AbemaTV 将棋ch にて毎週日曜日に放送

 

藤井聡太四段 炎の七番勝負

    ~New Generation Story~ 

 

昨夜は第2局、永瀬拓矢六段との一局が放送されました。

戦型は全く予想が外れてしまいました。

藤井聡太四段もあまり考えていなかったかと思います。

後手永瀬拓矢六段のゴキゲン中飛車!

 

第2局も本日お昼過ぎから無料でオンデマンド視聴出来るようになりました!

↑リンク先は視聴サイトです。見逃してしまったという方は是非♪

 

以下はまだ視聴されていない方にとってはネタバレにもなりますが…。

永瀬拓矢六段はやはり『軍曹』でした。

第2局は永瀬拓矢六段の『鬼軍曹』ぶりを期待していた方も少なくなかったと思います。

永瀬拓矢六段にとっては特別なことではなく普通のことだったとは思いますが。

藤井聡太四段は終始劣勢で力を発揮出来ず終わりました。

 

色々な見方があると思います。

中盤まで永瀬拓矢六段は時間をほとんど使いませんでした。

永瀬拓矢六段の用意の研究にはまった…という見方もあります。

 

ただ、一つ知って頂きたい事実があります。

収録は1日2局、つまり藤井聡太四段はその日2局目だったのです。

 

増田康宏四段との一局を終えて

おそらく少しばかりの休憩を入れての永瀬拓矢六段との一局。

これは相当きついです。消耗した状態で2局目に臨むわけですから。

それでも藤井聡太四段なら…

 

そしてもう一つ気になったことがあります。

藤井聡太四段の対振り飛車の将棋についてです。

昨日の放送の解説者でもあった師匠の杉本昌隆七段のお話しから

藤井聡太四段は振り飛車に対して穴熊にはせず急戦で戦うと。

ただ、そのままのスタイルでトップを目指せるとは思えません。

 

藤井聡太四段は角換わりの将棋で最新形を指されていることからも

十分に最新形、流行形について研究されているように感じます。

コンピューターソフトの将棋についても当然知っていることでしょう。

なので、対振り飛車の銀冠穴熊も研究はされてはいると思うのです。

藤井聡太四段の今後の対振り飛車の将棋も注目していきたいです。

 

まだまだ年齢も若く現時点で過度な期待は酷な気も致します。

ただ、それだけの大きな期待を背負わされるのも

その期待に応えられる棋士だけに課される宿命なのでしょう。

 

今夜は夕食後、時間あればもう一度更新したいです。

昨日の第2局の将棋の内容について、です。