ろくしたんをぶーんするレイヴン。楽しそう。

 

 

レイヴン「ろくしたんは大きくなったら何になりたい?」

ろくしたん「ひこーき!」

レイヴン「飛行機かあ、いいな!」

 

 

ローリーは画家キャリアに進むことに決めました。

芸術愛好家特質を持つローリーですから、たくさんの美しい絵画に触れ、傑作を生み出してほしい。

 

 

一方こちらはシェパード。マイルストーンを振り返り、ボスと出会ったあの日のことを思い出しています。

「結婚がまだこんなにも素晴らしいものだとは思いませんでした」

 

 

一方アーチーの方も、シェパードのことを考えています。

どれほど時が経とうと、お互いに想い合っている仲の良い夫夫でプレイヤーは幸せな微笑みが抑えられません。

 

 

そこへセルジオくんからアーチーへ親友の申し込みが。もちろんOKです!

だってセルジオくんはアーチーが生涯をかけて見守り愛し、尊敬し続けてきたシムなのですもの。こんな光栄なことが他にあるでしょうか?

 

 

そう、生涯をかけて。間も無くアーチー・エヴァンズは、その長い生涯を終えようとしています。

愛する伴侶のシェパードと一緒に、最後のデートにやってきました。

 

 

こちらはプレイヤーの中でのボスシェパイメージソング。

この曲を聴きながら、2人の最後のデートを私と一緒に見守ってください。

 

 

デートが始まるとすぐにシェパードの外見を褒めるアーチー。

初めて出会った頃は小さな子どもだったシェパードは、今やどこから見ても立派なおじいちゃん。

 

 

でもアーチーの中ではいつまでもちっちゃくて可愛いシェパードのまま…

 

 

アーチーから見たらちっちゃい可愛いシェパードかもしれませんが、それでもアーチーを抱っこできるくらい強い力はあります。

 

 

シェパード「ボス…アーチー、俺と一緒にもう一度誓いを立ててくれない?」

 

 

 

2人が歩んできた道は、決して平坦なものではありませんでした。

 

 

他人を押しのけ傷つけて、たくさんのものを奪ってきました。悪人シムで犯罪者として生きてきた2人の手は、大勢のシムの血で汚れています。でも、それでも2人にはそれでよかった。2人の世界にはそれしかなかった。守るべきものはそれだけでよかった。

 

 

シェパード「俺は、ろくな死に方はできないと思ってるけど…」

 

 

シェパード「アーチーと出会えたから、死に方はどうでもいいや。アーチーと生きた時間だけが、俺のシム生だ」

 

 

アーチー「シェパード、俺のシム生は一回終わったが…」

 

 

アーチー「お前が現れて、もう一度俺のシム生が始まった」

 

 

シェパード「母さんが神々の食べ物を作ってくれたから…」

アーチー「肉体のことはお前の母さんに感謝だ。だが俺が今言ってるのは、俺のの方だ」

 

 

シェパード「アーチーの崇高な魂の話?」

アーチー「俺が崇高な魂を持った男に見えていたとしたら」

 

 

アーチー「セルヴィスちゃんと、そしてお前がいたからだ、シェパード」

 

 

アーチー「肉体が生きていようと死んでいようと、お前と一緒にいる瞬間が、俺は自分が一番『生きている』と感じる」

 

 

アーチー「お前なしでは、俺は死んだも同然だ。お前がいなかった時間を俺がどう生きてきたのか、俺にはもう思い出せない」

 

 

シェパード「俺も…」

 

 

シェパード「俺も…思い出せない。アーチーなしのシム生は…」

 

 

「もう考えられない。あんたなしでは俺は…」

 

 

 

 

 

アーチー「大丈夫だ。お前なら大丈夫」

 

 

アーチー「ちっ、年をとるとこの腰の痛みが鬱陶しいな」

シェパード「そうだな」

 

 

シェパード「でも、この痛みもお揃いだ」

 

 

誓いを交わした後、自律でヤドリギのキスをするシェパード。本当にアーチーのことが大好きなのが伝わってきます。

 

 

シェパード「俺の言いたいことがわかったの?」

アーチー「お前のことは、生涯をかけて知り尽くしてきたつもりだ」

 

 

