疲れたらここにおいで。

君の望む事を言ってあげるし、してあげる。

寂しくなったら俺を呼んで。

いつだって、どこだって、飛んでいく。

君が求めてくれるだけで、俺はこの世界を生きていける。
たった一度生きられる人生。

そう言われてもまるで実感がない。

たった一度生きられる今日という一日。

そう叫ばれたってまるで実感がない。

僕らはいつだって生きているという実感がないものだ。

そう「生きている」。
ごめん。

本当にごめんな。

けれどこれで良かったよ。

君にはいい結果とは言いがたい結末だったけれど。

俺は君を諦める事が出来る。

だから君も諦めてくれ。

俺を助けたいだなんて、そんな嬉しい事を。
おいてけぼりをくらう毎日。

たまに本当に自分は歩いてんのかと不安になります。

でも後ろを見れば俺よりとろい人もいるので安心します。

前を見ても、後ろをみてもきりがない。

走れば違う世界も見れる。

後戻りもいいかもしれない。

そんな葛藤もつゆ知らず、俺はゆっくりと歩きます。

走りたい時に走り、

たまにさぼるのもいいでしょう。

要は自分のペースを大事にすればいつかどっかにつくでしょうよ。


(そこが望む場所であれ、そうでないであれ)
忘れないでと強く願っても、忘れてしまう。

そういう存在になってしまってもいい。

けれどひとつだけでいい、忘れないでいて欲しい事。

あなたは確かに愛されていたという事だけは、

忘れないで。

大嫌いだ。お前なんて。

そう自分に叫ぶ。

憎らしくて、やるせなくて。

自分を愛せない。

けれど

許すのも、許容するのもいつも自分だ。

愛してるだなんて言えないけれど、

「存在してもいい」と言ってくれる唯一だ。

転ぶのが怖くては走れない。

歩くのさえ億劫になっていた。

そんな最中に後ろから走る人に肩を押されて転ぶ。

もうどうしようもなくみじめだ。

起き上がれずに踞っていると、誰かの手が肩に触れた。

慌てて顔を上げるけれどそこにはもう誰もいない。

ああ、もう。

誰かがまた「立て」と言う。

わかってる。

わかってるよ。

立ってまた転ぶよ。

でもいいや。

もうなんでもいい。

あの手の温度で、こんなにも体が軽くなるのだから。