2月の初旬に開店したばかりの創作和食のお店、圭k KLは日本人のシェフと香港人のスーシェフ(10年来のお付き合いだそうです)、日本人のジェネラルマネージャーと、イギリス人のペイストリーシェフ、そして現地のスタッフのコンビーネーションで、最高のおもてなしで迎えてくれる。ここはどこですか?状態の至福の時間を与えてくれる希少価値のあるレストランだ。夫はフレンチのプロなので、今までいろいろなミシュランの星付きのところでお招きにあずかったり、自腹で食べに行ったりしましたが、圭k KLは、そういった素晴らしいレストランや和食の店を彷彿させてくれます!
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おまかせスタイルのコースですよ。
私たちは、まだソフトオープニングの時に、
シェフにお招きに預かりました。
これも、実はシェフと発酵教室で出会ったという
偶然的にラッキーなシチュエーションで
KLのど真ん中、KLCCのIlham Towerの37階にあるので、
眺めも良いですよ~!
その上階にはElement Kuala Lumpurと呼ばれる
ウェスティン系の新しいホテル。
こうやって見ると、クアラルンプールは周りが山!
この左のビルは、イスラム教徒がメッカに
巡礼に行くために資金を貯金する機関の建物らしい。
上にヘリポート。
私たち夫婦と、KLCCの一等地に住む日本人ご夫婦。
おそらく、彼らなら、圭kに行ける
(距離的にも、金額的にも)良いお客さんに
なってくださるかと思いましたから、
お誘いを。
結果、とても楽しい食事タイムでした!!!
漆のお椀も、スプーンも
重厚で素敵!
上質の什器だとすぐに分かる。
圭kのコンセプトは、
なるべくマレーシアの食材を使い、
味覚再発見の和食の旅のようなコース仕立て。
シェフの感性豊かな発想と、腕の良さが
あちらこちらに宝石のように散りばめられた
お料理の数々!
ジェネラルマネージャーさんは、日本人なので、
そこは接客のプロ中のプロ。
マレーシアではなく、ここはどこ?状態の
素晴らしさ。
東京、
あるいはパリやLAの一流店のこなれた
小気味良いサービスを提供してくださいました。
現地のスタッフたちも、皆さん、
きちんと教育されていて、プロ意識があります!!!
そうか、マレーシアにないのは
プロ意識だよね、と明確に認識!
それなのにカフェでも10%のサービス料を
取るのが解せない…
実は訪問したのが12月の終わりだったので、
記憶が定かではないものもあるので、
お許しを
最初のコースは、胃袋を用意させるために、
ターメリックの花?のおかゆ。
出汁のおいしさであっさりと。
私以外はみんな飲む!
となって、日本酒の器を選び…
こちらと、もう1本の日本酒で飲み比べ。
下戸の私は全然お酒に関しては分かりませんので、
画像だけ掲載。
カシューナッツ、いちじくと豆腐のムース仕立て。
このお豆腐が、スムーズでまるでクリームのよう。
優しい味。
3品目は、鶏のレバー、野菜やハーブの一品。
後ろ姿まで美しい!
これは文句なしに美味!
ガッツーンと心を鷲掴みにされたような
これは何が入っているのだろうか?と
楽しめるような一品でした。
オープンキッチンの棚には、
さまざまな発酵食品の数々。
ホロホロ鳥のスープ。
卵豆腐のような滑らかな食感と
コクがあって、なおかつあっさりとした印象の一品で、
一口飲むごとに、これまたワクワクするような味わい。
お茶もいろいろとバラエティーに富んだメニューがありました。
お蕎麦は日本から。
それにアワビ入りですが、
上に乗っているのも、アワビを乾燥させたもの。
このアイディアすごい~!
アワビのおいしさを十分に味わって。
とうもろこし、ピータンのおいしさをぎゅっと
閉じ込めたような一品。
見た目も楽しませてくれる。
みょうががアクセントになった一品。
うなぎと相性がよい組合わせ。
これは秀逸な味わい。
次に何が出て来るのか楽しみに!
オイスタークラッカー。
牡蠣を彷彿させるプレゼンテーションで、
手作りのクラッカー、牡蠣のクリームと
磯の香りの青のりと三位一体になった逸品。
かつおのたたき。
イチゴがアクセントに。
美しい器の数々に、目が♡に!
スダチをかけて食べるのは、
2種類の魚の揚げたもの。
Gao Tou Yuと呼ばれる高級魚使い!
これはジューシーで熱々。
2種類の魚のマリアージュが層になっていて、傑作。
ここまでで、超久しぶりに
心も味蕾も幸せに満たされて
4人で、「美味しいねぇ」を何度連発したことだろうか?
この陶器の中には、
美しいナシウラムが。
マレーシアの野草ごはん。
鴨の治部煮が付いて、最高のエンディング。
これめっちゃ、美味しかった!
丁寧に仕事された出汁は、
ため息もの
自家製の漬物の数々も美味。
ロゼールが美味しい漬物になって感動〜!
どの漬物も感嘆するような味わい
新しいおしぼりをいただいて、〆に入る。
一見、かき氷?
ココナッツミルクと、ザクロのシロップに
オレンジの花の風味。
美味しいが、私たちには、
ちょっとオレンジフラワー風味が強かった。
2つ目のデザートは、イギリス人シェフの珠玉の作。
グラメラカのカスタードと醤油のソースがアクセントに。
これがため息が思わず出るほど!
この塩味とグラメラカの
お日様のようなキャラメリゼされた
甘さが最高に極まっているデザートだった。
最後に、抹茶を点ててもらい、
ミニャルディーズの数々を堪能。
パッションフルーツのソフトキャラメル、
いくらでも食べられちゃう味
見事なまでの心地よいサービスと、
最後まで驚きの隠せない、美味しさへの追求。😊
とても豊かな、心身共に堪能できるところでした。
最高の時間を過ごせて、感謝
ここは要予約です。ディナーのみ。
お値段は、我が家には気軽に行けない値段設定です
今のところ、おまかせ1コースで
ディナーのみ。
コースで、ドリンクを付けない場合、
だいたい、ひとり800リンギの設定です。
これに税サ16%が付きます。
自分へのご褒美として。
行くのもありですよね。
あるいは、特別な日やお祝いなどの晴れの日用に。
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インスタもしています。