ありがとう。 | 棚の上からPのヤロウ。

棚の上からPのヤロウ。

さわらないでかまわないでさわらないしかまわない



これは2009年の忌まわしい出来事があった後のこと。


悲しみに打ちひしがれたけど救われたのを覚えている。




コッチではなく、



こっち。




そういうこと。


公式がまだ何も発表しないけどそれでも何かしなきゃいけないって思うでしょう?


大好きだった人へのやり場のない想いに駆られたであろう人たちの行動。




いま我々のような部外者で出来ることは権利をクリアしていることだけしか出来ない。


いま出来ること、


事務所やレコード会社等関係者の権利の障壁が無いところで最大限に公の場で出来ること。


限りなく公式にできる非公式の弔い。






誰だって今までやっていた事、


ずっと転がし続けられていた事をずっと見ていたし今やってたバンドも当然好きだし本当に感謝してる。


そもそもあの映画はアベフトシの映画だし矛盾は感じる。


それでも何かをせずにはいられなかっただけ。


そんな想いを聞いて胸を打たれた。




「声」

The Birthday




言うだけなら誰だって出来る。


そこで動かざるを得なかった人の想いに僕は敬意を表したいし協力できることはしたいと思った。




上澄みだけ掬って音やら綺麗事やらを垂れ流すことはしたくない。


我々を塩化ビニール地獄へと誘(いざな)ったボスが去ってしまったこと。


いつもカッコいいステージ見せてくれた男が夜中には塩化ビニール地獄のボスとなってハット被ってDJして自慢のレコード回しまくって曲の数近いビール飲みまくって。


そんなロックを体現した姿を目に刻んだ我々残された住人ならば何をするか。


その地獄から何を想うか。








追伸


あの方の誕生日に関東から広島まで花を手向けにいらしてたのでしょう、


そんな日に立ち寄っていただきありがとうございました。





DJなんてものは大したものではなく所詮脇役で端役。


主役になり得るのはアーティストだけ。


勿論魂は込めるけど生き続けて心震わせてくれるのは遺された楽曲。


そう思うよ。