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海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

実は3月に1つ山に行ってきた。
だけどたぶん自分の短い登山人生において最悪の山行に終わったので、記録を書くかどうかものすごく迷った。
というか正直思い出したくないというかなかったことにしたかった。
 
書かないのはフェアではないかなと思いつつも思い出したくないしどこまで書いてもいいものか、と色んな事を考えた結果、反省点だけ書くことにした。
 
選んだのは雪岩ミックスのリッジ上を避難小屋泊で2日間かけて歩くというツアーでマンツーマンのガイド山行だった。
コース概要は基本リッジ上を歩きクライミング箇所もかなり出てくる、というふわっとした説明だけだったので一番不安だった行動時間を問い合わせたら、初日、2日とも5時間を想定しているという。
 
自分が体力もなくクライミング経験もないのは自覚していたので、「雪山登山経験はそこそこあるけど、クライミング経験は殆どない。去年の7月メンヒをソロで登った時は頂上手前のリッジで足が竦んで撤退している。加えて下山中に滑落して怪我で右手の小指が使えない状態なのでシングルアックスであれば左利きなので問題ないがダブルアックスが必要な場合は難しい。あと、体力もあまり自信がない。下りはコースタイムで行けることが多いが登りは人より時間がかかる。なので5時間以上かかると思う。それでもこのコースは可能か」という問い合わせを送った。
 
ガイドの返答は「リッジは危険な所もあるがガイドと確保するから心配ない。クライミングはそんなに難しくない(not that difficult)。メンヒを一人で登れるなら問題ないと思う。体力があるに越したことはないが我々には2日間ある。」というもの。
 
終えてみて思った最大の反省点としては、
 
ルートについて自分自身で詳細な情報収集をしなかった、ということ。
 
自分の山経験をガイドに伝えてガイドがOKしたならじゃあいいんだろう、と思っていた。
「私はこのコースに適格か?」という質問に対してシャモニーガイド協会のように「これはあなたにはちょっと難しいと思う」と正直に言ってくれるところもあるけど、そうでない所もあるという当たり前のことを失念していた。
 
一応自分でコース申し込み前に行くルートの夏冬のyoutube動画は2、3眺めてみたんだけど、もっと調べるべきだった。
もっと調べたら、たぶんどこかで「これはガイドを付けたところで私の体力・能力を超えている」ということがわかったと思う。
 
ここはクライミング箇所以外も、最初の30分以外は新雪の薄く積もった岩のリッジをバランスを取りながら歩かなければならないような所が殆どだった。私が見たyoutube動画ではもう少し雪があった気がするので今年は雪が少なかったのかもしれない。
メンヒの頂上手前のような、踏み固められた雪のきれいなトレースがついているようなリッジではなかった。
 
初日、自分達の前には1パーティ2人が先行していると聞いていたけど出発して30分くらいして自分の前方にリッジ上に座り込んでいる人が見えて、1人しか姿が見えないこととその人に現地語で話しかけたガイドの反応を見て何となく何があったかわかったけど、同行者が滑落してしまったとのことで、この人もヘリで救助されていった(気になって帰国後に事故のニュースを探してみたけどなかったので落ちた人は無事だったのだと思いたい)。
滑落した跡もどこに落ちたかも見えなかったけど、ここはクライミングが必要な場所ではなく、リッジ上に小さな岩が結構露出しており岩を抱くようにして乗り越えたり回り込みながら進む箇所だった。
私はガイドにロープで確保されていたから良かったけど、リッジ上の雪を踏みしめたつもりが体重をかけたら足が沈んで下に隠れている岩でバランスを崩し体が傾いたことが何度もあったので、一人だったら確実にどこかで落ちていただろうなと思う。
このルートは行ってみてわかったけど私の能力を超えていたし、もっと情報収集してそのことに行く前に気づくべきだった。
 
