士農工商における「士」という身分については、
公のことを考えるものだ
ということを前回、ブログで書きました。
そして、公のことは、何を指針としていたのか、
もしかしたら、
聖徳太子が書かれた十七条憲法のことである
可能性があります。
概要は次の通りです。
1.穏やかで素直なれ (和をもってたふとしとなす)
2.教えれば分かる
3.地が天を覆わんと欲すれば必ず破れる
4.祝いの心を忘れずに
5.訴えに金銭を持ち込まず
6.悪にへつらわず悪を質せ
7.適材適所、今できることを
8.時間を大切にせよ
9.信じることで方向が定まる
10.人の立場から物を考えよ
11.報酬や罪の出所を捉え、正当性を保て
12.報酬を着服することなかれ
13.隣が何の仕事をしているのかを知れ
14.己にも人にも天賦の才能を見出せ
15.全体を見る者は小さなことで争わず
16.動く時の節目を知れ
17.決め事はひとりではなくみんなで決めよ