元々は渡邉が勤務していた金融機関当時のお客様だそうで、彼からのたっての願いで同行することになりました
僕の会社のスタンスは、前職からお客様を引き抜くような行為は禁止です
例えば前職がコンサルタントであった場合、そこからお客様を持ち出すことはダメです
それをしてしまうと、美容室のお客様で『カルテの持ち出しはダメだ』と言えなくなってしまうので
ただ、渡邉の前職は金融機関なので、仮にお客様を持ち出そうにも、うちはお金を貸せませんので、お客様として持ち出し用がなく何も問題はありません
そうは言っても僕も経験ありますが、転職してからもコンタクトを取れる企業なんて、そう数は多くありません
しかし、渡邉のように退職後もお客様と良い意味でコンタクトを取れるのは、『生き方』や『働き方』の問題だと思います
僕は『人生のどの部分を切られても、胸を張れるような人生が望ましい』と伝えていますが、正にそれが今回のようなケースではないでしょうか
(駆け出しコンサルタントの活躍もご覧くださいhttp://ameblo.jp/limone0118/entry-12249797345.html)
それに、『お付き合いしているお客様を見れば、その担当者の質がわかる』とも言います
今回同行させてもらった山野酒造さんは昭和2年から続く酒蔵さんで、社長と話をしていても本当に『職人さんだなぁ』と感心することばかり
中も見学させていただきましたが…
本当に実直に仕事に向き合っておられる姿勢に、プロとしての誇りを見させていただいた気がします
ちなみに、昭和2年創業とのことで、
『そんな老舗なら、100年の節目をどうお考えですか?』
と尋ねたところ、
『うちみたいな業歴では業界内では強みにならないですね』
との事でした
いや…
十分でしょ