西表島でレンタカーを借り
上原港へ移動
今回の旅のアクティビティ
一つ目にして、挑戦項目である
「滝を目指してカヌーして
ジャングルを歩く」の日
車で走って見える景色が
山と森、反対側は海が続く景色
上原港でガイドさんと合流。
ツアー参加の他の方のホテルに
寄って合流。
走る道ももう森
途中で見かけた
パイナップル畑とマンゴーハウス。
シーズンはもう少し前だったようで
収穫終了。
実達はおりませんでした笑
駐車場でパドルの簡単なレクチャー。
あとは「習うより慣れろ」で
実践していきましょう
ということで
ジャングル探検スタート
まずはカヌー。
広大なマングローブの中を
漕いでいきます。
マングローブのお花。
日本にいながら、亜熱帯の植物群、
生物を見られる場所
見たことのないものだらけで
興奮し過ぎる
前日が大雨だったそうで水が
増水傾向で濁りはありましたが
この日も暑いくらいの晴天
カヌーは軽く漕ぐだけでも
それなりに進むので気持ちよくて、
周囲の植物を観察しながら、
ガイドさんのお話を聞きながらで
進みました。
見えてきたピナイサーラの滝
行きは息子くんは旦那サンと
乗ったのですが。
こういう点に全く興味がない
旦那サン
ガイドさんのお話を息子くんに
聞かせてほしいのに
二人でどんどん進んで
バタバタしている
行きしなカヌーでした…。
カヌーを降りたら、滝上を目指し
険しい道をひたすら歩きます
ジャングルで沢山の植物、生き物を
見たいなと思っていたのですが。
全然余裕ない
歩き続けることに必死。
そもそもに険しい道な上に
前日の大雨でぬかるみもあり
息子くんに注意も払わないと
いけないのでハイキングな感じ
ではなく、まさにサバイバル感
狭いぬかるんだ道の真横、
足滑らせたら普通に転がっていく崖
小川や最後、滝近くまで行く
ところでは流れの早い川を
皆で手を繋ぎながら少しずつ
渡ったり。
そんな道を汗だく、泥だらけに
なりながら歩きます
植物達の面白い生態が見られる
ところも沢山
台風も多い地域。
植物が倒れないように岩や他の木に
巻き付いていったり、別の植物の
養分を摂るように乗っ取って
しまったり
「動物達の弱肉強食の闘いは
瞬間的に終わるものが多いですが
植物の世界は100年レベルで
闘っている感じですかね。」
というガイドさんの言葉に
なるほど
どんだけねじれてるんだろう…笑
一晩で散ってしまうという
「サガリバナ」。
色も濃いピンク、白いもの、
グラデーションなど色々。
ピント合ってない
木々の節が面白いことに。
何かが雪のように降ってくるので
見たら何かの可愛いお花。
「これはリュウキュウイノシシが
歩いた跡ですね。」
「今の鳴き声はカンムリワシです。」
とガイドさんが教えて下さったり
巨大なシロアリの巣や
沢山のベンケイガニ、ハゼを見たり。
隠れているカニ。
とってもきれいだった
イシガキトカゲ
もう見きれないくらいに
見たことのない植物、
生き物だらけ。
そしてこの山のどこかに
イリオモテヤマネコがいるのかな、
というロマン。
見てみたかった
サキシマスオウノキ
迫力あります。
中に入ってみて根っこに囲まれる
体験をしてみたり
根っこが板状になる板根を
形成します。
その辺りに転がっている種。
そして遂に滝上に到着
絶景過ぎる眺め。
そしてこんなチャレンジまで。
滝壷を覗き込む。
もう本当に目の前、滝です。
柵などというものもありません。
ドキドキしながらも崖下を
覗き込み、滝壷で泳いでいる方に
手を振ってみたり。
スリルあり過ぎて心臓が
キュっとなりそうですが
こんなことも人生でそうそう
体験できなさそうなこと。
そしてここでお昼ご飯
ツアーで用意して下さった
手作りお弁当
もう本当にお腹が空き過ぎて
お弁当が美味し過ぎて感動
絶景を見ながら、冷たい水で
身体をクールダウンさせながら
お弁当を堪能
西表島でも少しですがお米を
育てているそうで。
その新米を使った贅沢おにぎり
だいぶ大きなおにぎりだった
のですが皆で完食
と、ここでまさかの光景を目撃。
違うツアー団体のガイドさんが
滑ってこけました。
で、その後何かが流れていき
滝へ落ちていき…。
「あ。今携帯流れちゃいました。」
えぇーっ
ガイドさん、携帯流されて
しまいました…。
見ていた私達も啞然…。
幸い、滝下近くまで近づいては
いけないルールのようで
真下に人はいなかったようですが。
目の前にあるその滝の落ちていく
恐怖を流されていく携帯で
より実感
帰り道にすれ違ったガイドさん同士で
お話されていて、水量が減って
からか繁忙期が過ぎてから
探しに行くとお話されていました。
この自然を守るために人間の出す
ゴミを持ち帰る姿勢が今回の
ツアーでもすごく感じられました。
携帯は壊れて使い物にならないと
思いますが自然にとっては
ただのゴミ。
