この日々を捨てる事が出来ない。

なれば守ろうと命を使う。

それで君も、自分も、幸せだと言ってくれるなら。

これほど生きていて良かったと思える事はない。

もう何もかもどうでも良くなって、
どうしようもなくここではない何処かへ行きたくなったら。

もう一度、「君」の事を考えてみる。

君は「今が一番楽しい時」と言った。
君は「ここが私の居場所」と笑った。

そして君はいなくなってしまって僕がいる。
その気持ちを受け継ぎたい僕がいる。

そうしてやっと前を向ける。
泣いてもいいよあなたは言うけれど、

泣いたら泣いたで弱い女と言うのでしょう?

笑っていいよとあなたは言うけれど

笑うと余計あなたは怒るでしょう?

何をしても駄目な私。

あなたがどうすれば幸せになってくれるのか

私にはどうもわからないの。
誰もがこの命を希むならいっそ自分から捨ててやろうと思った。

誰もが「私の命」を希む。

誰も「私」を希んでくれない。

ねえ、それならいっそ、誰にも渡す事なくこの命を捨てたい。


連れていって。

あなたがいる場所へ。

私を一人にしないで。

お願い、私のこの手を取って。

手を、

伸ばして。
「人なんてどう転ぶかわかんないもんなんだぞ」

そう言った奴の顔が少し腹立だしいものだったので頭を思い切りどついてやった。

いやでもまあ本当にどう転ぶかわからないものだ。

今じゃそいつと恋人として隣を歩いているものなんだから。
血反吐を吐きながら作り上げたもの。

壊す方がずっと簡単だ。

一瞬だ。

なんの為にここまで作り上げたのかたまにわからなくなるほど、

一瞬で終わってしまう。


だから壊れないように蓋をする。

溢れないように、気付かれないように。


もう二度とは戻れないのだから。