「駿河健康ランド」に行く前に、晩御飯を
食べるため、「道の駅 富士」に寄ります。
あってアクセスしやすく、駐車場に車も
たくさん・・・は停まっていませんでした。
平日はやはりどこも空いているのです。
まあ、ある意味好都合でヨシという事で。
そば推しメインのメニューが多い気が
します。あの立ち食いソバで有名な店、
「富士そば」が発端かと思っていました
が、東京発のチェーン店で、静岡とは
全く縁もゆかりもないそうです。名前が
どうも、紛らわしすぎるような気が・・・。
色々あって迷い、選んだメニューを
食べて後悔するのが、道の駅食堂の
メニュー選びのデフォルトですが、この時
は珍しく即決で決めたメニューがこれ。
て、いかにもここでしか食べられそうにない
写真映りが気になって頼むことに。「おふくろ
の味」という言葉、男性は弱いのです。
そうして出てきたものは、ラーメンのような
見た目。こうして見ると、具の多さによって
本当にラーメンを食べているみたいです。
具は揚げナス、きのこ、ごぼう天、きざみネギ
で、肉が入ってなくても十分だしが出ていて
非常に美味しい。私も参考にしたくなる味で、
特に揚げナスを入れるという発想は秀逸に
思えます。ちなみに天かすは入ってない・・・
でも、うまい、うまい、と食べているうちに・・・。
ちなみにこの店、写真のメニューに写ってま
せんが、なぜかひつまぶしもあります。うなぎ
の呪縛はもう解けたのでしばらくはいいけど、
いずれ寄ることがあれば食べてみたい。
それにしても、ひつまぶしがあってうな丼が
ないというのも、不思議。
土産コーナーも気になりますが、チェックイン
時刻が迫っているので、急いで健康ランドに
向かいます。大体15分ぐらいで到着。
(写真は深夜に撮ったもの)
規模が大きいせいか、受付の数も段違いに
多く、それだけの需要の高さを伺わせられ
ます。
とにかく、狭い、狭い、狭い・・・(小声で言っときます)
ビジネスホテルの部屋を更に狭くした感じで
ベッドの奥に冷蔵庫があるのですが、開く
のがギリギリ、机の椅子も同様です。
こういうのは慣れてるはずなのに、今まで
でダントツの窮屈さでちょっとびっくりしました。
利用しなければいい話とは言え、うーん・・・
なんでしょう、これは・・・・。
常時開放されており、むしろ階段での移動を
推奨されています。さすが健康ランドという
べきで、ちょっとの階の移動ならこの方が
断然早く、意外と助かるんです。もちろん、
1階から8階まで移動すると、かなり疲れる
わけですが・・・。
浴場へ。花の湯も尖った風呂が多かった
けど、ここはいかに?以下、借り物画像。
温泉の代名詞、「ラドン温泉」。別名
「ラジウム温泉」とも呼ばれ、内疾患に
効果があるそうです。ここでは、中央
の石にラジウム鉱石が埋め込まれて
いるので、石にもたれて入ることが
推奨されてます。実際入ると、かなり
熱めの湯温の為(たぶん43℃位?)、
ちょっと入るだけで退散することに。
10分が限界です。
泉」。鉄分補充ができるようで、これも
今まで見たことがないタイプです。
どことなく、薬草風呂に思えるこの風呂は
入った感じはぬるく、比較的入りやすい
のが好感が持てます。
タイプではなく、塩分が含まれた乳白色
温泉なのが惜しい。前日の死海風呂で
味わったように、塩気が体にしみるの
で、あまり炭酸泉に入った気分になりま
せんでした。やはり、炭酸泉はノーマル
なタイプのものが一番だと思います。
水中歩行浴槽があるのも健康ランドなら
では。ここのは深い&かなり広くて横14m
、縦5m程の泳げるレベルの為、軽く泳い
でいる人が居た程です(ガチで泳ぐ行為は
もちろん禁止されています)。水温もぬるめ
で、深夜になると貸し切り状態レベルで
誰も居なくなるので、私も20年ぶりに軽く
泳いでしまいました。あと、この浴槽の隣に
も簡易的な歩行浴槽があります。
あとは、ジェットバスと・・・(2種類あり)
露天風呂は駿河湾を眺められ、そこそこの
広さ。
サウナは、ドライサウナがかなり広く、温度
も高め。
水風呂は、そんなに広くないようです。
淡々と紹介してますが、ここのお風呂場
全体の広さは、今までの入浴施設と比べて
段違いに広く、「お風呂(サウナ)命!!」
という、健康ランドらしい意気込みが伝わって
きて、多くの人が来る人気の一因だと思われ
ます。平日でも、土日の愛知県名古屋の人気
スーパー銭湯に匹敵するほどの人の多さで、
家の近くにあれば私も通い詰めたいレベルの
良さを感じました。
気分よく風呂を出て館内探索するのが、健康