細かい反省点①としては、
 
圧倒的にクライミングスキルが足りていなかった。
 
事前の照会では「メンヒを一人で登れるなら大丈夫」との返答だったけど、私の体感ではこのコースはメンヒの「クライミング」より数十倍難しかった。
 
これは懸垂下降した箇所だけど岩場としてはまだましな方。
 
これよりももっと、手がかり足掛かりがなくて、どう登ればいいのかわからない、どう降りればいいのかわからない、という所を登ったり懸垂下降以外で降りたりするところが殆どだった。
 
「ほんとにやばい所」にはこうやってロープが張ってあったけど、私の能力ではロープのない所の登り降りにも時間と体力を使った。
 
どんだけ私がど下手かというと、1日目の途中からは私のあまりの下手さ遅さにガイドがいらいらして私をロープで引っ張り上げようとしていたし、2日目の最後の方は、疲れていたせいもあるけどこういう岩場の下りで足を踏み外して宙づりになった(ハーネスでフィックスロープに確保していたからこその宙づりなんだけど、腕が限界に来ていたので復帰するのに相当時間を要した)。
 
普通のクライミングですら下手なのに、数㎝しかないような岩のくぼみにアイゼンの先の爪2つをひっかけて登り降りするような所ばかりで、これは本当に私の能力を超えていた。
 
という、「クライミングがド下手過ぎる」というのが今回の反省点①。
 
ただこれは、どうしたら良いんだろう、と正直途方にくれている。
たぶん私はクライミングのセンスが本当にない。
アイゼンでの岩登りとか以前に体重移動が下手クソ過ぎるというかわかっていないので、日本に帰ってミ〇〇ツ教室に通うしかない気もする。
 
しかし問題は、私はクライミングが全く好きではないので、そこまですることにちょっと躊躇している、という点。
今まで数回しか経験してないけど、クライミングというものが全く楽しいと思えない。
多少三点支持で登るような岩場鎖場は大好きなんだけど、今回みたいに手がかり足がかりが(自分基準では)全く見つからず「落ちたらジ・エンド」な所を必死で登り降りするような「クライミング」は本当に楽しくない。
 
今回の山行で自分のクライミング能力のなさが酷すぎたのでこっちでボルダリングジムに通おうか、通うべきかとも思ったんだけど、楽しくないもの、好きでもないもののためにあんまりお金を出したくない。
 
でもいろいろな山に行きたい、という夢はあるので、そのためにはたぶんクライミングはやっておいたほうがいいんだろうし、だとするとお金出してでも習ったほうがいいんだろうか。。。たぶんいいんだろうけどな、と迷っている。
 
 
細かい反省点②は、
 
体力がなさ過ぎた。
 
たぶんガイドの想定を超えて私の体力がなさ過ぎた。
体力が予想以上のペースですり減った理由の1つはクライミングが下手過ぎてそこで余分に体力(腕力と脚力)を使った、というのも大きいと思うんだけど、元々の基礎体力もなさ過ぎた。
初日想定では5時間だったけど、クライミングで私がもたもたしまくったせいもあって結局避難小屋に着くまでに9時間半かかった。
最後はヘッデンをつけてリッジ上を歩く、というあまりしたくない体験をした。
リッジ上はまだいいとして、リッジを回り込むようなところでは結構な吹き溜まりになっていて足が沈んだりしたこともあり、2日目は終盤そういう所が多くて特にヘロヘロになり、何度か足がもつれてこけてそのまま止まらず数mプチ滑落する、ということを繰り返してしまった。
 
これは本当に反省した。
旅の直前、左膝に痛みが出て「走るのは駄目だよ」と医者に言われたこともありランニングをストップしていたんだけど、その分スクワットを増やすとか、もっと脚に筋力をつけとくべきだった。
 
あと、腕力もつけるべきだと思った。
クライミングは本来は腕じゃなく足の力とか体重移動で登るものだと思うけど、今回腕の筋力がなさ過ぎてすぐへろへろになっていたので、これも大きな反省点。
腕立て伏せは始めたもののすぐに倒れ伏してしまうので道のりは長そうだ。
一番いいのは懸垂らしいけど、ジムに行くかはまだ少し迷っている。お金の問題もあるし、治安面でも少し不安がある(こっちのジムは盗難が多いらしい)。
 
