あきのブログ 〜 自閉症スペクトラムの息子と転勤家族の徒然日記と…なんでもあり(^^)

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発達障害の息子(この春から中3)の成長や壁に対しての悲喜こもごもをダラダラと書いています。まとまりはあまりないです。
あとはスピッツやキスマイ、台湾へのミーハー心を綴ってます。転勤族です。

4月からピカピカの高校生になった息子ニコ



入学してから20日ほど経ったけど、まぁバタバタな日々だったなぁ滝汗



慣れない電車通学、授業形態、先生やクラスメイト…母の私も毎日のお弁当作りに四苦八苦あせる



幸い気楽に話せる友人ができたり、ふんわりとしたグループもでき、『僕、高校生活楽しめそうイヒ』と何ヶ月かに一度…いや、今年初めてなくらいの前向きな言葉を口にしていた。



…が、翌日は「僕はもう嫌われたかも」と持ち前の不安感や思い込みを遺憾無く発揮していたな魂が抜ける



先日、さっそく(私が)心臓えぐられたくらいのダメージを受けた事件が起きた…が、それ以上に書き留めておきたいことがあったので、その件はまた後日😅






初めてのスクールカウンセラーさんとの面談の日ニコニコ


中学校のSCさんがものすごく尊敬出来る方だったので、高校でもそんな方に出会えたらいいなぁ。

少し前に息子がカウンセリングを受けていて、

「中学のSCさんみたいに話しやすかった」と言っていた。

新学年になると、毎年[保健カード]やら[個人カード]というものを書いて提出する。自閉症スペクトラムということ、今の困り感が何かを記入した。

SCさんとの面談を近々希望していると記入したら、早々に息子の予約を入れてもらっていた。こういう素早い対応もありがたいなと。



学校に着き、SCさんの窓口になっている保健室へ。

この前日、とある事情で入学間もないのに迷惑をかけてしまったので、お詫びをしようと…


保健室はワイワイと賑やかだったうーん

保健の先生はあっけらかんとした、さっぱりした感じの方だった。

SCの先生が来られるまで、保健室の隣の部屋で待つことに。



『俺、自分のADHDが…』という言葉が聞こえた。扉が開いていたので聞こえてきた驚き

さっきまで賑わっていた保健室も、どうやらその男の子と先生のみのようだった。


どうやらその男の子が先生に自分の特性の話をしているようだった。



「障害はね、治るものじゃないからさ、仲良く付き合っていくしかないもんね」と保健の先生。



なんだか素敵だなと思った照れ

そういう事をさらっと話したり、先生の立場でそういった理解をしてくださっていることに嬉しくなった。


入学前に親子共々説明会の日があったが、そこでスクールカウンセリングの紹介があった。

自分はなんだか人と違うなとか…詳細は忘れたけど、発達の凸凹に悩んでいたら相談する場所はあるよ、的な説明があった。



へぇキョロキョロそういう事を悪い意味で特別扱いせずに当たり前の話のように…みたいな感じが「なんだかいいな、この学校」と思った最初だった。



SCさんは、とても穏やかな雰囲気な先生だった。


前日の心臓えぐられた話や、さっきの保健室の先生のことを話した。



息子には、困ったことがあったら誰かにSOSを出すように小さい頃から懇々と伝えている…が、どうしてもそれは『母』の私になってしまうらしい滝汗前日のトラブルの時も、私に休み時間等に20回近く電話してきた…チーン学校でスマホが使えるのも良し悪し汗