ランドに来た時のルーティンワークでもあり、
楽しみにしている部分です。ビジネスホテル
の宿泊では味わえない要素。
レベルで、20を優に超える台数があるのが
デフォルトです。どことなく、愛知の「「湯~
とぴあ宝」と似たような構成で、レトロな
自販機もしっかり備えていて盤石の布陣。
アイスの自販機で、「カラフルゼリーみかん
ジェラート」を買って食べておきます。
手軽に少し食べたいときに持ってこいの
このアイス、あの有名な「サーティーワン
アイスクリーム」と混同しそうな名前ですが、
それぞれの数字には意味があるようで、
当然ながらどちらかが真似したというもの
でもないようです。そもそもこの場合の
セブンティーンは「17歳」の意味で、
当初は女子高生向けという意味
だったとの事。健康ランドにはほぼ
必ずこの自販機が設置されてる事を
考えると、当初のコンセプトは完全に
破綻してますね・・・。じゃあ、サーティ
ワンは「31歳」かというと、当然ながら
全然違うので、注意しましょう。
居酒屋等、6か所位あってどこに
しようか迷うほど。これだけを見ても、
ここの規模の大きさがうかがい知れる
というものです。そう言いながらいつも
の通り、私は食べないんですけどねー。
の方言の勉強を。1つ気になったのが、
「くろ」という言葉。「隅、端」を意味する
ようで、三河弁の「ぐろ」という言葉と
酷似しているのです。調べてみたら、
どうもこの「くろ」というのが本来の
言葉で、「ぐろ」はその派生扱いとの
事。「ぐろ」って、自然に使ってしまう
んですが、「くろ」だと何か変に感じ
る・・・。両方共、圏外の人からすれば
「?」な言葉だからまあ、どうでもいい
話でしょうけど。
も貼られています。今年でちょうど創業
20周年だそうです。別に何かの記念
イベントをやっている訳ではないので、
どうでもいい話・・・とは思わずに素直に
祝いましょう。「おめでとうございます!」
温泉がないと、ホテルに泊まる気になり
ません!」と言うほど、重要な要素。
ここも結構な冊数で、新旧のラインナップ
がバランスよく配備されて、ここも定期的
な入替がされてそう。
要素の1つに挙げられる、無料マッサー
ジ器が使用できる部屋があります。
機器そのものの使用感は良かったけど、
なんか椅子全体にしみついたニオイが
気になります・・・。特に手のマッサージ
部分のニオイは、やばいと言って
おきましょう・・・。館側に消毒希望。
なので当然、こういう休憩室もあります。
県民割が使える今、深夜滞在料金と
宿泊料金の差がほぼないので、ホテルに
泊まるべき。県民割も、ひそかに8月末まで
延長されてるし。
先程言ったように、深夜3時まで内緒で泳ぎ
まくって就寝。朝起きたのはなんと、10時
でした。チェックアウト時間まであと1時間。
慌ててもしょうがないので、冷静に漫画を
11時まで読み続け、チェックアウト。なんか
やり残した感がありますが、また来れば
いいか・・・。
さて、皆さんは「スマル亭」というお店を
ご存じでしょうか?静岡県内に展開する
そばうどんのチェーン店で、現在7店舗
あります。静岡の人なら一度はCMを見た
事があるというほど、一時期は何十店舗
も営業して栄えていたようですが、コロナ
禍の影響で各地で閉店が相次ぎ、現在の
店舗数となったそうです。
変わった店舗名は、立地が駿河である事
と、ロゴを見れば大体由来は分かりますね。
とりあえず、情報開示はここまでにしておいて
車で来る途中に見えた2号店に何も知らず、
健康ランドから歩いて行ってしまいましたが
・・・
時は分かりませんでしたが、ご覧の通り
閉店してます。どうやら5年前の台風に
よる波浪で損壊して以来、そのままに
なっているようです。看板だけ妙にキレイ
なので、遠目では絶対に騙されますわな。
(歩いて行った時間と労力を返してほしい)
解体せずに残しているという事は、いずれ
再開しようと思っていたんでしょうが、やはり
コロナのせいでタイミングを外してしまった
という所でしょうという事で、別の店舗に
向かいます。
同じ1号線上に1号店があるけど、戻る事に
なるので、別のお店に行きます。
はご覧の通り、24時間営業を謳っています
が、現在24時間営業している店舗はありま
せん・・・。看板は目立つので変えてほしい
とこですが、経費がかかるのでそこはまあ、
大目に見ましょう。でも、公式HPを見ても
いまだに全店24時間営業の記載がされて
る点は言い訳できないので、早急に表記を
変えるべき。すぐ変えられるはずなのに、
管理がされてないのでしょうか?
