雑司ヶ谷鬼子母神「七曲りの路地」奥の七曲り荘202号室からずっと | 曽根賢(Pissken)のBurst&Ballsコラム

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元『BURST』、『BURST HIGH』編集長の曽根賢(Pissken)のコラム

 

[七曲り荘日記]

 

巻頭連載[第112回]
「我らの時代の墓碑銘を描く画家――その淫蕩する光線」

 

「将棋のアマ初段に!」
佐藤ブライアン勝彦●作品&文

 

 

年明けに目標としていた「将棋ウォーズ」でアマ初段になりました!

やっとだわ〜。

先生から「おめでとうございます! スピード感が凄いですね」とメールが来た。

 

将棋は絵の筆休みの時にやってる事が多いので毎日やってる。

それも10局以上(笑)。

負け込むと、プロ棋士や教室のYouTubeで勉強。

将棋の時間に絵を描けば、もっと進むのに……という考えは封印しました(笑)。

 

段になると、将棋連盟へ申請をすれば、この様な(上)免状を貰えます。

一級まではコピーなんだけど、段からは和紙に手書きで、自分の名前、佐藤ブライアン勝彦と、会長と名人の直筆サイン入り。

(なんと今だと羽生さんと藤井君のサイン)

 

これは申請するでしょ。

応募者殺到で45ヶ月待ちだそうです。

ん〜待ち遠しい!!

 

 

絵の方はというと、作品に合うように額縁を燃やしたいと考えていたところ、アシスタントさんから、

「ガスバーナーで燃やすと良いですよ」

と教えてもらった。

早速近所のカインズホームへ。

20,000円の額なので失敗は許されない。

 

試しに角材に色を塗り、バーナーの火の勢いを確認。

で、こんな仕上がりになった。

 

全て完成したらブログに載せます。

 

 

それとは別にこんな感じの絵も描いてます。

 

 

 

 

 

1月9日(火)鬼子母神は晴れ。

 

午後3時に池袋のクリニックへ行き、テストステロン注射を受ける。

前回の採血結果から、これまで2週間ごとに打っていた注射を、次回から3週間ごとにしようと言われる。

いつもの医者ではなく、今日初めて会う医者の意見であったが了解する。

金はなくとも雨はたっぷり、か。

 

おばさん以下であった男性ホルモン数値も、注射の蓄積で平均よりやや高くなった。

が、自律神経失調症は相変わらず。

ただし、冬になり、異常発汗は1日2回まで減った。

しかし残念ながら、これも例年通りである。

EDも相変わらず。

もう、みんな忘れちゃったよ。

 

 

帰り、専門店でドーナッツとバケットを買って、ボスYの事務所へ年始の挨拶へ寄る。

で、そのあと、いつものように古書店「往来座」へ。

●坪内祐三『蕎麦通・天麩羅通』(廣済堂文庫)

TS・エリオット『荒地/文化の定義のための覚書』(中央文庫)

やはり、いつものように2冊で千円にまけてくれた。

 

[夕食]

●寒サバの干物焼き

●大根おろし

●ひじき煮(総菜屋から)

●カブとナスの糠漬け

●昨夜の残りのアサリの味噌汁

●ごはん

●みかん

 

アサリの味噌汁には、菜の花と生ワカメを足した。

好物の菜の花が1パック100円まで下がっており嬉しい。

高校3年間週5日毎度仕込みで5本も10本も(ときに指を血だらけにして)おろしていたから、大根をおろすのは抵抗があるのだが、やはりそれで食べるサバの干物と炊き立てご飯は、素晴らしい。

 

 

1月10日(水)鬼子母神は晴れ。

 

夜の7時くらいに、仕事帰りの小峰ちゃんが、例年のごとくここ七曲り荘まで、井草八幡宮のお守りを持ってきてくれた。

仕事用の車で来た小峰ちゃんから、ちょっとドライブしながら話しましょうよと誘われ、助手席に乗り込んだ。

そういえば、去年の正月も、息子と遊びにやってきた小峰ちゃんの運転で、皇居の周りをドライブしたっけ。

 

●左が小峰ちゃん。鬼子母神参道三又にて。

 

車中で、勧められたアゴ(トビウオ)の味付き干物(長さ8センチくらいのもの)を齧りながら、一歩的にしゃべりまくる。

ほら、人間とお喋りできるときは「喋りだめ」しとかないと。

こういうとき、そういえばオレは長いこと編集長してたんだよなあと思い出す。

喋ることは編集長の一番の仕事であるからにして。

 

お守りと一緒に、カレンダーを貰い、ホント小峰ちゃんて、おれの悩みを遠くからキャッチしてるのかと驚いた。

年末に100円ショップで買い忘れ、どうしようと、壁に垂れたままの「去年のカレンダー」を眺めていたのだ。

大きい数字だけのシンプルなものというあたりも嬉しい。

 

