捉え後の世界(捉え暦):8ヵ月5日

原始体操開始から:8ヵ月26日

検証理論:北京原人理論(重心力トレーニング)

 

●身体主要3箇所

身体にはどうやら3つの大事な場所があって、それらが中心軸のちょうど良いところに団子みたいに3つ刺さっているのが理想のようだ。おそらく、古来から言われている、下丹田・中丹田・上丹田だと思われる(各々の真意はまだ分からない)。

 

図1

 

(図:PKGJ)

 

経験上、この3つに、力の流れ?身体の重みの流れ?のような経路があって、図2のように上から順に流れてきて左右股関節に分配され踝を徹って拇指丘付近まで流れ、地面に排出される。

 

図2

(図:PKGJ)

 

難しいのはこの流れを常時感じれていることである。どの場所でも滞ってはいけない。

 

このある種の完成常態になるには、経験上、最初に3段階あり、これは基礎・仮工事で、これを経てさらに本工事になる。

 

図3

(図:PKGJ)

 

◎基礎工事

★第1段階

骨盤―股関節―拇指丘のラインである。これは北京原人姿勢をとることによって徐々にその経路が開発されていく。

 

開発過程で、裏腿・内腿の使用感が増えたり、足首が細くなったり、踵とふくらはぎの距離が長くなったり、土踏まずがくっきりとはっきりしてきたりと、骨盤から足先までに変化がみられる。ある程度進むと、股関節の感覚が芽生える。

 

★第2段階

第1段階がある程度進むと、同時に鳩尾―骨盤ラインがぼんやりと出てくる。

 

しかし、肋骨下部の癒着度合いや大腰筋の活性化具合により、経路開発にはけっこう時間がかかる。

 

開発が進むと、肋骨がとれたように浮いてくる。鳩尾アイスフロート。鳩尾深層筋、特に横隔膜が活性化する。

 

★第3段階

そんなこんなで今度は、肋骨上部から頭の後頭部までの経路工事が少しづつ始まる。

 

これにはかなりの困難が伴う。まずは肋骨の癒着。これがやっかい。下部はいいとしても上部は厄介である。上手く取れ来ると、首の付け根から後頭部にかけて経路が出来上がる。

 

頸長筋や頭長筋の活性化がそれにあたるであろう。

 

これでとりあえずは経路がざっくりとだができたことになる。あくまでざっくりと。

 

◎本工事

これは基礎工事でてきた経路にどのようにすれば重みが流れるかを調整していく。

 

これにはさらなる困難が伴う。基礎工事はあくまでざっくりした仮工事なので、3つが全て感覚的に統一した感じはまだこの段階では無い。

 

骨盤―股関節ー拇指丘ラインに気を取られていると、それより上の流れが悪くなる。今度は骨盤―鳩尾ライン気を取られていると、重みが骨盤で止まってしまい、拇指丘まで流れない。頭―鳩尾ラインもしかり。

 

四苦八苦しながら試行錯誤して、経路をより良いものにしていき、全線同時開通を目指す。同時開通!

 

◎現段階

前にも書いたが、鳩尾―骨盤―股関節―拇指丘ラインはかなりしっくり来ていたが、頭からのラインがうまくいかなかった。しっくりくる時と、そうでない時の不安定があった。重みが下に落ちて肩が落ちても、肋骨は落ちてはいけないし、肩が落ちて顎がつられて上がってもいけない。肋骨も骨盤も重みの通過点に過ぎずブレてはいけない。

 

それがようやく良くなってきた。

 

やはり、少し頭が前に出てしまうのだ。難しいのは顎を引けばいいとか頭を引っ込めればいいという問題ではなく、頭の内部を経路の一番おいしいところに設置することである。頭の内部は、眉間の奥底かな、今のところ感じるのは。眉間では無いのが興味深い。奥底!

 

そうすると、スッと落ちるようにしかるべき経路に沿って流れる。身体の重みが全て、地面に吐き出される。故に身体は軽くなる。

 

上記の図は全て、内部感覚に基づいたものであり、外からは見えないし、実態があるようでない抽象的なものである。ただ、仮想だがあると感じるのだ。

 

繰り返すが、一時的に全線同時開通ができてもこれを常態化するのが難しい。つまり眉間の奥底と足の親指が経路を徹って繋がりが感じられる状態を常時保つのである。

 

自分の重みが常に地面に垂れ流しの状態を作る。

 

●足裏の重心

今回のこの経路で気づいたことがある。それは足裏重心の議論である。拇指球?踵?内踝?、と議論が巻き起こっている。

 

体感から言えば、この3つは全て経路である。どれにも偏らない。

 

それから、母指球重心は怪我するとか、色々言われているのだが、「重心を乗せる」は「体重をかける」や、ましてや「力を入れる」とは違うと思う。

 

おそらく「重心を乗せる」は、「体重を流す・徹す」ことを指す。どこに流すか?それは地面である。

 

だから、図の経路でしっかりと重みが流れている時は足のどこにも体重は乗っていない(乗ってはいるんだが、感覚的に)。なぜなら、地面に流れている・流しているから。故に、重みを感じないので軽い。

 

母指球重心だと怪我するというのは、母指球に全体重をかけて、その重みを地面に流せていないためではなかろうか。つまり自分の体重を利用して、母指球一点で地面とケンカしている感じかな。

 

おそらく力みがその流しを妨害する。単に経路が出来ていないだけの可能性もある。

 

そして、この流しを可能にするのが股関節の捉えなのだと思う。

 

胴体が動かないうちは、経路である踵―拇指丘ラインを意識して、経路をまず作る必要がある。

 

できるようになったら、どの場所でも、「踏ん張ってその部位で力を止める」のではなく「地面に力を流す」。では、どうやって?今の感覚では「脱力」がその答えかな。では、どうやって「脱力」するの?難しい質問である。股関節に乗り続けて癒着を取っていけば、結果的に分かるようになるかな、経験上。なんというか、「力んでいる自分」に気づけるようになる。これけっこう大事。

 

正直、股関節の捉えが鋭くなってきたあたりから特に足裏重心は気にしなくなった。股関節に乗れれば嫌でも、図の経路に沿って重みが地面に吐き出されるので。

 

以上、嘘か本当か身体内部からの報告でした。

 

始まりはいつも北京原人から。