高校生ともなると、担任との接点も少ない。

入学当初、学校の様子やどの先生にどのタイミングで聞けばいいのか云々…見通しが立たなかった分、不安感も増していたアセアセ

今はそういう不安は少なくなってきた。


何か困った時、担任の先生がすぐに無理そうなら、まずは保健室の先生のところに行きましょう…SCさんが提案してくださった。



良かったニコニコ

このSCさんも信頼できる先生だなぁ。


45分があっという間に過ぎたあせる



私は息子の新たなステージである高校に関して、よく見えない。

でも、担任の先生や保健の先生、SCさんがいるから、今後も何かしらあるだろうけどなんとかなるなぁ…なんて呑気に思えてきた。



まだまだ慣れない高校生活あせる

やることがてんこ盛りで、それにも疲れている息子ぼけー課題をこなしたり、文系理系を決めないといけなかったり…たしかに大変そうあせるあせる

あの手この手で気分を上げることが出来たら…とまだまだ私も気を抜けないあせる



でも、いつまでもそんな訳にはいかない。


自分で選択をしていく。

自分でやる。

やらないとそれだけの結果なだけ。

それは今までよりもずっとシビアなんだろうし、息子が主体的にやっていかないとイヒ




細々とだけど、自分なりの推し活は継続中💜


宮玉バンザイ💜💛

しかし、玉ちゃんの身体が大きくなってるなぁ!

努力の人だわ✨

しかし2人共、30代半ばに見えないわ💦



今日から4月🌸


まだこっちは桜は咲いていないけど、一足早く我が家の[サクラサイタ]息子はすっかり春休みモードイヒ



合格発表から半月以上経ち、その間に2回登校日があった。

入学式前にやるべき課題やらがどっさり出て、浮かれ気分が少しトーンダウンしていたショック



えーん「なんで休みなのに学校があるの?なんでやる事もいっぱいなの?」



それが高校🏫

嫌ならやめてもいいんやで。

義務教育ちゃうしね。


…なんて突き放す事を言いつつ、「そうだよねぇ。しんどいよね」なんて共感しつつ、チラチラと横目で息子の表情を見ている私キョロキョロ



高校生という自覚や、今までの守られっぱなしな状態とは違うということ等々、少しずつ自覚していってほしい。だから今からまた、付かず、でも離れ過ぎない息子との距離の取り方を模索していかんとなぁうーん




塾は昨日までで、

「慣れていない場所(高校)に行くから、しばらくの間でも慣れている場所(塾)に通われるのもアリなのではないかと…」と塾の先生に言われたけれど、元々マルチタスクが難しい息子にとって、今は両立は難しいだろうなと思い辞めることにした。



登校日の時、学校の様々な説明があった。

その中で、カウンセリングについての話もあり、発達についてとか生き辛さを感じたらとか、親御さん自身の発達障害についての悩みがあれば、いつでもどうぞ、みたいな内容だった。

時代なのかもしれないけれど、発達障害について世の中の方が「理解をしよう」としてくれるようになったんじゃないかと思う照れ

まだまだだろうけど、でも「色んな人がいるよね」と分かってもらえること、細かい理解なんかじゃなくてもそう思ってもらえるだけで随分違うと思う。おうおう、理解しろや!というのは違う。お互い理解し合う、ならいいけど、一方的に理解を強要するのは同じ発達障害児を育てている親として嫌だなと思う。

今後はまだまだ分からないけれど、この学校なんだかいいなぁと思えた。



中学校のスクールカウンセリングの先生に、親子共々本当にお世話になった。

精神科の先生はまたこの3月で変わったので、次回は初めましての先生だ。前回の先生も1年前に変わった。若い先生方なので大きな病院で経験を積んで別の病院に行くそうな。


4月からは新たな世界で、相談機関を広げよう。


高校のスクールカウンセリング、精神科の先生。

息子には親以外の第三者が必要。



あーあせる

どうなるんやろ、高校生活あせるあせるあせる



「友達出来るかなぁ」と息子は不安がっている。

あれこれと息子に言っているその心の中では、


「中3の二の舞(=不安感でいっぱい)になるのかなぁ」と思ってしまう汗



3月は色んなお別れが多かった。

学校もそうだけど、今まで聴いてきたラジオやテレビの改編期ということもありあの人もこの人も辞めたりされて、ジワジワと気持ちがしんどかった。



そんな真冬期を支えてくれたのは


[不適切にもほどがある!]


いやー!面白かったし刺さりまくったなぁ!


