日本語の親善大使 | カタカムナの共鳴

カタカムナの共鳴

―――――――――――――――――

「イキモノ」 と 「モチモノ」 の間

命のはたらきを仕分ける図(カタカムナ)

 

命の本質は潜在要素の連帯にある。

命の働く方向はヤタノカガミの図象で仕分けられた。

 

 

 

    ヤタノカガミの図象

 

 

仕分けたうちのひとつをココロ(小さな粒子)と呼んだ。

そのため 命の働く方向には8つの向きがある。

 

その8つの異なる働きが連帯し 命が運ばれてゆくと感じた。


「精神」とか「神経」という語がある通り

心は神から授かった神秘的なものと思う人が多いだろう。

心は謎であり どこからもこの謎を解く手がかりは齎されていない。

 

 

 

カタカムナでは 心をどのように捉えていたのだろうか?

 

 


現代で「まごころ」と言ったら

特別に深い愛情を込める意味なのだが

 

カタカムナでは「マ」の心のことであり

心とは すべて

 アマから始まり

 アマから仕分けられた

 小さなコロコロと転がるもの

ということで「マゴコロ」と名前が付けられた。

 

仮にカタカムナの使い手がいて

その人の思念を歌として表現するなら

 アマカガミ ヤホアメヨロヅ アマイノチ 
 マトマリ イノチ ココロワケ アワセ カサナル マノココロ

と述べるようである。

楢崎皐月さんが読み取った古代人の思念である。

 

この歌は次のように解釈される。
 

アマ を 鑑(お手本)とする万物の形はアマの命があり

それらがまとまり 命を長引かせる方に心が分けられる。

別けられたとしても それぞれの心に

アマ が合わせ重なっている。
 

ひとりひとりの心に

アマの心が

刻々と重ね合はされて

絶えまない精神現象を起こす

 

という物理が述べられている。



和語の使い方としては

 その物の名前を述べる と共に

 その物の成り立ち とか

 成りが立つまでの元となる発生源を指し示す意味

まで含まれてゐる。

 

 

 

なぜ そこまでの意味を含めることができるのか?

 

 

それは 名前を述べる音(オン)そのものに

アマの働きを 八つの方向に仕分ける思念が

込められているからである。
 

他に「コロ」には「トコロ」があり

話題を転換する ところで・・・という使い方に

「トコロ」の思念が色濃く現れている。
 

発生源から成り立ち

現在に至るまで含まれる

和語の音を使いこなすには

命が伸びる方向を

察知する勘が欠かせない。

 

和語を使うことができるということは

すなわち 生きながらえる方向を

無意識ながら察知することができている

ということになる。

 

 

 

生命の栄える勘を鍛えようと思うなら和語の習得を!

 

 

 

和語を自由に使うことができれば あなたも日本人です。

 

 

 

和語の習得には 音の高さ に氣を配る必要があります。

 

 

 

和語に慣れない異国の人は

 

 音の高さを間違える

 

ことがあるため すぐに分かります。