ブロッコリーや、人参をカットして、
国産牛豚ミンチを、いつものように、こねこね…
その時、ふと、こんな光景が目に浮かびました。
この牛さんや、豚さんが生まれたとき、喜んで、お世話をしている母牛さんや、母豚さん
お世話をしてもらって、しあわせそうな、牛さん、豚さん
お友達と一緒にいて、楽しそうな、牛さん豚さんのお顔
最後のときは、怖かったかな…
痛かったかな…
悲しかったかな…
尊い命を、いただくのだな…
1つの命の人生を、いただくのだなぁ…
自分が食べる動物を、自分で狩らないのは、人間だけ、という言葉も、聞いたことがあります。
自分で狩らなくても、美味しい材料を揃えられるようにしてくれている、工場の方は、いつもどんな気持ちなのだろう…
「こんなことを言っていたら、何も食べられなくなるよ」
と、開き直って、食を当たり前に思うのではなく、
いただくときにも、料理のときにも、いつも感謝を忘れずにいたいと、思いました。
食材は、多くの方々の手間がかかっているだけではなく、
多くの命と、たくさんの方々の、感情と、人生がかかっているのです。
感謝と心をこめて、料理をして、
ありがとうございますと唱えながら、いただく
食をすることで、大切で尊くて、誰かの愛しい命が、私の命の生きる糧になっていく…
今からいただく命が、その命の母の中に宿ったとき
母は、どのような感情だったでしょう
子牛は、母と離されたとき、どんな気持ちだったのでしょう
食肉にされようとした瞬間、どのような感情を知ったのでしょう
動物は、自分の想像以上に、さまざまな感情を知っているということに、驚かされることがあります。
命をいただいて、生きていく
その命は、多くの愛情と、喜びと、幸せと、楽しさと、悲しみと、恐怖を知り、私の目の前に来てくれました。
1つの命の人生を、料理させて頂くことで、
私の家族の人生に、愛情と、喜びと、幸せと、嬉しさと、明るさと、元気と、活力、エネルギーを与えてくれる
ありがとう
ありがとう
そう思いながら、トマト煮込みハンバーグが完成しました。
いつもより、しっかりと、手を合わせて、
合わさった手に、いつもより、感謝を込めて、
いただきます。
ごちそうさまでした。