使えないからそのままにしていい
わけではなく、ゴミになる、
自然を破壊するものは回収する、
ということのようです。
そんな光景も見ながら
沢山写真撮影もして頂きながら
滝上を満喫して下山。
次に滝壷を目指します。
前日の大雨の影響で普段は無い
滝まで出現していました。
これも普段は見られない景色
迫力満点の滝へ到着
ここでしばらく水遊び
普段はもっと滝自体の水も
穏やかな落ち方で滝壷の水量も
少ないそうなのですが。
前日の大雨が影響している
ということで普段とは違う様子の
日だったようです。
迫力満点。
滝近くに頑張って向かいながらも
もう呼吸ができないくらいの
水しぶき。
台風の日に外に出ていたら
こんな感じの体感なのかな…
お天気がよくて本当にありがたい。
今回同行した参加者さんが
一人旅の若いお兄さんだった
のですがこの方がとっても
いい方でした
しかもまさかの大阪から、という
同じエリアから笑
私が写真を撮っていると
しょっちゅう「撮りましょうか?」
と声をかけて下さり。
(旦那サンの気の利かなさが
猛烈に浮き彫りになるほど。)
気さくで話しやすくて、
息子くんもあっという間に
お兄さん大好きに
「お仕事、営業か接客業ですか?」
と尋ねてみたら、メインの内容では
ないけれど営業職と
仰っていました笑
大人でも相当ハードな内容で
息子くんがどうしてもテンポが
遅れ気味になりましたが
「頑張れ」
「そこ足場気を付けて」
と沢山声もかけて下さり
このお兄さんとご一緒できて
楽しい時間にもなりました。
本当にありがたかったです
他のツアー組さんも沢山
すれ違ったのですが
結構人数も多くて、
子連れにとっては少人数で
参加できた今回は気持ち的にも
過ごしやすくて良かった点
一人旅しながら途中でお友達と
合流する予定、というお兄さん。
内容も連日アクティビティで
西表島、石垣島、本島へ移動という
大満喫プランらしく
若い時のこういう体験も
素敵だなぁ、とお兄さんの旅も
いい時間になることをお祈り
しました
そして再びカヌーで戻る。
間近でマングローブを
観察できます。
マングローブ近くまで行くと
ここでもカニ、ハゼ、他にも
沢山の生き物が
相当な疲労感でしたが
いい体験をできた
アクティビティでした
が、完全に日焼けで目を
やられた感は否めず
サングラスも買ったのですが
景色の色をそのまま見たくて
着けている時間少なかった…
今回ツアー探しでかなり悩み
滝上まで行くツアーは
会社さんによっては小3から、
となっていたり、お子さんは
滝壷までのコースがおすすめ、
となっているところも多く。
問い合わせしてみた1軒からは
「年齢というよりは体力、元気が
あるかどうかです。
無いのでしたらおすすめはやっぱり
できないですね。」
と、そりゃそうだ。という
お答えもあったので息子くんが
やりきれるかどうかかなーり迷い。
それでも一緒に体験できたら、
という気持ちと息子くんなら
きっとできるだろうと思い、
参加できる会社さんへ申し込み。
滝上、滝壷、カヌーも
楽しみながら最後まで歩き切った
ことに母は感動の気持ち。
頑張った息子くんに沢山
伝えました
そしてホテルへ。
海も見えて生き物の音、声以外
しない静かさです。
聞いたことのないカエルの鳴き声や
鳥の声が聞こえてきたり、
何か見たことのない鳥が
シュっと横切っていったり笑
その辺にバッタだらけ。
部屋にヤモリも出ます笑
「家守」として見守って下さい、
という案内も書いてあって
ヤモリだらけ
無理な人は無理なのかな
特に何もしないから私は
気になりませんが。
息子くん含め捕まえようと
している男児たちも沢山
ヤギさんもいます。
そして待ちに待った夕食
この日はホテル敷地内にある
レストランで夕食を頂きました
私はグァバを漬けた泡盛の
水割りに挑戦。
すごいアルコール度
沖縄ならではのお魚、メニューを
満喫。
グルクンのから揚げも頭、しっぽまで
全部しっかり食べられました。
振り返るとこのレストランが
美味しかったお店トップ上位
だったくらい、お料理が
美味しかった想い出です
そしてお風呂へ。
日本最南端、最西端の温泉に
入れます
時間帯がズレていたのか
この日も翌日も全然人と
重ならず入れてゆっくり
できました
日が暮れるのも遅め。
夜遅くに灯りがどんどん消えて
いくエリアへ少し散歩して
空を見に行ってみました。
満点の星空
雲もなくて本当に空一面に星。
流れ星も見られました
静かで真っ暗なので
怖がり息子くんはずっと
「もう帰ろう」コール
目が慣れてくると更に細かい
星も見えてきて、更に
広がる星空。
濃過ぎるくらい色々なことを
できた一日でした
西表島旅に向けて読んだ本達
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