日本人の心のふるさとを「カタカム」で語る | カタカムナの共鳴

カタカムナの共鳴

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「イキモノ」 と 「モチモノ」 の間

<カタカムナの教科書(相似象誌三号)より抜粋>

 

ヤタノカガミの図は「カタカム」という名になっている。


現象の半分(カタ、型、片方)は形が無い(カム)が名前の由来。

現象を構成する世界には、現象とはならない世界(アマ)が常に内(ナ)に在る。


現象が  「正面に現れる世界(ン)」 だとすれば、

形無い方は「背後に現れる世界(ア)」 である。
正面に現れる世界のすべては背後界の中に含まれている。
背後界(ア)からあらゆる現象(ン)が外に出る。


さて、現象の内に在る世界(アマナ)は欠けており、

その欠けは両端(量の端)に在り、
その両端を渡し合うことで、満たされ、アマ(甘えられる世界)となる。
アマのエキス(ミ)が双方に渡されることで、両端(リョオハシ)の世界が成り立つ。


アマは大円、アマナと現象は半円づつの形で現れるとした。

アマナはアマの代わりの名という意味で、アマを支持する。
現象はアマに反することで、甘えは許さないという文化である。


甘えを支持するグループと甘えは許さないグループが
半々に分かれて循環する運動がある一方で、
甘えを支持するグループの中に甘えは許さない人がおり、
甘えを許さないグループの中に甘えを許そうとする人がいる。


生命とは復元方向に働くチカラでマトマリ、
物質とは解体し、分散する方向で、遠くまで広がる。


生命のチカラは縦に重なるため、縦の線で象徴され、
物質のチカラは横に広がるため、横の線で象徴される。


それらの線の組み合わせは、
現象 (イザナミ-アマを崇め、敬い、讃える心情)と
アマナ(イザナギ-アマと親しみを覚え、愛しみ、笑みを浮かべ、物を惜しむ心情)が
重なりながらどこまでも遠くに広がる運動を表す。


また、十字の縦と横の線は、時間と空間を表現しており、
時間をかけて空間を作る(物を作る)ことを一から十の数で表し、
ヒフミヨイ ムナヤコト という響きに乗せて
カタカム(現象の半分は形無い)歌を作っている

 

モノ(物)というのは、カタカムナの図を見れば分かる通り、

横の線が延びて循環している形であらわされる。