アーチー「俺が死んだ後でも、『俺がいないと生きられない』とかくだらねえ泣き言を言うんじゃない。お前は悪党の道を選んだんだ。最後まで悪党らしく生きろ」

 

 

シェパード「でも、悪党でも恋はするだろ」

 

 

シェパード「愛するシムができたら、いくら悪党でも弱くなるだろ。やっぱり俺は、アーチーがいなくなったらずっと泣いて暮らすことになると思うよ」

 

 

アーチー「生意気シェパード。うかうかしてると足をすくわれるぞ。お前は俺の墓の前で笑うくらいでいいんだよ」

 

 

でも本当にプレイヤーも…

 

 

アーチー亡きあとのシェパードがちょっと、っていうかかなり心配。大丈夫かな…。

 

 

家族志向のシェパードは、デートを楽しんでいるだけでなく、家族であるアーチーと一緒にいることで幸せになっています。

 

 

伴侶で、家族で、尊敬するボスで、まるで自分の一部のようなあなた。

あなたと一緒にいる瞬間、それは何よりも自分を「生きている」と感じる瞬間。

短いシム生の中で、そう思える相手に出会えるのはとても幸せなことですね。

 

 

さっきまでのムードでプレイヤーも涙目だったのに、急に最近の生活費について不満言って現実に引き戻してくるアーチー流石にちょっと草ですわ

 

 

アーチー「お前、もうちょっとごごティーに節約するように言ったほうが良いんじゃないか?」

 

 

シェパード「そんな話あとでいいだろ!デート中なんだから!」

アーチー「すまん」

 

 

デート中だけどシェパードをデートに誘いたいアーチーです。愛だねえ。

 

 

せっかくなので若い頃のアーチーを載せておきます。シニアのアーチーを見た後だと、やはり若者のアーチーは生命力に溢れとても強そうで魅力のある男に見えます。シニアでも結構貫禄自体は残っていると思うのですが、やっぱり肉体の衰えには勝てないよね。シムも人間も。

 

 

数多くの部下に信頼されてきた広い背中、悪党たちを導くカリスマ性。そんなアーチーにシェパードは憧れ、愛し続けてきました。

 

 

It isn't that hard boy to like you or love you

I'd follow you down down down

You're unbelievable

If you're going crazy just grab me and take me

I'd follow you down down down, anywhere anywhere

 

あなたのような男を好きになるのも、愛するのもそんなに難しいことじゃない

どこまでだって着いていく

本当に信じられない

もしあなたの気が狂ったら私も道連れにして

どこへだって着いていく

 

 

I'm ready, I'm ready to go

How did you get that way? I don't know

You're screwed up and brilliant

You look like a million dollar man

So why is my heart broke?

 

行く準備はできている

どうやってこんな風になったのか 私には分からない

あなたは何もかもめちゃくちゃで、そして最上

まるで100万ドルの男

なのにどうしてこんなにも心が痛むの?

 

 

今引用したのがMillion Dollar Manの歌詞の一部ですが、プレイヤーは「なのにどうしてこんなにも心が痛むの?」の部分がボスシェパっぽいなと思ってずっとこの曲をヘビロテしていました。ボスシェパはお互いにとても愛し合っていて幸せなのですが、犯罪キャリアを歩む2人の愛の中には、やはり他人の不幸を踏み台にして生きているゆえの不穏さがずっとつきまとっていて…ただ2人はいつまでも幸せに暮らしました、ハッピーエンド!というわけにはいかないのですよね。これはレガシーなので2人は寿命によって死を迎えますが、悪党である2人の背中にはいつも銃口が向けられているのです。「愛しているが故胸を突く痛み」を、2人(特にシェパ)はずっと抱えているのでしょう。なんかここに来てもまだうまく言えないんですが…とにかく、ボスシェパ尊ッ(語彙力の消滅)


あとちなみにもう1曲



Lana Del Reyはこちらの曲もボスシェパみがあって大変好きです。(ていうかLana Del Reyが好きすぎる)


若くなくなって、美しくなくなっても、変わらず愛してくれる?

私がなにもかも失って 傷ついた魂だけになっても

ずっと愛してくれる?

あなたならそうしてくれるって分かってる


 

 

シェパードにキスされた後、勢いよくプールに飛び込むアーチー。

空を舞うラママスクの男。楽しそうである。

 

 

シム生を楽しめ、命ある限り。

 

 

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