クドカンドラマはやっぱりいい✨


木更津キャッツアイもあまちゃんも大好きだ。


このキャッツのユニホームに胸熱おねがい

猫田とオジーが義理の父子関係とか🤣



キヨシが不登校のサコウくんに伝えた言葉もいい。



[ブギウギ]も[不適切にも]も終わり、やや抜け殻魂が抜ける



今夜のGTO、楽しみだなぁ🏍️

まだまだドラマが楽しみだと思える気持ちがあるし、入学式までのあと1週間、息子の新生活を見守って黒子のように支えていくパワーチャージしようかな💪



そんな息子は、またもや日帰り一人旅ニコ

電車やバスが無料で使える券、とやらがある。

卒業おめでとうきっぷというものが中学卒業生に配布されるそうな。


「勉強しないと!という罪悪感を持つ為にも行ってくる!」と息子。


罪悪感うーん??

追い込まれる感じとか、遊んでたらヤバいぞって感覚のことかな。



なにはともあれ、自分で考えて行動すること、それには責任やらなんやらが伴うってことを感じていってほしい。




短そうな春だけど、存分に満喫するぞー🌸

花粉さえなければ大好きなんだけどなぁ🤧




息子、第一希望の公立高校に無事合格💮✨




合格発表は、15時から各学校の掲示板に番号が掲示される方式(夜以降にネットでも見れる)。

私立の時は両校共ネットでの発表だった。

公立は昔ながらの[掲示板を見て一喜一憂]という形なのね滝汗

受験っぽいというか緊張感すごいというか…あせるあせる






遡ること、受験当日。


帰ってきた息子は「なんとか書けたと思う」と言っていた。

でも、自己採点を進めていくにつれ、


「あぁ!僕は無理だぁぁぁ笑い泣き


と、どんどん弱気に。



記述問題の答えは、問題用紙に書きうつしてなかったので、(記述分の)80点以上が分からない状態だった。



息子が好きな数学が一番出来なかった。

でも数学は毎年県平均も低い。

ただそこが崩れるとダメ…まさにそこが崩れた感覚になったんだろう…息子はマイナスモード全開に笑い泣き笑い泣き笑い泣き


こういう時に、何を言っても何を尋ねてもダメなのだ。


80点分からない状態だけど、残りは予想より良かった。ただ、評価点に苦しんだ息子にとってはどうなるのか…汗




だから私は帰ってきた時の息子の様子と第一声を信じることにしていた。





公立受験は、「ちょっと頑張ってチャレンジしよう」とか「安全圏で」とか人によって様々だろうけど、息子にとっては[チャレンジ校]だったと思う。

この一年、評価点という言葉を意識しまくったなぁ。本来は中1から意識すべきなんだろうけどあせる


この評価点では息子の目指す高校は難しいと塾で散々言われていた。他の塾を見学に行った際も言われ、そんなに低いのかと凹んだなぁ。

でも不可能ではない。

学力ではなくて評価点ありきで高校を決めるのも、なんだか息子も私も腹に落ちなかった。


志望校も最初はぼんやりとだったけど、「ここに行きたい」という学校が見つかった。


模試も調子が良かったが、直前に落ちてきた&不安感が強まり、今年に入ってからは被害妄想がすごかった…汗


塾では「志望校のランクは今より下げた方がいいかも」「でもあと1ヶ月、毎日自習室に来て(塾の先生の)課題についてこれたら、受かる可能性もあるかと」とのことだった。


学校の面談では「息子くんの今までの成績からしたら(受けることに)何か問題でも?」と、ランクを下げようとした私たちに不思議そうにそう言っていた担任。

「評価点といっても、その分本番の点数を取ればいい。そこなら行きたいと思うならビビらずに進め」的なことを言われた。



担任と塾の先生、意見がちょっと違うーーあせるあせる


旦那もビビって「下げた方が…」となり、挙句わーわー言い争いになったり、1月2月は本当に思い出したくもないくらいキツかったあせる



公立の願書提出日ギリギリまで悩むことになるとは予想してなかったなぁ。



私も希望している学校じゃなくて変えた方がいいのか…と散々迷ったけど、塾の先生が


「息子くんは今までずっと〇〇高校!と目指していたけど、いきなり△高校へとなっても気持ちの切り替えも難しいだろうし、そこがダメだったら『あの時〇〇を受けていれば』となり、良くても『やっぱり〇〇を受けたかった』とどちらにせよずっと残ると思います。だったら希望しているところを受けるのも、息子くんにとっては最善なのかもしれません」


