コロナ騒動だからという訳ではないですが、休日は相変わらず家でパソコンを眺めている
日々です。最近は雨が降ることが多いし、感染の心配もあるのでどこかに行こうという気が
あまり起きない・・・と言い訳しておきます。何度か記事にもしている株のザラ場を眺めて
いるのですが、3月後半から上がり続けていた日経平均も先月位から頭打ちになってきて
いる印象です。というか、コロナの先行きが分からないのに上がり過ぎだったと言えます。
もちろん日経平均は全ての銘柄の平均なので、今でもさほど前と変わらないものもあれば
ぐんぐん上がり続けているもの、逆にナイアガラ状態になっているものと様々で、ストップ高
になる銘柄だけ掴めることができれば楽なもんですが、当然そんなわけにはいきません。
逆にストップ安になる株を掴んだ時の絶望感は相当なもので、2月中は多くの人がこの苦し
みを乗り越えて来たのだと思います。で、私も最近掴んでしまったわけです。そういうのを。
以前、ぐんぐん上昇している謎株として紹介した「イノベーション」。先月、上場来高値を
記録して以降、少しずつ下がり続けているのをちょこちょこと買い増ししておりました。
そして、ここ数日でストップ安を経てドカーンと1000円以上の絵に描いたようなナイアガラ
状態となった訳です。朝見た時は普通だったのに昼見たら損益がとんでもないことになって
いて、「サイバーセキュリティ」で味わった以来の恐怖を感じました。この時点で、損切をする
かどうか迷うのですが、一度別株で損切した後に超絶回復した銘柄があったので、まあ、
しょうがないか・・・と我慢してホールドしておりました。本当に、気が気でなくなるんですが。
どこまで下がり続けるのかなあ、と見ていたら意外と下げ止まって、なぜか次の日にぐぐっと
伸びた後、本日なぜかストップ高となっておりました。こういう現象は株をやっているとたび
たび目撃するのですが、どういう意図や力が働いてこのようなことになるのかさっぱり意味
が分かりません。結果的に持ち続けていて正解だったという事でほっとしましたが、ストップ
高を記録した銘柄は次の日に一気に反落ということもあるので油断できないのです。精神
衛生上よくないので、強靭な精神を持てなければまあ、こういうのは早めに手放した方が
いいんですけどね・・・。本日は日経平均は21円高だったのにも関わらず、こういう風に上が
ったりと市場と逆の動きをする株を俗に「変態株」と呼ぶようです。つまりは「あまのじゃく」と
いうことで、特に新興株に多いと言われています。
ちなみに以前70万円損切した時は、その2時間後に一気にそれ以上の値戻しをしたので
その時の状況では損切やむなしだったとは言え、絶望感しかありませんでした。なぜ我慢
できなかったのか・・・という教訓が今回生きた訳でございます。何事も経験は大事です・・。