色々と、本当にひどい山行だった。
クライミングが下手過ぎたし体力もなさ過ぎたしガイドは常に私に苛立っていて私は常に焦っていた。
最後はなんかもう、心が折れてしまった。
 
しばらくはちょっと「クライミング」が含まれるような山行はやめようと思うし、ガイド山行ももうこちらにいる間はやめておく。
体力・筋力作りに真面目に励んで、自分のレベルで行ける山なのかをよく調べた上で山に行きたい。
 
これはまだ元気だった頃に撮った景色。
この時は景色に感動してわくわくしていたはずなんだけど、今は見返すのも躊躇してしまうし見ても何の感情も湧いてこないのが悲しい。
 
 
 
 
 
 
 

今年帰国だと思って「もうすぐ日本に帰る」だの「~の思い出に」だのと書いてたら、どうやら任期が1年延びそうだということが判明した。

 

「思い出」、調達するの早すぎた。。。

 

まさかこの街で4年目を迎えるとは思わなかった。

 

改めて考えると自分の人生における外国での生活は合計すると12年近くになっていて、我ながらちょっと吃驚した。

 

最初の外国暮らしは子どもの頃のアメリカ3年。

その次は学生の2年。

3回目が十数年前のパリ4年。

4回目が今回のポテト王国生活(4年目突入が決定)。

 

44年の人生における12、13年は個人的には結構長く感じる。

 

12年外国での暮らしを経験した結果思うのは、やっぱ自分にとっては日本が一番住みやすいということだ。

アメリカの5年間のうち最初の3年は日本人学校に通っていた自分にとっては生活はほぼ全て「日本」という特殊な環境だったので住みやすさみたいなものを意識したことはあんまりなかった(どこに外出するにも親の同伴がいるので不便だなと思ったくらい)。

2回目の2年間も学生だったせいか外国人としての心細さを感じることはあんまりなかったし行政手続きや仕事の適当さに苛立つ、みたいなこともなかった。それでも、日本の生活が恋しくて日本で就職したくて帰った。

 

ヨーロッパ駐在のこの計7年、特に最初のフランスの4年は結構ハードだった。

自分がフランス語喋れないのも原因の一つではあると思うけど自分はこの国ではちっぽけな立場の弱い1アジア人だなと感じたし、フランスの行政手続きや仕事の適当さにストレス値はうなぎ上りになり、フランスの印象はゼロからマイナス100になった。

 

4年間のフランス生活の結果鋼の心と諦めと適当さを手に入れたので今総じて快適に過ごしているし、ここでの仕事は好きなので後1年も楽しくすごせるだろうとは思うけど、やっぱり私にとっての一番は日本で暮らすことだなと思う。

 

あくまでも「私にとっては」だけど日本人として日本で暮らす安心感は何ものにも代えがたい。

次に日本に帰ったらもう残りの人生ずっと日本で過ごしたい。

 

人の多い所が好きではないのでパリもあまり好きではない。
先週パリに行った際、ほんとはRejaneを見て一風堂でラーメン食べたらすぐ帰ろうかと思っていた。
 
でも往復数万円かけていくのにそれではあまりにももったいないかな、と思い、せっかくなので行ってみたかった場所に行くことにした。
もうすぐ日本帰るし(希望的観測)、パリに来るのもこれが最後かもしれないし(希望的観測)。
 
フランス国立図書館のリシュリュー館。
 
見た目はよくある建物。
 
なんでここに来たかったかというと、これが見たかった。
Salle Ovale(楕円の間?)
 