という言葉も後押しになった。

たしかにその通りだ。

〇〇以外を受けて、合格しても「あの時こうしていれば…」となるだろうし、それがずっと残るだろううーん

めっちゃ無謀でもないなら、本人が望むように〇〇を受けよう!と願書を提出。



それから受験までの約1ヶ月、ほぼ毎日自習室へ通った。

もちろんブータレながらしょんぼり汗

それでも気合いと根性でやり切った👏




この1ヶ月の追い上げがなかったら無理だっただろうな。




合否発表までは8日間あった。

めっちゃ長く感じたな〜あせるあせる


その間、卒業式もあった。

式までは正直息子の気持ちの浮き沈みが激しすぎて、でもどうにもしてやれなくて…私まで不安になったらアカンと、『なるようにしかならん』とか『今までやってきたものが出せてたら大丈夫』と伝えつつ、「やっぱり不安になるよねぇ」と自然に共感しつつ。

卒業式後の数日は、「怖いけど、なるようにしかならないね」と落ち着いてきた。

そしていよいよ発表の日を迎えた。



15時5分前。あまり早く着いて待つのが嫌だったのでギリギリに。

高校に到着すると、親子連れがほとんどで安心した😅どこまで親が行くものなのか、最近の事情がよく分からないあせる


その時だけ雨がザッと降ってきた。

「僕の気持ちの表れだよ」と息子ショック



幸い屋根があったので発表を待つ人達がぎゅーっと固まりつつ、その時を待った。

なにやら2つ折りの板を持った大人の方々が出てこられた。

時間になったら開くようになってるんだなぁ。


手に汗がすごかった。

息子は逆に手が冷たくなったらしい。


2枚の板が同時に開いたので、どっちを見てよいのか慌てたが、その間にもあちこちで『キャー!』と歓声が起こっていた。どちらにも同じ番号が記載されていた。


息子のは…


「あっ!あったーーー!!」


私が発見あせる

息子はその時点では探しきれなかったのか、「えっ?どこどこ??」と私が指した方を見た。


「あったよぉ笑い泣き

実際はこんな風にダーっと泣いてないけれど、目が真っ赤になっていた。



隣で母の私がボロボロ泣き笑い

「あったやん!あったやんかー!」と息子の腕辺りをバシバシしていた。


「良かったねぇ。頑張ったもんね」

言いながら涙が止まらない。



息子の頑張りが報われたのが嬉しかった。

勉強そのものもだけど、それ以上に自分の抱える困り感(不安感や被害妄想)との闘いや苦しみを間近で見てきたから、だからこんなにも涙が出たのかもなぁ照れ




心配していた旦那にも電話📞


「合格したよぅーー泣き笑い

「そうか、良かったグラサン


…テンション違いすぎるあせる

まぁ、仕事中だっただろうし仕方ない。



すぐに旦那から折り返し電話があった。


「ごめんごめん!あの反応は無いって部下に怒られたわびっくり息子に代わって」と息子にもおめでとうを伝えていた。


「いい部下さんだねぇ。ありがたい」とよく分からないお礼を私にしていた。




雨はすぐ止んだ。


「ホント、心模様を表してるねぇ」と息子。




合格はゴールではない。

息子も頭では分かっているだろうけど、「んん?」という言動もあるから気をつけねば…うーん


早速、「あぁ不安だなぁ」と言っているぼけー


「友達出来るかなぁ」

これは何も息子に限ったことではなく、ほぼ皆そんな思いで入学するものだろうし。



入学時は書類やらなんやらバタバタだ💦

こんな時に限って、またまた体調が悪い無気力

自分の身体…ポンコツ過ぎて泣けてくる笑い泣き



なにはともあれ、サクラサク🌸

よかったよかったイヒ


現実は桜どころか冬真っ最中の寒さだけど{emoji:あせる}