絶妙なコントラストのもてなしでガーデンプレイスは迎えてくれた。
完璧なまでの爽快感。でもそれは2秒と持続しなかった。
時刻は13:30。お腹が空きすぎているのだ。
最初に目に入ったレストランをロックオン。
入口のスロープを上ろうとする。と、
「ん?何かおかしい」
スロープの途中で車椅子が止まってしまう。
斜度はせいぜい5°。やや急ではあるが上れない傾斜ではない。
見ると前輪がレンガの凹凸につっかえている。
初めての体験だ。新鮮ささえ感じる。そして新しい公式が生まれる。
上り坂 + レンガの凹凸 = キャスターが引っ掛かって非常に上りづらい
悪くない。何よりシンプルで分かりやすいのがいい。
そう遠くない日に車椅子界の新説として定着するかもしれない。
何とか入店。注文したジンギスカンのランチとエビスビールが運ばれてくる。
さっそくビールをゴクリ。体内で分泌する
至福物質が一気に許容値を超えた。
しかもここは聖地。たとえ平日の真っ昼間から
ビールを飲んでいたとしてもいささかの罪悪感を
持つ必要などない。いや、むしろここでビールを飲まないことのほうが反社会的行為にさえ思える。
至福な時に未練が残りつつも、適当に切り上げ調査に入る。
三越からエビスビール記念館、タワー側に渡り地下駐車場から階を上りつつチェックポイントをつぶしてゆく。
そう、ここは勝手を知っている場所。車椅子になってからだって何度も来ている。
しかも天気まで味方してくれて、怖いほど順調に調査終了。
こんな日和が次にもあらんことを願う。