

厳しい持久戦にはなったものの何とか攻略して作戦終了。

しかし殺人的ボリュームだった。