かけるように、メニューアピールの貼り紙が
掲示されてます。それに構わず頼んだのが
かけそば+桜エビのかき揚げ+炊き込み
ご飯。
食べた感想については、美味しいとは
思うけど普通な感じ。そばもつゆも
てんぷらも、もっとうまい所を知ってる
からそのように感じるだけなので、もし
行く事があればぜひ食べてみて下さい。
ちなみに、炊き込みご飯は極小のあさり
が入っていて、なかなかの味でした。
帰りはまず、2つ目の道の駅に寄る事に。
あり、洋風チックな外観が特徴の建物。
当然、地域密着型。
いう字を見るとなぜかまた、食べたくなる
不思議。自然薯を使っているという事です
し、ここ「仙の坊」で食べるしかないか・・・。
ご飯を注文。
のに・・・
さすがにとろろは口当たりが軽く、また丁寧
に擦ってあってクリーミーなので、ぱくぱく
いけます。自然薯特有の食べ応えと出汁の
味の良さで、久々に満足のいくとろろを
食べることができました。
最後はいつもどおり、新東名の浜松
SAに寄り・・・
買える天神屋は神。いつも頼りにしてます。
のように食った食った状態になりました。
「食った食った」でふと思い出したのが、
あの屁理屈小僧、一休さんの有名な逸話(
こちらに他の方が書いた概要があります)。
この話、仏様を釜茹でにする(そんな事が
物理的にできるんですか?)等、色々突っ込み
どころが多いのですが、特にその仏様が茹で
られて「食った食った」と白状し、ぼたもちを
盗み食いした小僧たちの濡れ衣を着せられる
という点。これってなんなんでしょう?たぶん、
野菜とかを茹でるとくたくたになる、という表現
から取ってるのかもしれませんが、それが
なぜ「食った食った」にまで飛躍するのか、
今冷静に見ると謎です(あるいは「ぐつぐつ
煮える」という表現から来ているのかも)。
私が子供の頃は何の疑問も抱かずスルー
してましたが、今の子供たちはこの話を見て、
納得するんでしょうか・・・。
ちなみにこの話、和尚さんも仏像をどつき、響いた
音(クワ~ン!?)をもって「食わんと言ってらっしゃ
る」という捻りだしたギャグみたいな事を言っており、
この師匠にしてこの弟子ありという感じ。どちらも
仏像様からすれば鬼畜の所業で、バチが当たる
という考えがお互いなかったとしたら、空恐ろしい
話です。
どうでもいい脱線話はこれまでにしておくとして、
これで何回目なのか分からない、静岡訪問。仕事
で行くからしょうがないと言いつつ、結構遊びで
行ってしまっている辺り、自分でも気づかないうちに
気に入ってしまってるようですね。静岡は、中毒性の
あるコンテンツが多い(私にとっては)という事だと
理解しておきます。富士宮まで行って富士山に登れ
ないというのは、寂しい限りで、なんとかしてまた、
行って登ってみたい。あとは、予定が立つかどうか。