別れ際、アゴの干物をもう1本ねだって頂く。

こりゃ、旨い。

 

 

[夕食]

●鯛とタラの切り身のソテー(バジルソースをかけて)

●つけあわせシシトウ(半額)

●チャンジャ(これもタラの胃袋)

●温泉卵(自家製ね)

●たくあん

●3日前の残り最後のアサリの味噌汁(ネギを刻んで)

●ごはん

●みかん

 

冬は3日前の味噌汁が大丈夫。

なぜなら、エアコンが壊れていて暖房を使っていないからだ。

(オーストリア製の防寒カーディガンを着て、下半身には毛布を巻いている)

 

半額のシシトウが意外とソテーとあっていた。

半額品を見つけると、意識より前に手が出るようになって、早20年近くが経っている。

(つまりヒモ時代から)

 

 

NMIXXニュース]

●NMIXXが誇るメイン・ヴォーカルのリリーが、こんどこそNMIXXをブレークスルーさせるはずだ。

 

明日15日午後6時、

YouTubeで、

新曲「DASH」が発表。

 

とうとう俺は、

パンクなソリュンが

見れるのか?

事前アナウンスで「DASH」は、Run D.M.C.的オールド・スタイルと、ポップ・パンクのMIXXPOPとのこと。

今回は『Fe3O4: BREAK 』という7曲入りミニ・アルバムとなっていて、すでに先行曲「Soñar (ソニャール)」と、すでにファンダムではアンセム化している「RUN FOR ROSES 」は、YouTubeMV等を観ることができる。

 

 

 

1月14日(日)鬼子母神は晴れ。

 

●昨日、担当編集者から「ぼちぼち〆切が近いづいてきました」とメールがあった。

 

夜7時、依頼原稿脱稿。

我ながら満足。

読者へのサービスが行届いた文藝短編という矛盾を(狙ったわけでもないのに)ブレークスルーしているような。

いったん寝かして月曜日に担当編集者へ送ろう。

 

この短編の元ネタは、ずいぶんと前に、このブログへ書いたエピソードだ。

数年後、そのブログにコメントがついた。

ひとこと「クラシック」と。

嬉しいね。

(ただし、ブログと作品とでは構成もテンションも違うけれど)

 

30年前から私へ、

「おまえは女の出てこない、男同士ものだけを書け」

と言ってきた男たちよ、こんなんどうかな?

野郎ものって、オレにはホントむずかしいのよ。

でも、これは自信作。

3月売りの河出書房新社の文藝誌『スピン』を、乞うご期待。

 

 

[夕食]

●切り落とし牛肉(半額)のバター醤油炒め(&玉ねぎ&ピーマン)

●ポテトサラダ(スーパーで半額)

●チャンジャ

●大根の糠漬け

●昼の残りのコーンポタージュ(キャンベル缶)

●ごはん

●みかん

●甘納豆

 

閉店間近のスーパーへ飛びこむ。

福島産の切り落とし牛肉200gが、半額で520円だったので、もう手が籠に入れていた。

関西は牛肉が安いらしいが、東京では(切り落としとはいえ)これで十分に安い。

ポテトサラダも、他に炭水化物(ごはん)があるのに、半額の文字が見えた瞬間、籠に入れていた。

尚、買い忘れて、今日は食パンを口にしていない。

 

 

さて、やはり月曜日〆切の連載詩を書こうか。

しかし、眠いな。

明日にしようか。

ところで、脱稿した掌編だが、担当へ一旦渡して、それから切り詰め作業が残っている。

なぜなら、104000字の依頼なのだが、別に文字数を確認しながら書いたわけじゃないので、だいぶオーバーしているからだ。

 

体感だと3枚1200字ほど。

もしかして4枚?

これを削ると、レイモンド・カーバー風ミニマル小説になっちゃうな。

ま、勝手に書いたオレが悪い。

 

 

おやすみなさい。

毎週読んでくれてありがとう。

面白いことが書けなくて申し訳ない。

努力はしているのだが。

 

やはり、山口瞳は凄いな。

『週間新潮』で「男性自身」(8枚くらい)を32年もつづけたのだから。

しかし、

「男性自身に面白いことを書きすぎます。だからあなたは面白い小説を書けないんです」

と、川端康成に喝破されて、彼も焦っただろうな。

(山口瞳の作家デビュー前、いっとき川端康成は家がお隣さんで両家家族づきあいをしていた)

 

ま、私の場合、今回ブログで書いたことを作品化できたので、良しとしよう。

今夜は安眠できるかな。

久しぶりに仕事したしね。

あ、連載詩の〆切があるか。

よい夢を。

 

 

[1/2528 BURST展覧会開催]

1月27日(土)18:00 

ポエトリーリーディング
末井昭 x ピスケン x ケロッピー前田

 

BURST公開会議 presents
BURST on Fire
@ギャラリー白線

https://hakusen.jp

●2024
125日(木)〜 128日(日)

