毎日更新とか書くと結局うまくいかないんですよね。

過去にSNSサイトで日記書いてた時も失敗したことがあって。

毎日更新することを頑張りすぎて最終的に疲れてやめてしまったんです。

人は忘れる生き物とはいえ同じ失敗だけは繰り返さないようにしたいです。

 

ゆるーく更新出来る時に更新していきたいと思います。

情報は発信していこうと思いますのでたまーにでも覗きに来て頂けると嬉しいです。

そして何かの参考になりましたら幸いです。

 

本日のブログで取り上げたい一局は

第30期竜王戦1組ランキング戦

▲阿部健治郎七段-△丸山忠久九段

 

嬉野流はいつかプロ棋士の先生の公式戦でも指されるだろうとは思ってました。

予想では新人王戦とかで指されるかなぁと思っていたのですが。

まさかまさか竜王戦1組で指される日が来るとは思いませんでした。

 

しかし、本局に関して言えばさほど驚きはありません。

嬉野流を‘指された側’の棋士が丸山忠久九段だからです。

丸山忠久九段といえば言わずと知れた角換わりのスペシャリスト

スペシャリストの最も得意とする戦形、角交換を避けて力戦形にする

奇襲作戦ではなく理にかなった戦法選択と言えるかと思います。

 

嬉野流は決して単なる奇襲戦法ではありません

対応を知らないとあっという間につぶされる=奇襲というイメージは仕方ありませんが。

一つの力戦形としてアマチュアの将棋では今後も残っていくと思います。

 

そもそも嬉野流って何?どんな戦法?

これについて説明すると長くなるので今回は割愛します。

 

故・天野貴元さん(元奨励会三段)著書の

奇襲研究所 ~嬉野流編~ (マイナビ将棋BOOKS) 

 

嬉野流の初手は決して▲6八銀でなければいけないということはありません。

初手が▲6八銀でも△8四歩▲7六歩△3四歩▲7七銀と進めば矢倉になりますし。

ただ、この手順で矢倉を目指すのはまず有り得ないですが

(▲6八銀に△3四歩なら▲7六歩とは出来ないので)。

決して初手▲6八銀が嬉野流ではないのでご注意くださいませ。

 

嬉野流と呼ばれる形にするにも様々な初手からの指し方があります。

初手▲2六歩から飛車先を決めてからでも出来ますし

初手▲5六歩でお相手に先手中飛車と思わさせてから

嬉野流の形にするのも序盤の駆け引きとして非常に有効です。

また、初手▲7八金からでも出来ますし、初手▲6八銀にこだわらないことで

更に可能性は広がるものと思っています。

 

序盤について解説させて頂いたものを将棋アイオーさんに投稿させて頂きました。

お時間ある時にでもご一読頂けましたら嬉しく思います。

嬉野流序盤考察

第30期竜王戦1組ランキング戦

▲阿部健治郎七段-△丸山忠久九段

https://shogi.io/kifus/45428

 

一手一手の手順を見ながら自戦記や解説棋譜を見れるのは

将棋アイオーさんにしかない大きな魅力です。

画像など挿入したりも出来るのでかなり自由度も高いです。

大きな可能性、魅力のあるサイトなので是非ご利用頂きたいです。

ぴよ将棋ともご連携頂いています。

将棋アイオーさんもよろしくお願い致します。

https://shogi.io/