前回駐在してたときに何かの写真で見てこの楕円の間に一目ぼれしてしまった。
何故か勝手に、(ハリポタの世界だ)と思った。
別にハリポタのファンでもないんだけどなんかこのファンタジー感が。
ただ、前回はあいにくずっと改装中で帰国までついに行くことができなかった。
 
入るときにセキュリティチェックみたいなのはあるけど入場無料。
憧れの場所についに入れてどきどきした。
 
 
ガラス張りの楕円の天井やそれをとりまく天窓、壁際にずらっと並んだ圧巻の本棚。
これ設計した人は神やな。。。
私の中ではここは「ハリポタの図書館」としてずっと行ってみたい所だった。
 
わあああ
 
うーん最高。
 
 
 
館内の雰囲気を壊さないように、という配慮なのか、空調もこの通り周りの空間に合う仕様になっている。
 
ただ展示や案内はデジタルも併用。
 
 
ついに夢の場所に来られて感無量だった。
ぐるっと一周回ってしばらく部屋を眺めてから退室。
 
 
国立図書館リシュリュー館、予想以上に大変素敵な空間だった。
Salle Ovaleを見たい、という10年来の夢がついに叶って嬉しい。
 
昨日は日帰りでパリに行ってきた。
初春とは思えない程天気の良い日でラッキーだった。

 
目的はMoyanat(モワナ)のRejane というバッグを見るため。
 
Moynatを初めて知ったのは10年前パリに駐在していた時だった。
雑誌で見たのかオンラインで見たのか忘れてしまったけど、Cabotinというバッグの美しさに一目ぼれして、それまでバッグにお金をかけることなんか考えたこともなかったけど、どうしても忘れられなくて購入した。
 
これがCabotin。
 
Cabotinを買ったときにお店で見たRejaneというバッグも気になって1年後、迷った末にミニサイズの黒を購入した。

 
日本ではそこまで出番が多くなかったけど(何故なら週末は山に行ってることが多かったので)、こちらではレセプションに出る時などに非常に重宝していて、やっぱりいいバッグだなと改めて思っていた。
 
何がいいかというと、①まず名刺とか必要最低限のものだけ入れて邪魔にならないサイズ感。
②そして肩にかけて両手が自由になるという点(グラスもったり名刺交換したりするので鞄手持ちだとかなり面倒くさい)。
③後はこのTaurillonというレザーの頑丈さ。
Cabotinを買った時は見た目の美しさに引かれてBox Calf というレザーにしたけど、これはちょっとストラップがぶつかっただけでも傷がつくくらい傷つきやすくて結構繊細な扱いが必要だった。でもTaurillonというレザーは傷が目立ちにくいので多少雑に扱っても全く問題ない。こっちでは小雨の日も多いけどそういう日に使って多少雨粒がつこうがきちんと拭いていれば問題ない(ように見える)。
 
私のストラップのかけ方が悪いのかたまに縦方向に衝撃が加わるとストラップがぽんと外れることがあるんだけど、それを除いてはほぼパーフェクトなバッグだと思っている。
 

前にポテト王国の思い出に財布を買ったけど、当初はせっかくの機会だしと思ってデルヴォーで一番有名らしいブリヨンというハンドバッグを検討した。

ただ、好きな人には申し訳ないんだけど私は正直ブリヨンの見た目に全く心惹かれなかった。
何度か見てると可愛い。。。かも?と思えてきたけど、私にとってはこのモワナのRejaneの見た目の方が100倍好き。
 
なんかこの曲線の塩梅がちょうどいい。うまく言えないけど。
 
youtubeに星の数程いるファッション評論家みたいな人の評論を見てると「モワナのレジェンヌの見た目は医者の診察バッグみたいで全く心惹かれない」「デルヴォーのブリヨンは完璧!エレガント!」と言っていたりする人もいるので、ここはほんと個人の好みだと思う。
 
私にはレジェンヌの見た目の方がブリヨンよりも素敵に見えた。
 
後、レジェンヌの方がブリヨンよりも好きだな、と思った理由の一つは開閉が簡単なこと。
ブリヨンはあの開閉はちょっとひと手間かかるように思えて私には面倒くさい。
加えて、あの構造だと蓋というかベルト(?)の部分のレザーにそのうち横皺が入るんじゃないかと思えてそれがちょっと嫌。
その点レジェンヌはワンタッチで開閉できる。
 