●13:00-20:00

[出展作家]
釣崎清隆、ピスケン(曽根 賢) 、TSOUSIEMotoyanNFK)、宮川ひかる(ジュワイユーポノポノ)、ケロッピー前田 

【レセプション&イベント】

1月25日(木)

18:00 オープニング・レセプション@ギャラリー白線
20:00 パーティ&BURST公開会議 配信@阿佐ヶ谷TABASA https://www.asagayatabasa.com

1月26日(金)

18:00 トーク@ギャラリー白線
ゴッホ今泉(デパートメントH) x TSOUSIE 

1月27日(土)

18:00 トーク&ライブ@ギャラリー白線
末井昭 x ピスケン x ケロッピー前田

1月28日(日)

17:00 トーク@ギャラリー白線
池谷友秀 x 釣崎清隆 x ケロッピー前田

 

BURST on Fire
バースト・オン・ファイヤー
あなたの人生は燃えているか!

今回で3回目となるBURSTオリジナルメンバーを主体とする展覧会を開催する。
2013年、『死と未来』展(銀座ヴァニラ画廊)はオーストラリアのバイオアートの新星アリシア・キングをフィーチャー、国際色豊かな作家のセレクトで「雑誌でやってきたことをギャラリーでやってやる」という趣旨のもと、BURST的な未来的ビジョンをご披露した。

この展示はのちに『バースト・ジェネレーション』(東京キララ社)刊行の布石となった。
2020年、『死とSEX』展(新宿眼科画廊)はコロナ禍ではあったが、出展作家のろくでなし子の最高裁判決のタイミングと重なり、特殊漫画の鬼才・根本敬の参加もあって、大きな話題となった。
ここから『モドゥコン・ブック』(フューチャー・ワークス)の復刊に繋がった。

そして2024年、再び世の中の激動のタイミングで『BURST on Fire』展を開催する。
新作発表する死体写真家・釣崎清隆、BURST元編集長ピスケン(曽根賢)のポエトリーに加え、BURSTカバーガールでセルフポートレートのフォトグラファーのTSOUSIE、タトゥー&バイクの日常を独自のアングルで活写するMotoyanNFK)が初参加。
さらに美術家でネイルアーティストとしても活動する宮川ひかる(ジュワイユーポノポノ)、身体改造ジャーナリストのケロッピー前田はキュレーションも担当する。

あがき続けることが人生だろう
BURSTはいまも燃えている
あなたは燃えているか?
(ケロッピー前田)

 

 

[処女詩集販売中]

『火舌(かぜつ)詩集 Ⅰ ハードボイルド・ムーン』

著者:曽根 賢(PISSKEN

ドローイング:佐藤ブライアン勝彦

 

判型A5/平綴じ/96ページ

部数:300

税込み価格1320

 

さて、販売方法だが、以下の2つの書店で、通信販売、また店頭発売します。

2書店のサイトを検索してもらって注文してください。

ネット注文できない私のようなひとは、誰かに頼んで注文しましょう。

 

詩集には私のサインが入っています。

 

「タコシェ」

http://tacoche.comには、遊離型テストステロン11.8れば要注意(ボーダーライン)8.5pg/ml以下の場合は明らかに(シングル小説もセカンド&サードも注文できます)

 

「模索舎」

http://www.mosakusha.com/

 

「阿佐ヶ谷ネオ書房」

書店販売のみ

 

尚、くどいようだが、この処女詩集は、あくまで『火舌詩集』のⅠであって、今後あと2冊を発行します。

3冊合わせて『火舌詩集』となるので、ぜひコンプリートしましょう。

「火舌」とは中国語で、火事の際、窓から吹き出し、壁を舐める炎をいう。

 

[サード&セカンド・シングル通販中]

A面「PISSINTOMY HEROES
B面「七曲荘二〇三号室」

 

セカンドシングルのジャケット。被写体は細菌学者の志賀潔。撮影は土門拳。

 

アドレス:budroll.shelvis.sy3@gmail.com

――以上へ以下のことをメールしてから、お金を振り込んでください。

郵便番号と住所
名前(口座のカタカナ読み振りも)
電話番号
サード、セカンドのどれを希望するか

(ファーストは売り切れ)

●1,600円(発送代込み)
振込先――ゆうちょ銀行

BUDROLL(バドロール)
普通口座:店番908
口座番号:5133817

 

 

『キャンプ日和』(河出書房新社)

キャンプ小説&エッセイのアンソロジー。トリに曽根 賢の短編「二つの心臓を持つ川の縁で」が掲載されています。

 

 

『点線面』5号(ポンプラボ)

曽根 賢の特集と、論評風の新作エッセイが載ってます。詳しいことはネットで検索してください。

 


P.S.

以下の作品を買ってくれる方、また、仕事をくれる方、メール下さい。
「詩作品」(手書きした原稿用紙――1万円)
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●pissken420@gmail.com