【ブランド創造思考術】04_戦略を生み出す4ステップ:3.地の利

●地の利とは、自分が出来る「能力」と自分の「興味」
「目標達成のために
頭の中でイメージして、いろいろな状況を想像して
その時々の対応について予め決めておく」
これが私なりの「戦略」の定義なのですが、
「誰に」
「なにができるのか?」
この質問に答えないで、
あいまいなままビジネスを始めたり
イメージだけでブランドを作ろうとしている人が
本当に多いです。
昔の戦(いくさ)では、
「地の利」といって
自分の知っている場所、
自分が慣れ親しんでいる場所、
自分が土地勘がある場所
…というのは
知らない人と比べてかなり有利になる
なので…
戦をする場所が勝敗を分ける要因になるので
「地の利」
…を重んじるようになったのです。
さて、
これをパーソナルブランディングに
置き換えると何になるのか?
自分が今まで培ってきた
経験や知識などの「能力」と
自分の「興味」
この2つが「地の利」になるのです。
●「能力」と「興味」の2つの軸が持つ大きな意味とは?
「能力」はわかるけど、
どうして「興味」が関係あるの?
そう思う方いますよね?
ビジネスは「商い(あきない)」とも言います。
昔の人は本当に上手く言葉に表現したものです。
その仕事に飽きることなく、
常に向上させることができるかが
ビジネスで成功するカギになります。
しかし、
いろいろな経営者の方を見てきましたが、
新しいものに興味ある
新しいものに関心がある
新しいアイディアに満ち溢れている
そういう方は非常に多いのですが、
その方の会社の経営状況は9割以上悪い状況にあります。
それは、
いまあるベースとなっているビジネス自体に
飽きてしまい、いろいろと手を出しているうちに
本業も危なくなる
…という悪いスパイラルにはまるからです。
「能力」もものすごく大切ですが
それ以上に「興味」があるかが大切なのでは…と思うのです。
「能力」と「興味」の2つの軸を
マトリックスにすると下記の様になります。

「興味」がないと、どんなに高い能力があっても
それを100%活かすことが出来ません。
有能な社員が、誰もが出来るような雑用をやらせると
モチベーションが下がる
逆に能力が無くても、本人が興味を持つ仕事を
与えると全力で取り組み120%以上の結果を出す
これは私がいろいろな部下に
いろいろな仕事を与えて実感していることです。
「能力」は「興味」以上に発揮することはありません。
逆に「興味」がある仕事に対しては「能力」がなくても
全力で対応するので、想像以上の結果を残すことが多いです。
ブランディング戦略として
取り組むビジネスについて「興味」があれば
ぜひ取り組むべきです。
しかし、「興味」がない場合は
2つの対応が考えられます
「興味」は無いが、実行する「能力」があるパターン
この場合は、自分の中で新しい要素をプラスアルファすることで
自分自身の興味を持ち上げることができるか?
その可能性があれば、ぜひ挑戦すべきです。
「興味」も無く、実行する「能力」もないパターン
この場合は、ビジネス展開する勝算がありません。
この方法を模索するのではなく、
別のアプローチで練り直した方がいいです。
「興味」は自分の能力に
ものすごく大きな影響を与えます。
ぜひその視点を踏まえて
「能力」と「興味」の軸で
自分をたな卸ししてみてください。
きっとそうすることで
自分自身の新しい強みに出会うことが出来るはずですから!
さて、次回は戦略を生み出す
4つのステップの最後 ステップ4
「人の和(Needs & Wants)」について説明していきますね。