10月 | 田島浩司と作品―表現する―

田島浩司と作品―表現する―

カタログ&パンフレット

お早うございます。

 

 

 

 

 

さて。お仕事を始めます。

 

 

報酬なしで働くということがこたえてるようです。

 

 

先日のYUCOさんへのメールでも書いてました。

 

 

たとえば我々の仕事の過程っていちいち公開しないですし、したところで「これだけの仕事をやってます」ということの立証にはならないです。作業の過程の段階で報酬が保証される訳ではないです。

 

 

我々が主張できるのはすべて作品が完成して公表してからのことです。当たり前のことのようですけどこれだけ報酬が請求できない期間が長く続くと「こたえます」という言葉をふりしぼって言ってしまいます。

 

 

まぁ、私が兄貴に「2ちゃんねるを辞めろ」と言っていいのだったら直で言いますけど彼もバカではないですから『なんで世帯主いがいの人物からいちいち指図されなきゃならねえんだよ!』という揚げ足を間違いなくとって弁護士に通告するでしょう。そうなると私が警察に連行されてしまいます。まぁ、別に私、間違ってる訳ではないので警察と地獄の底まで闘ってもいいですけどね。兄貴に「2ちゃんねるを辞めろ」と伝えるためだけのことで警察機構と争って消耗するんですか。阿呆らしいです。

 

 

オヤジと兄貴に関しては社会という通念からはみ出して常識や倫理が通用しないので扱いが難しいんですわ。可能ならオヤジと兄貴にはもう1回、学校というところで再教育を受けてもらいたいです。チェンが言ってくれてる社会復帰ってそんなところです。労働を前提に報酬をいただいて自分の生活をまかないながら社会という集団の中で生命界の縮図の再学習をしなさいということです。肉体労働の縦社会で働くのが一番効くとチェンは言ってました。アートの仕事をする以前、言ってしまえば私も実家を出てから肉体労働の縦社会出身ですもんね。働きながら自分で主張したいことがあるなら主張しなさい、精神障害者だと言われてもオレたちにはわからないが言い訳しなくて当然だと叩き込まれました。現場で倒れたことは何回かあります。でも救急隊員のかたが駆けつけてくださっても「どう苦しいのか」「どう助けて欲しいのか」を理解してもらえなかったです。針を射って点滴をする訳にも行かないし、なにを投薬していいかもわからないしで、氷のうで対処することしかできなかったです。それは今現在も大して変わらないです。どんなに苦しくても救急車やドクター・ヘリは呼ばないでいただいてるんです。その代わり私はHarukaの車で行けるところくらいしか行けないですけどね。ディズニーランドもスタジアムもコンサート会場も登山も地方も行ってはいけないことになってます。映画館は収容人数の半分未満の観客数なら入っていいことになってます。

 

 

           田島 浩司