この中央の丸い部分をちょっと押し下げるだけで蓋は外れるので後は蓋の端を押し上げるだけ。

 
閉める時は蓋の部分をそのまま押し込めば閉まる。

 
ブリヨンよりはやっぱりレジェンヌがいいよな、と思って、何気なく数か月前にモワナのウェブサイトを見たんだけど、レジェンヌがどこにも載っていない。
 
レジェンヌがどこにも載っていないだけではなく。。。なんかモワナ、だいぶ雰囲気変わった???
なんかゴ〇-ルみたいなバッグばっかだ。。。ガブリエルはかろうじて残っているっぽいけどレジェンヌやカボタンはどこにも見当たらない。
 
あれ?と思って色々調べたら、どうやらレジェンヌは数年前に廃番になった、という海外掲示板の書き込みがあってちょっとショックを受けた。
 
youtubeのいろんな「評論家」の意見を見てると、どうやら2020年にそれまでデザイナーだったRamesh Nairという人が離れてからだいぶデザインや方針が変わったらしい。
 
レジェンヌについても「2020年の前と後では革の質もデザインも全然別物。もし今買うなら2020年前に作られたものを中古で買う方がいい」と言ってる人もいる。
 
色んなネガティブな評論や書き込みを見て「うーん」となりつつも、それでもやっぱりレジェンヌが好きなので、もう製造されていないと知ると最後に色違いを手に入れておきたい、という気持ちになった。
「当地の思い出に」という最初の趣旨からはだいぶ外れるけど。
 
まぁ自分の目で見て納得できるなら買おう、と思ってモワナのカスタマーサービスにレジェンヌの在庫があるかを照会した。
パリの旗艦店に3つだけ在庫がある、と連絡を貰って写真を見せてもらい、その中で気になったWinter greenとTourterelle Greyの2色の取り置きをお願いしてそれを見にいってきたのが昨日。
 
Winter greenは写真では結構青がかかっていたけど実物は思ったよりも結構ミドリミドリしていたので、結局Toutrelle Greyを購入して帰宅。
お店で特に革の質や縫製に問題はないように思ったけど、帰宅して改めて2つを並べて確認してみた。
 
革の質はよくわからない。別に同じに思える。
Tourterelleの方が10年前に買った黒よりもキメが細かい(というのか?革品評家でないのでわからない)気はするけど、それが=革の質が落ちた、ということなのかはわからない。別にどっちも美しく見える。
後、縫製も私のような素人目には違いはわからない。

 
いろんな角度から眺めても特に目立つ縫製の違いはない。

 
 

 
 
なんか微妙にTourtrelleの方が革が薄いような?とは思ったけど、でも実際に測ってみたらTourtrelleの方が30g程重かったのでもう全然わからない。
Tourtrelleが537g、黒が514g。
 
もしかしたらプロが見たら、「こんなに品質に違いがある!」と思う事があるのかもしれないけど、ド素人のゴリラにはわからなかったし、わからないなりに値段と品質に納得して買えたなら、ま、いいか、と思っている。
(たぶん数年前に廃番になった在庫品だからだと思うけど定価より割引価格だった)。
 
このグレージュみたいな色は10年前、美しいなと思って黒とどちらを買うか迷った色なのでこれが残っていたというのも勝手に運命を感じて嬉しい。
 
店員さんにレジェンヌの廃番の理由を聞いたけど、「わからない。僕がこの店舗に来たのは2年前だけどその時にはもうレジェンヌは廃番だったよ」とのこと。
今残っているガブリエルというラインもたぶん10年前、レジェンヌやカボタンよりちょっと後くらいから出始めたものだったと思うけど、私はガブリエルよりもレジェンヌの方が好きなんだけどな。。。レジェンヌは廃番になりガブリエルは残るということはレジェンヌは一般には需要がなかったのか。悲しいな。
 
そう考えると、シャネルのクラシックフラップとかエルメスのケリーとかデルヴォーのブリヨンとか、何十年も続いているバッグというのはそれだけ多くの人から愛され需要があるということで本当にすごいんだな、と思う。
 
レジェンヌは一般には受けなかったのかもしれないけど、私は大好きだった。
残念だけど、さようならレジェンヌ。
 
もう人生でこの先通勤用と山用以外のバッグを買うことはない気がするので、この黒とグレージュのレジェンヌは死ぬまで大事に使って行きたい。
 

気が早いけど帰国に向けてぽちぽちと準備を始めている。

 

先日はポテト王国の思い出に当地で有名な(らしい。当地に来るまでほぼ知らなかった)レザーグッズのお店に行って財布代わりのカードホルダーとストラップを買い、イニシャルを入れてもらった。

 
帰ってきてから満足してたけどしばらくしてふと、そういえば去年妹に「今こっちで欧州ブランド買っても別に安くない。日本で買ったほうが得」と言ったことを思い出してカード支払い額(円換算額)と日本の公式サイトの販売価格を確認したら日本で買ったほうが2万円くらい安かったことが発覚した。
 
。。。

 

まぁ、「ポテト王国の生活の思い出に」買おうと思ってたから2万円分は思い出コスト(?)ということで。。。

オンラインでは載ってなかった欲しかった色の店頭在庫があったしこっちで買ったことを特に後悔はしていない。

 

ただ、そういえば色々な欧州ブランドの山グッズも同じ、すなわちこっちで買うより日本で買ったほうが安いんだろうか、と疑問に思ったのでちょっと調べてみた。

 

それが下の表。

 

登山グッズの日本・ポテト王国(=EU)価格比較表(2026年2月時点)

 

品目によって違うのかもな、と思って、アイゼン、ザック、服、テント、と調べてみた。

 

結果、自分の調べた範囲ではサマヤのRadical1を除く全てで品目関係なく日本で買ったほうが安かった。

 

Radical1はなんでこっちの方が安いのかよくわからない。

日本の輸入のタイミングで最近仕入れたから高いとか?それともこっちの販売価格が古いモデルだから価格を抑えているとか?謎。

 

自分が調べられていないブランドでこっちが買った方がお得なものもあるのかもしれないし、私の調べた内容に間違いがあるかもしれないけど。。。たぶん、今の円安っぷりを考えると大体のものは欧州でわざわざ高いお金出して荷物を増やさなくても日本で買えばよい気がする。

 

ただ、留意点としては日本で販売していなくて欧州にしか売っていない製品や色があったりする。

 

例えば上の表のミレーのプロライター、欧州のミレー公式サイトでは28Lサイズがあるけど日本の公式サイトでは28Lサイズがない(代理店販売はある)ように見える。

あと、同じくミレーのトリロジージャケットは日本の公式サイトでは黄色・ネイビーの2食展開のみだけどEUのサイトでは水色(ターコイズ色)を含めたら3色展開している。

 

なので、もし今のタイミングで欧州旅行のついでに登山用品でも買おうかな~、みたいな人がいれば、一度日本とEUのウェブサイトを確認して値段や色展開を確認した上で「EUでしか買えないもの」を買ったほうが後悔のないお買い物が出来る気がした。

 

・・・まぁ、私のようなミジンコに言われずとも普通の人はそうしてそうな気がするが。

 

自分が去年妹に「わざわざこっちで買うことない」と言っておきながら最近すっかり忘れて買い物していたので、改めて色々調べてから買い物しよう、と決意した。

 

 

 

 

<おまけの個人的疑問>

「欧州で買うより日本の方が安い」現象はこっちの色々なお高いブランドでも同じように思う。

例えばシャネルの服やバッグ、ルブタンのパンプス、ブシュロンのアクセサリーなども日本で買う方が今はお得。

 

ただ何故かマックスマーラのコートは日本で買うよりこっちで買うほうが安い気がする(ものによっては数十万円単位で)。

 

服、とか、靴、とか分類ごとに欧州でお得/日本でお得、が変わるのであれば品目ごとの関税の違いなのかな、とまだ納得できるんだけど同じ「服」というカテゴリーなのに日本価格の方が安いブランドと欧州価格の方が安いブランドがあるのは非常に謎。

 

コートだけ「服」じゃなく別のカテゴリーなんだろうか?

それとも輸入時の契約為替レートが違う(=日本価格の方が安いブランドは今よりかなり円高だった時に契約していた)とかなんだろうか???

 

不思議だ。。。